最前線を行く

~パートナーシップでひらく未来~
企業の経営者の皆さまを、さまざまな形でサポートし続けてきたオリックス。M&A、事業承継、脱炭素、従業員エンゲージメント向上など注目の経営課題に対するご提案事例をご紹介します。
社会情勢の移り変わりやデジタル技術の発達など、さまざまな要因により経営環境の変化が激しい昨今。持続的に会社を成長させていくために、既存の事業にとどまらず、異なる事業分野に挑戦する企業も少なくない。
創業46年の株式会社レックス(以下、レックス)は、兵庫県西宮市を拠点に測定器や測量機、検査機器など、主に建設工事で使われる計測機器のレンタル事業を展開している。他社にさきがけ、商品のセレクトから見積もり、注文までをオンラインで完結するレンタ…
1949年に兵庫県姫路市で創業した西部電気建設株式会社(以下、西部電気建設)は、電気工事の施工管理を専門とする企業。2024年6月で創業75周年を迎えた同社は、ゼネコンとの直接取引により、これまで工場、商業施設、病院、学校、集合住宅など、さまざまな新…
生活者の健康・美容志向の高まりからニーズが拡大している、ホワイトニングや歯列矯正などの自由診療。そのけん引役を担っているのが、2003年創業のホワイトエッセンス株式会社(以下、ホワイトエッセンス)だ。
2026年度末までの紙の約束手形・小切手の利用廃止、全面的な電子化に向け、企業は早期の対応を迫られている。主にマンションの設計から施工までを一手に手掛ける株式会社中村工業(以下、中村工業)は、1952年の創業以来、「至誠と創造」を社是として、中部…
1949年創業の株式会社HEXEL Works(以下、HEXEL Works)は、創業以来、総合電気設備工事を手掛け、収益性確保が難しく同業大手が敬遠しがちな集合住宅や米軍関連施設向けの工事において業界トップシェアを確立している。900人近くの従業員を抱え、独自の技術…
少子高齢化・労働人口の低下による経済・産業活動の縮小は、現代の日本が抱える大きな課題である。そのようななか、日本経済の持続的な成長を実現するカギとして注目されるのが、「地域企業の成長」だ。
トンプソントーワは2019年に株主がオリックスになり、オリックスとともに組織体制の再構築および強化を実施。そして2021年にさらなる事業成長を目指し、ゴルフコースの総合管理を行うグリーンシステム株式会社(以下、グリーンシステム)のグループに入った…
国内の建設業界では今、人口減少による人手不足だけでなく、従事者の高齢化による熟練技能者の減少に加え、2024年問題(※1)やインフラの老朽化など課題が山積している。 これらの解決のため、政府は働き方改革をはじめ、Society 5.0やi-Constructionといっ…
近年、国内のM&A件数が増加傾向にある。その要因は、コロナ禍からの経済回復、産業構造の変化、低金利環境…などの外的要因もさまざま挙げられるが、最大の理由は、経営者のマインドの転換だ。企業の合併・買収につきまとっていた「身売り」「マネーゲーム」…
いまや企業活動において、地球環境への配慮・サステナビリティ重視の観点は欠かせない。特にTCFD(※1)に基づいた情報開示の重要性は世界的に高まり、サプライチェーン全体のCO2排出量の算定と開示は、大企業だけでなく中小企業にとっても大きな課題となって…
人々の健やかな暮らしを支え、心にも働きかける化粧品。肌に毎日触れるものだからこそ、安心して使え、かつ効果を感じられる高品質な商品を求める声は多い。そんな化粧品市場において、創業以来「高品質・適正価格」に徹底してこだわり続ける企業がある。202…
社会インフラとして、人々の生活を支える物流。コロナ禍のEC需要拡大に伴う業界全体の需要の高まり、また昨今の物流ニーズの多様化やITの高度化などを背景に、物流の仕組みはこれまで以上に複雑かつ高度化している。従来の物流機能や倉庫機能で培ったノウハ…
中小企業庁の調査によれば、経営者の年齢は「60歳~74歳」と分散しているものの、高齢化が進んでおり(※1)、健康寿命(健康上の問題がなく、自身で自立して日常生活を送れる期間)に差し迫っているという。企業の休廃業、解散件数増加の背景には経営者の高…
あらゆる業界において脱炭素化への期待が高まっているなか、ひときわ先駆的に環境対策に取り組み、2050年カーボンニュートラル実現に向けて歩みを進める企業がある。オフィス家具、ストア什器などで知られる株式会社オカムラ(以下、オカムラ)だ。
2020年以降、社会の変化が加速し、ビジネス領域でのDXの重要性が叫ばれ、多くの企業が現在進行系で取り組みを進めている。そうした変革を支えるのが情報通信技術(ICT)だが、中でも高速かつ大容量の通信を可能にし、かつ低遅延を実現する通信規格の「5G」は…
社会の各所でデジタル化、DXの必要性が語られ、多くの企業や組織が取り組みを進めている。働き方改革からサプライチェーンマネジメント、組織横断での情報交換、公的手続きの簡略化など、企業や行政、教育、医療機関まで、さまざまな分野で変革が進んでいる。
広大な敷地に広がる、太陽光発電システム。実はここは物流施設の屋上だ。 気候変動への対策が世界的に求められる今、多くの企業が「脱炭素化」に向けて舵を切っている。その大きなカギとなりつつあるのが、「サプライチェーン(供給網)全体の脱炭素化」だ。自…
空港は、私たちの生活を支えるインフラの一つ。その運営には、安全性の確保、高い利便性はもちろん、環境への配慮など、さまざまな要素が求められる。また、人々が「利用したい」と思えるような魅力も必要だ。こうした多くの要件を満たすため、近年その運営…
1953年創業の株式会社杉孝(SUGIKO)にも乗り出し、仮設機材のWebオンライン受注システム導入やBIM(Building Information Modeling)を活用した図面のデジタル化、建造物をVRで再現し現場の安全対策や業務効率化に応用するなど、先進的な技術も次々に導入し…
「やってみたい仕事に向かって少しずつ前進する」という考え方は、理想的なキャリアの築き方の一つだ。しかし、すべての人が明確な目標や夢を持ち合わせているわけではない。置かれた環境に合わせて努力することでスキルが磨かれ成長し、「自然と道が開けて…
多くの中小企業が後継者不足に悩み、「事業承継」を課題として上げている。事業承継を目的としたM&Aが増える一方、第三者へ承継することで、社名、社員や取引先との関係、理念など、これまで築き上げてきがものが変わってしまうのではないかという懸念を示す…
私たちの生活を支える、さまざまな製品やテクノロジー。その普及や機能強化には、素材の進化が欠かせない。例えば、モビリティの軽量化・低燃費化を実現するポリマー、スマートフォンのディスプレイなどに活用される有機ELなど、さらなる進化が期待される素…
東北三大祭りの一つ「青森ねぶた祭」。2022年8月、待ちに待った3年ぶりの開催に人々は沸いた。「ねぶたは市民にとって魂そのもの」――地域の心の支えであるこの祭りは、多くの人や企業、団体の尽力があって今日に続いている。
日々先進的な技術が生まれているが、研究開発と事業化には大きな壁がある。事業として成立させるためには、現場の課題を把握し、だれもが使いやすいものであることが求められる。そのためにはユーザーのリアルな声を集め、製品・サービスに反映させていく、…
近年、国内M&Aの件数は増加傾向にある。「後継者不足などによる事業承継」、「事業の選択と集中」など、さまざまな事情を抱える企業にとって、M&Aは有効な経営判断として認識されてきた。一方、シナジーを最大化できる売り手と買い手とのマッチングや、最…
地球温暖化、気候変動問題の解決に向け、化石燃料から再生可能エネルギー(以下、再エネ)への移行が世界的に加速している。業種・企業規模を問わずに企業に対する脱炭素化への期待が高まるなか、先進的な対策を推進する企業は、どのような方針のもと取り組…
多くの企業が、DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する人材を獲得・育成し、業務改革にとどまらず、新たな価値の創出に結びつけようとしている。一方、せっかくの人材を得ても、従来の企業文化や積み上げられた技術資産などが妨げとなり、変革が…
私たちの生活を支える社会インフラとして、欠かせない存在である物流。EC市場の成長により宅配便のニーズが高まる一方、慢性的な人手不足への対応、脱炭素、省スペース化など、業界の課題は近年、高度・複雑化を増しており、それらの解決に頭を悩ます企業も…
今や企業が社会課題に対して主体的に取り組むことは、自然な流れとなっています。 真の意味でのサステナビリティ(持続可能な社会)にいかに貢献できるかが、企業に期待される価値であり、その傾向は年を追うごとに強まりつつあるのではないでしょうか。
地球環境にまつわるごみ問題。日本全国にあるごみ処理施設はごみを燃焼させる焼却処理が主流ですが、世界的に高まるサステナビリティへの関心から、可燃ごみをエネルギーとして再利用するという、新しい潮流が生まれています。バイオマスによる再生可能エネ…
変化が大きく先行き不透明な現代は、VUCA時代(「Volatility(変動性)」「Uncertainty(不確実性)」「Complexity(複雑性)」「Ambiguity(曖昧性)」の頭文字)とも言われています。しかし、歴史を紐解けば、過去から「変化の時代」「新たな挑戦が必要」…
「VUCA(変動性・不確実性・複雑性・曖昧性)」と呼ばれる予測不可能で変化が激しい現代。企業は、変化に柔軟に対応しながら、長期的な視野を持って複雑化した社会課題を解決し、持続的に価値を創造し続けることが求められている。 では、そのような組織とな…
世界を変える革新的な技術の創出――それは大企業の特権ではない。企業規模によらず、こと日本においては中小企業やスタートアップ企業がその役割を担うケースも多く存在する。 技術とは、存在するだけでは世界を変えることはできない。社会が抱える課題と結び…
世界を変える革新的な技術の創出--それは大企業の特権ではない。企業規模によらず、こと日本においては中小企業やスタートアップ企業がその役割を担うケースも多く存在する。 技術とは、存在だけでは世界を変えることはできない。社会が抱える課題と結びつ…
世界を変える革新的な技術の創出--それは大企業の特権ではない。企業規模によらず、こと日本においては中小企業やスタートアップ企業がその役割を担うケースも多く存在する。 技術とは、存在だけでは世界を変えることはできない。社会が抱える課題と結びつ…
近年の情報技術の発達の中で、AIやIoTといったテクノロジーも本格的な発展を見せており、今、世の中はこれまでにないスピードで変化を続けている。環境変化のスピードの上昇に合わせて、 “事業の寿命”も短縮されていく中で、新規事業を生み出していくことは…
メディアなどで毎日のように目や耳にする「5G」。ワードとしてはすっかり浸透しており、既に「5Gの携帯通信サービスを利用している」という人もいるだろう。高速・大容量の通信によって動画視聴を快適にするなどのメリットがうたわれている。しかし、5Gが持…
工作機械メーカーのDMG森精機株式会社は2020年4月から、東京グローバルヘッドクォータの電力を、「カーボンフリー(CO2排出量ゼロ)」の電力に切り替えた。グローバルに展開する業界最大手が環境への取り組みを強化する背景には、どのような事情があるのだろう…
働き方や働く環境が大きく変化する中で、個人も組織も、仕事やコミュニケーションを円滑にするための方法を模索している。 MASHING UPカンファレンスのセッション「わたしのトリセツ – キャリア編 新しい時代のキャリアづくりを発見」では、登壇者が、横軸に年…
SDGs(※1)に代表されるように、持続可能な社会の実現は、今や地球規模で早急に取り組まなければならない課題です。その流れに呼応するように、太陽光、地熱、風力、バイオマスなどの再生可能エネルギーによる発電事業はますます注目を集めています。 オリッ…
「数十年に一度の…」と表現されるような大雨などの自然災害が、近年、毎年のように日本各地を襲うようになっている。また2020年には新型コロナウイルスの感染拡大が世界中で深刻化するなど、さまざまな「不測の事態」に直面することが、当たり前の世の中にな…
超高齢社会である日本。「人生100年時代」とも言われ平均寿命が延びるなか、いかに長く健康を維持し、自立した生活を送るかということが、生活者一人一人の大きな課題となっている。「平均寿命」と「健康寿命」のギャップをなくすには、従来のような“病後に…
データをもとに短時間で立体物をつくり出す3Dプリンタによって、ものづくりの世界や私たちの暮らしはどのように変わっていくのでしょうか。オリックス・レンテックのお取引先で、3Dプリンタメーカーの株式会社ストラタシス・ジャパンさまにお話を伺いました…
ロボット、3Dプリンタ、ドローンの登場で、企業のビジネスや私たちの暮らしの可能性はますます広がっています。一方で、誰もがいきなり最新の機器を使いこなせるわけではなく、導入を悩んでいる企業が多いことも実情です。オリックス・レンテックは、レンタ…
少子高齢化の影響で多くの業界が人手不足に直面している。人材の確保が困難な時代においては、企業は働き手に選ばれる存在とならなくてはならない。そのための方策の一つとして注目を集めているのが同一労働同一賃金や、パート・契約社員も加入できる企業年…
「在宅勤務制度」や「ロボットによる業務自動化(RPA)の導入」などにより、社員の働き方が大きく変わったことで注目されるオリックス・ビジネスセンター沖縄(以下、OBCO)。同社はオリックスグループのシェアードサービス企業であり、法人向け金融サービスの与…
牛乳、そしてチーズ、バター、ヨーグルトなどに代表される乳製品は、いまや日本の食に欠かせない存在だ。政府は年間750万~760万トンの生乳生産量目標を掲げ、生産量の向上を図っている。しかしながら、全国的に酪農家の戸数が減少しているのが現状だ。生き…
インターネット通販の需要が高まり、今や、私たちの生活にとって欠くことのできない「物流」。ますますニーズが高まる物流を支えるため、これまでの常識にとらわれない施設が求められているのだそう。ここ、埼玉県北葛飾郡松伏町にある「松伏ロジスティクス…
物流への需要が、急速な拡大を見せている。ネットショッピングが生活に欠かせないものとなり、「欲しいものを欲しいときに買う」スタイルの浸透によって、物流も高頻度に利用されるようになった。また単身世帯や共働き世帯の増加に伴って時間指定便などのニ…