CROSS TALK

未来会議先輩×後輩

高﨑雄介
加藤由佳

キャリアの扉を開き、 キャリアの扉を開き、 それぞれの描く未来へと、動く。 それぞれの描く未来へと、動く。

INTRODUCTION

新人の教育担当として先輩が二人三脚で仕事を教える、OJT制度。
トレーナー、トレーニーはそれぞれどんなことを大切にしながら、関係を築いてきたのか。
仙台支店で法人営業を担当する二人に、お互いの印象や得た学び、これからの目標について聞きました。
高﨑雄介

高﨑雄介

オリックス自動車株式会社
リース営業本部 東北営業部
仙台支店第一チーム

2017年新卒入社。就職活動では、企業説明会や社員座談会で出会った社員の気さくな人柄に引かれ、入社を決めた。入社後は首都圏の既存顧客に対するコンサルティング営業を担当後、2020年4月に現部署に異動。

加藤由佳

加藤由佳

オリックス自動車株式会社
リース営業本部 東北営業部
仙台支店第一チーム

2020年新卒入社。就職活動では、「女性が長く働き続けられ、活躍できる環境があること」を軸に業界を絞らずに企業を見ていた。インターンシップや社員座談会で、多様な価値観を認める社風を感じ、入社を決意。入社後は仙台支店に配属となり、既存顧客に対するコンサルティング営業を担当。

SECTION 01

トレーナー、トレーニーとして
どう関係を構築していったのか。
またお互いの最初の印象や
OJTの中で心掛けていたことを
教えてください。

加藤
配属先の仙台は初めての土地だったことに加え、私たちの入社世代は研修がオンラインへ大きくシフトする流れがあったので、さまざまな変化の中で、不安も大きかったのは正直なところです。社会人としての初出社の日に「わからないことは何でも聞いてね」という高﨑さんの優しい雰囲気に、まずはほっとしました。
高﨑
私もそうでしたが、配属当初は不安ばかりですよね。私がOJTトレーナーとして心掛けていたのは、自分のことをオープンに伝えることです。これは私がお客さまと向き合う時に特に大切にしていることでもあります。まずは自分を知ってもらおうと。
もう一つは、質問や相談には、自分の仕事を中断してでも、しっかり話を聞くことです。首都圏勤務の時にもOJTトレーナーを経験しましたが、当時は余裕がなくて、つい自分の仕事を優先してしまうことがありました。その時の反省を生かし、今は「質問されたら手を止めて、体を向けて話を聞く」ことを徹底しています。
加藤
「わからずに悩むことがあれば、すぐに聞いてほしい」という言葉には、すごく助けられました。社内ポータルサイトやマニュアルを調べればわかることはたくさんあるのですが、新人のときは、どこから見ればいいのかすらわかりません。そこで質問する時には、調べ方や探し方など、自力でできるようになるためのコツやポイントを聞くことを心掛けました。

SECTION 02

OJTを通じて、学び、
生かしたことを教えてください。

高﨑
新人のときは、先輩から言われた内容が理解できなくても「よくわかりません」とは言いにくいものです。だから先輩側が新人をよく見て、本当に伝わっているかを確認することが大事だと思っています。
実際に、加藤さんとコミュニケーションを重ねていく中で、表情や言葉遣いなどから、まだ理解しきれていないことや、つまずきがちなポイントなどがわかるようになりました。「こういう言い方だと、うまく伝わるんだな」などと学ぶことが多く、営業でお客さまに提案する際にもとても役立っています。教えることで私も教えてもらっている感覚です。
加藤
私は、OJT期間中の“初めての提案”が心に残っています。新規のお客さまにメンテナンスサービスの提案をしたのですが、「慣れてきたころだし、やってみよう」と背中を押してもらいました。提案資料の作成から、プレゼンでの話し方、目線まで細かくアドバイスを受け、練習にも何度も付き合っていただきました。今でも、提案をするときは当時のアドバイスを思い出します。
高﨑
自分がうまくいったときの経験をもとに「お客さまに“説明しよう”ではなく、“会話しよう”と思って話す」というアドバイスを伝えると、すごく自然な話し方になったのが印象的でした。成長を感じ、本当にうれしかったですね。
ただ、当然ですが、教える相手が変われば、覚え方や感じ方も変わります。仮に自分の成功体験だとしても、意見の押し付けになっていないかは常に気を付けています。

SECTION 03

これからの目標、オリックス自動車で
実現したいことは何ですか。

加藤
仙台支店にいる間に、今度は自分がOJTトレーナーとして教える側に立ちたいです。
配属当初に不安だったとき、高﨑さんや、年代の近い先輩たちの支えがあったから、仕事を楽しめたと思います。また営業同行では「こんな風にお客さまと話せるようになりたい!」と思う経験がたくさんありました。
仙台支店は営業の半数が女性社員で、自分のキャリアイメージが持てたり、制度を活用しやすい雰囲気もあります。先輩たちに教わったことを手本に、同じように不安を抱えてくる新人にも働きやすい環境を作っていきたいです。
高﨑
地方営業は地域密着型で、お客さまとの距離も近いです。個人向けマイカーリースの提案など、首都圏の大手企業を担当していたときとは異なる営業スタイルを学べます。
また、仙台支店にはオリックスグループの社員も多数勤務しているので、一緒に仕事をするチャンスが多いです。これからはグループの力でお客さまのニーズに応えられるように、さらに自分の知識やスキルを磨いていきたいと思います。そして、地方と首都圏でそれぞれ見てきたことを、後輩に伝えられる存在を目指します。

オリックス自動車のビジネス