ORIX USA

事業概要

米州における金融、投資、アセットマネジメント

取り組む社会課題

  • #気候変動/再エネ発電の普及・推進
  • #ESGを考慮した投資・融資

サステナビリティへの取り組み方針

社会に貢献し、持続可能な成長を生み出し、リスクを管理し、そしてステークホルダーの信頼と尊敬を維持するためには、ESGに基づく投資判断が不可欠であると考えています。

  • ESGスコアの評価・モニタリングおよび年次レビューを行います。
  • ESGスコアカードを改善し、ESGデューデリジェンスとエンゲージメントにより資するものとします。
  • TCFD提言に基づく情報開示に関連する指標とエクスポージャーを特定し、これをリスク管理の対象としてモニタリングします。
  • ORIX USAは独自のESG スコアカードを使用して、自己保有を前提とした全資産にESG スコアを付与しています。ESG スコアカードは米国サステナビリティ会計基準審議会(Sustainability Accounting Standards Board, SASB)のフレームワークを取り入れており、また、業種セクターに応じてリスクウェートを調整しています。

事業活動と社会課題

目次
  1. 中低所得者向け住宅(Affordable Housing)への取り組みおよび貸付
    • #ESGを考慮した投資・融資
  2. 代替エネルギー
    • #気候変動/再エネ発電の普及・推進

中低所得者向け住宅(Affordable Housing)への取り組みおよび貸付

  • #ESGを考慮した投資・融資

Boston Financial

Boston Financialは、この4年間において米国最大のLIHTCシンジケーターで、55年の業歴があります。2024年3月現在、総額約161億ドルを複数のファンドで運用し、米国でおよそ1,000物件15万9千戸の住宅に投資しています。Boston Financialは、投資家、開発業者とともに、全米50州で中低所得者向けの住宅開発に取り組みおよそ9万3千人に住まいを提供しています。2024年3月期には、LIHTCとエクイティで10億ドル以上を調達し、2つの新しいマルチインベスターファンドをクローズしました。これにより、5,000戸以上の中低所得者向け住宅の建設または維持・保全が行われました。

  • LIHTC(Low Income Housing Tax Credit)は、1986年に米国連邦政府によって制定された低所得者用住宅の供給促進を目的とした税額控除プログラム。

Lument

Lumentは、米国で大手の商業用不動産ファイナンス会社です。中低所得者向け集合住宅ではトップレンダーであり、連邦住宅抵当公庫(Fannie Mae)、連邦住宅抵当貸付公社(Freddie Mac)、住宅都市開発省(HUD)、連邦住宅局(FHA)のローンプログラムで実績があります。また、2012年の連邦議会による住宅都市開発省のプログラム承認以降、Rental Assistance Demonstrationプログラムでの取り組みではリーダーとなっています。Lumentは、デットおよびエクイティファイナンスにおける専門性と開発サービスを通じて米国の住宅当局をサポートしています。

代替エネルギー

  • #気候変動/再エネ発電の普及・推進

OCUは、アイオワ州とサウスダコタ州で嫌気性消化プロジェクト3件に投資しており、これらのプロジェクトでは、年間1億9,400万ガロンを超える酪農堆肥を再生可能天然ガス(RNG)に換えることが可能になります。この3件のプロジェクトでは、温室効果ガスの排出を削減しながら使用可能なRNGを生産し、毎年691,000MMBtuのメタンを大気から除去することが期待されています。この投資は、ウィスコンシン州にある商業バイオリファイナリーであるBC Organics Digestion Facilityへの投資に続くものです。ウィスコンシン州の施設では、複数の地元酪農生産者にサービスを提供し、毎年650,000MMBtuのメタンを除去することが期待されています。

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