サプライチェーンマネジメント
サプライチェーンマネジメントに対する考え方
オリックスに物品やサービスをご提供いただくサプライヤーの皆さまは、当社の事業継続に不可欠な存在です。また当社は、自社の影響力を適切に発揮して持続可能なサプライチェーンを築くことが、当社の社会的責任であると認識しています。「行動指針[946KB]」にて、ステークホルダーと公正・公平な取引を行うことを定めるとともに、「オリックスグループ人権ポリシー[529KB]」および「環境方針」の適用範囲に、サプライヤーの皆さまを含めています。当社は、サプライヤーの皆さまとともに、サービスの品質向上を継続するとともに、環境負荷低減や人権尊重などのサステナビリティに関する取り組みを推進することで、今後もステークホルダーの皆さまから選んでいただける存在となることを目指しています。
オリックスが手がける自動車事業、ICT関連機器事業、不動産事業では、業務の特性上、サプライヤーの皆さまが事業活動において人権へ負の影響を与えるリスク(例:労働災害)や、自然環境に負荷を与えるリスク(例:環境汚染)が高まる可能性があります。当社は持続可能なサプライチェーンの構築のために、自社とサプライヤーの皆さまの事業活動において、一貫して労働上の安全衛生や自然環境の保護に関する法令を遵守していきます。
自動車事業、ICT関連機器事業、不動産事業におけるサプライチェーンマネジメント
各事業部門のサプライヤーに対して、主なサステナビリティ課題への取り組み状況の把握と評価、課題に対する改善の要請、そのための支援(エンゲージメント活動)を行っていきます。
事業部門 | サプライヤー |
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自動車事業 |
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ICT関連事業 |
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不動産事業 |
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主なサステナビリティ課題
- 社員の人権尊重、適切な労働条件の確保
- 社員の労働上の安全・衛生の確保
- 事業における環境汚染の回避、自然環境への配慮
- 提供する商品・サービスの安全性、品質向上
- 情報セキュリティの確保
- BCP(事業継続計画)の策定
サプライチェーンマネジメントの取り組み
- グループ共通の外部委託先選定・管理規則に基づき、外部委託先の選定時や委託契約更新時には、法令遵守状況や倫理面の懸念情報の確認を審査プロセスに含めています。
- 当社の事業継続に不可欠なサプライヤーが多い事業部門を中心に、リスクの特定や現状把握のための分析を開始しています。
- ICT関連機器のレンタルを行うオリックス・レンテックでは、主要なサプライヤーを対象とした独自のアンケート調査を2023年に初めて実施し、法令遵守やサステナビリティへの取り組み状況の把握を行いました。今後も定期的な調査を継続し、課題の特定・改善を進めます。
- オリックス株式会社とオリックス生命保険では、「マルチステークホルダー方針」と「パートナーシップ構築宣言」の策定・公開を行いました。それぞれの内容について詳しくは下記をご覧ください。
マルチステークホルダー方針 オリックス[280KB] / オリックス生命保険
パートナーシップ構築宣言 オリックス[407KB] / オリックス生命保険[331KB]