多様性が根づく職場における働き方とは。持続的な企業成長の原動力を探る

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[Publisher] ORIX Group

「VUCA(変動性・不確実性・複雑性・曖昧性)」と呼ばれる予測不可能で変化が激しい現代。企業は、変化に柔軟に対応しながら、長期的な視野を持って複雑化した社会課題を解決し、持続的に価値を創造し続けることが求められている。

では、そのような組織となるために、必要なことは何か。その答えの一つとなりうるのが、「多様性」だ。さまざまな価値観や知見が出会うことによって、相手を理解する視点や新たな発想が生まれ、価値の創出につながる。

多様性とは、個人の国籍・年齢・性別など、目に見えやすいものだけではない。個々人が、さまざまなライフステージや分野で経験を重ね、柔軟な考え方や独自の知見を得ることで醸成される、内面の多様性もある。

この多様性を一貫して大切にしてきたオリックスでは、多様な人材が活躍している。
オリックスはリースが祖業だが、さらなる成長を目指し事業拡大を図る中で、経験や専門性などバックグラウンドが異なる個々人が集まった。その多様な「知」が融合し、新しい価値を生み出すことで事業分野が拡大していった。
知の融合が図りやすくなるよう、「Keep Mixed」というスローガンを掲げ、ライフステージに応じた働き方を支援する制度や、自らが主体的にキャリアを築くことを支援する研修、社員の意識改革を促す取り組みも行っている。個々人が生き生きと働ける環境をつくり、「多様性が当たり前」という文化を培ってきたのだ。

では、オリックスで社員はどのようなキャリアを築き、どのような活躍をしているのだろうか。2名に話を聞いた。

出産・育休を経て、チームリーダーへ。子育ての経験をマネジメントに生かす

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オリックス株式会社 神戸支店第二チーム長 岡本 知英子は、結婚後、新卒で入社し営業としてキャリアを積んだ後、出産、育児休暇を経て職場に復帰。現在は法人営業部門のチーム長として自らのチームを率いる。自身が経験してきたさまざまなライフステージでの学びが、仕事にも多いに役立っていると話す。

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岡本の経歴を辿ると、入社前に結婚し、入社後、大阪本社の商業施設向けの建物リースを手がける部署に営業職として配属される。その後、その部署が東京にもできることになり、東京へ転勤することとなった。単身赴任を選び、営業職として活躍。そんな折に妊娠していることがわかった。
「東京の単身赴任は半年ほど経験し、地元に戻って出産、そして2年間の育児休暇を取得しました」(岡本)

職場復帰後は、姫路支店に在籍し、地元企業にグループ商材を生かしたソリューション提案を行う法人営業を担当。産休・育休前と全く業務内容が変わったため、初めての育児をしながらの初めての業務に、当時は苦労したという。

「ただ、周りのサポートも受けながら、仕事を進めていく中で感じたのは、仕事の基本は『コミュニケーション』だということです。どのような環境に置かれてもコミュニケーションができれば第一関門はクリア。あとは業務知識をつけていけばいいのです」(岡本)

岡本が考える、仕事の基本となる「コミュニケーション」力は、仕事においてだけではなく、ライフステージが変化する中で大きく培われた。

「育児経験は仕事に生きますね。子どもを相手にしていると、忍耐力がつくというのもありますが(笑)、特に赤ちゃんは言葉がわかりませんから、様子を観察する必要があります。お客さまと対面していても『これは本心からおっしゃっているのだろうか?』など、細かなところを意識するようになりました。相手の背景をくみ取ってコミュニケーションすることは、仕事をする上でどんな場面においても大切なことだと思います」(岡本)

こうして営業のキャリアを重ね、現職の神戸支店へ転勤の際には、チームを任されるまでになった。チームを束ねる立場となって、「相手の背景を考える」ことをさらに意識するようになったという。
「部下とは、一人一人ときちんと向き合うことを心がけています。4人のチームメンバーは、子どもがいる男性、女性、独身の若手など、性別も年齢もライフステージもさまざまです。世代や立場が違えば、発言に対する受け止め方も異なります。部下の話を最後まで聞き、気になった点は相手を否定するのではなく、相手の背景を考えながらしっかりと言葉にして説明するようにしています」(岡本)

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チームメンバーの相談にのるときも、仕事面だけでなく、出産・育児や、それに伴うキャリアへの影響など、経験してきた身だからこそ説得力を持って伝えられることも多い。

岡本はオリックスの会社説明会で活躍する女性社員に憧れて入社を決めたという。
「その先輩は今も活躍されています。私は足元にも及びませんが、今は、この働き方が楽しく、やりがいを感じています。チームが前に進むために自分ができることを引き続き頑張りたいですね。ただ将来、子どもが手を離れたら、当社にはキャリアを積める分野がたくさんあるので、他の分野にチャレンジをするのもいいな、とも考えています」(岡本)

次のステージでやりたいことを、少しずつ温めている最中だと言う。

個人営業から法人営業、そして地熱発電事業。分野を超えて磨かれる課題解決力

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オリックス株式会社 環境エネルギー本部 事業開発部地熱チーム 辻野 彰宏は、大手証券会社から、オリックスに中途入社。入社後法人営業のキャリアを積んでいたが、現在は自ら志望して環境エネルギー本部で地熱発電事業に取り組むという、ユニークなキャリアを持つ。

「新卒で証券会社に入社し、数年間、営業職を経験したのですが、『もっと幅広いソリューションを提供できる営業がしたい』と考えるようになり、転職活動時にオリックスの持つソリューションの幅広さを知り、魅力を感じて入社しました」(辻野)

最初に赴任したのは富山支店。「設備を調達したい」「有休地を活用したい」など、法人顧客からの相談に対して、さまざまなソリューションを提案した。前職では、主に経営者層の対応をしていたこともあり、コミュニケーションの取り方など、培ってきた営業スキルを生かすことができた。

「オリックスに入社して感じたのは、オリックスには『少しのきっかけを新たな提案につなげる』マインドを持つ人が非常に多いということです。自社商品を売りこむのではなく、お客さまの潜在的なニーズをくみ取り、最適な商品・サービスを提案し、お客さまの商品やサービスを全国に展開するお手伝いをすることもあります。前職の私の営業スタイルは主に『自社商品の良さ』を提案するというものでしたが、『お客さまが困っていることをヒアリングし、幅広いソリューションを組みあわせて提案していく』という営業スタイルは私にとって大きな変化でした」(辻野)

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そうして実績を重ねる中で、再生可能エネルギー関連の仕事に興味を持つようになった。提案するソリューションの一つに太陽光発電に関するサービスがあったためだ。再生可能エネルギーに対する社会のニーズが高まってきていたこともあり、もっと深く関わりたいと考え、「社内インターンシップ制度」を利用し、再生可能エネルギーの発電所開発を行う、現在在籍する部署へインターンシップした。働いている部署以外の業務に興味・関心を持つ社員が、5営業日の間、希望する部署で業務に従事できるという制度だ。

「この経験により、ソリューションとして顧客に提案するだけではなく、自分たちが事業者として一から再生可能エネルギーによる発電所を開発していく仕事に、さらなる魅力を感じました」(辻野)

その後も思いは募り、「キャリアチャレンジ制度」を活用した。社員が異動を希望する部門と直接面談し、双方の合意が成立すれば異動が実現する制度だ。転職から2年半を経て、法人営業から再生可能エネルギー事業の推進へと、大きなキャリアチェンジを果たした。

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現在所属する環境エネルギー本部では、地熱発電の推進を担当している。地権者や地元の方、自治体などと合意形成を図りながら、地熱発電所の建設や運営を進めていく。地熱発電に関する技術的な知識はもちろん、法律や不動産の知識、関係者との調整力など、さまざまなスキルが必要だ。

チームは、9名。地熱チーム立ち上げ時からのメンバー、他社で地熱開発に従事してきたスペシャリスト、そして辻野と同様、不動産営業や広報ほか、さまざまなチームから異動してきた者など、多様なメンバーで構成されている。

「技術の専門的なところなど、周囲に助けられることは多いです。いろんなバックグラウンドを持っている人が集まっているので、知らないことは他の人に教えてもらいながら解決に進めます。『誰が何を知っているか』をメンバーそれぞれがすごく理解していますね」(辻野)

事業規模の大きさにプレッシャーはあるが、自身が志望した社会的意義の大きな仕事にやりがいを感じていると、辻野は話す。

「地熱発電に関する知識、経験はゼロでしたが、これまでのキャリアの中で培ったものが今の仕事にも生きていると感じます。地熱発電事業は地元の方の不安を解消することがスタート地点。これまで営業として多くのお客さまと接してきた経験を生かし、事業の推進に貢献していきたいです」(辻野)


多様なライフステージ、キャリアを主体的に選びながら働くオリックス の社員たち。「Keep Mixed」が培う多様な価値観・専門性が、さまざまな融合を果たし、新たな価値を創造し続ける。


持続的な成長を支えるオリックスの人材戦略「Keep Mixed」

オリックスは、多様な人材を受け入れることで多様な価値観や専門性による「知の融合」を図り、新たな価値を生み出す「Keep Mixed」という考えのもと、社員それぞれの能力、専門性を最大限に生かせる職場づくりを目指しています。

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