アジア・豪州

事業概要

アジア・豪州における金融、投資

取り組む社会課題

  • #ESGを考慮した投資・融資
  • #気候変動/GHG排出削減
  • #気候変動/再エネ発電の普及・推進

サステナビリティへの取り組み方針

  • マレーシア、インドネシア、オーストラリアの3現地法人では、環境負荷の高い業種に対する与信残高を縮小し、2030年までに2020年比で50%削減します。
  • 中華圏で行っているプライベートエクイティ投資では、既存投資先のESG推進をサポートしていきます。

事業活動と社会課題

目次
  1. 環境負荷の高い与信残高の縮小
    • #ESGを考慮した投資・融資
    • #気候変動/GHG排出削減
  2. 社会課題の解決に資するプライベートエクイティ投資
    • #ESGを考慮した投資・融資
    • #気候変動/GHG排出削減
  3. 中国の太陽光発電事業
    • #気候変動/再エネ発電の普及・推進

環境負荷の高い与信残高の縮小

  • #ESGを考慮した投資・融資
  • #気候変動/GHG排出削減

アジア・豪州セグメントでは、環境負荷の高い業種に対する与信残高の縮小を進めていくにあたり、縮小対象業種への該当をどのような基準で判定するか検討しています。
アジアでのお客さまは上場企業が少なく、お客さまにいただく決算書をもとに与信判断を行っています。そのため定量データだけに頼らず定性データも活用して、適切な判断をすることがオリックスにとってもお客さまにとっても必要なことだと考えています。例えば、お客さまの売上に占める縮小対象業種の比率を基準として、そこに政府による認証など第三者の基準も織り込んで、与信残高の選別を図ることなどを検討しています。
まずは、アジア各国の現場の状況や意見を取り込みながら、基準策定を進めています。

社会課題の解決に資するプライベートエクイティ投資

  • #ESGを考慮した投資・融資
  • #気候変動/GHG排出削減

新規の投資においては、「オリックスグループ サステナブル投融資ポリシー」に基づき、環境および社会面での影響を考慮して判断しています。
中華圏(中国、香港、台湾)で行っているプライベートエクイティ投資では、北京能源国際控股有限公司(太陽光発電事業)、中国水務集団有限公司(汚水処理事業ほか)など、社会課題の解決に資する事業を行う企業への投資を行っています。また、当社の事業パートナーである日系企業が有する環境関連技術を中国で展開すべく、現地企業との合弁会社設立を支援(取り組み事例:東レ株式会社・中国水務・オリックスグループによる中国での飲料水処理設備の製造・販売合弁会社設立)するなど、オリックスならではの活動を深めています。
既存投資先企業がESGに取り組むことも企業価値の向上につながることであり、出資者として投資先の成長を支援する立場にあるオリックスとしては積極的に関わっていきたいと考えています。まずは投資先が行っている環境の取り組みについて情報収集を進め、次にCO2排出量データの算定や、排出削減策の策定など、オリックスの知見を提供して具体的に進めていきます。

中国の太陽光発電事業

  • #気候変動/再エネ発電の普及・推進

オリックスは、クリーンエネルギープラットフォームであるBeijing Energy International Holdings Co., Ltd.に資本参加しています。同社は主に、太陽光発電所やその他の再生可能エネルギープロジェクトの開発、投資、運営、管理を中国の21省以上で行っています。2023年12月末現在の総設備容量は約7.8GWで、第14次5ヵ年計画(2021年~2025年)の完了までに15GW以上に拡大予定です。
最大株主であり国営企業であるBeijing Energy Holdingの戦略的支援のもと、同社はクリーンエネルギー事業への取り組みを進めています。太陽光・風力・水力・水素エネルギー、エネルギー貯蔵、統合エネルギー管理といった事業を、中国だけではなく、オーストラリアおよび東南アジアの国々においても手がけていきます。
中国政府は、風力および太陽光発電の総設備容量を2030年までに1,200GW以上とし、2030年までに二酸化炭素排出量をピークアウトさせ、2060年までにカーボンニュートラルを実現することを目指しています。2023年12月末時点で、中国の風力および太陽光発電の総設備容量は1,050GWと世界最大です。政策レベルでの後押しを受けて、中国ではエネルギー構造の変革とグリーンエネルギーの開発が急速に進んでいます。

関連リンク

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