CROSS TALK

未来会議部長×部長

中村 健太郎
小川 秀幸

築き上げてきた“信頼”を強みとして、 築き上げてきた“信頼”を強みとして、 変革の時代にさらなる成長へ、動く。 変革の時代にさらなる成長へ、動く。

INTRODUCTION

変化の時代はチャンスの時代でもある。だからこそ現状に満足せず、次の一歩を踏み出したい──。
オリックス自動車が次のステージへと向かうための“強み”と“可能性”について、
2人の部長が語りました。
中村 健太郎

中村 健太郎

オリックス自動車株式会社
レンタカー本部 カーシェアリング部 部長

カーシェアリング部の部長として、カーシェアリングビジネスの伸長を担うとともに、これまで培った企画・マーケティングスキルを生かし、最適なクルマの使い方を軸に、新しい事業モデルの構築を目指している。

小川 秀幸

小川 秀幸

オリックス自動車株式会社
リース営業本部 首都圏営業第二部 部長

入社以来、法人営業や人事のほか、オリックスへ出向してシステム開発プロジェクトに携わるなど、多様な業務を経験。その経験を生かし、多くの部門と連携しながら営業・マネジメントに従事している。

SECTION 01

オリックス自動車を取り巻く
環境の変化について、
どのように受け止めていますか。

小川
オリックス自動車は創業以来、自動車リースをはじめとした「車両の提供」や、車両管理をサポートする「付加価値サービス」など、クルマをつくること以外のあらゆるサービスを提供することによって右肩上がりの成長を続けてきました。この多様なビジネスモデルは非常にユニークで、強さの原動力となっているのは間違いありません。しかしそれに甘えていてはいけないのも事実です。
中村
自動車業界は今100年に一度の変革期といわれています。急激な変化の中で、さまざまな業種の企業が参入し、競争が激化しています。ただこの変化は、オリックス自動車にとって成長のチャンスであると考えています。これまでもオリックス自動車は、さまざまな変化に柔軟に対応することで成長してきました。お客さまのニーズを見極めながら、変化を捉えたサービスを提供していきたいと考えています。
小川
例えば当社では、クルマの所有・使用に関わるリスクの中で、安全運転に関わる法的規制への対応や、保険・労務マネジメントなどをサポートするリスクコンサルティングサービスを提供しています。しかし、自動運転車が普及すると、ドライバーの運転スキルに起因する事故が減少し、また直接車両から位置情報をはじめとした運行データの収集が可能になると予想されるため、このサービスも進化させていく必要があると考えています。将来の自動車業界を予測し、そうした課題を捉えながら、いち早くビジネスを変化させていくことが求められています。
中村
さらに自動運転車の時代になれば、お客さまがわざわざカーシェアリングのステーションまで足を運ばなくても、スマートフォンを操作すればクルマが自動で目の前まで来てくれるようになるかもしれません。それはカーシェアリングのビジネス拡大には大きな追い風となるはずです。変化の中でどのような新しいニーズが生まれ、どこにビジネスチャンスが誕生するか、しっかり見極めていきたいと考えています。

SECTION 02

変化に対応していく上で、
オリックス自動車の強みとは何でしょうか。

小川
業界のパイオニアとして築き上げてきたお客さまとの信頼関係に尽きると思います。オリックス自動車はこれまで、数多くの自動車関連サービスを業界に先駆けて生み出し、提供してきました。そして、さまざまな業種・業態のお客さまと信頼関係を築き、業界トップクラスのサービス提供数を実現しています。これらの実績・ノウハウを生かし、リース・レンタカー・カーシェアリングや付加価値サービスなどの豊富なメニューを複合的に組み合わせ、お客さまのニーズを捉えたサービスを提供しています。
中村
これまで築き上げてきたお客さまとの信頼関係は、私たちにとって何よりも貴重な財産です。お客さまの声に真摯に耳を傾けることで新しいニーズを見つけることができ、次のサービス開発につながっているからです。お客さまとの関係をさらに強固にしていくことで、結果的に、変化を捉えたビジネスの展開につながっていくと考えています。
小川
オリックス自動車のビジネスモデルはユニークだとお話ししましたが、マーケティングのみを専門に行う部門がないことも特徴です。マーケティング機能を誰が担っているかというと、私たち法人営業の担当者です。当社の窓口としてお客さまと向き合うことで、お客さまの事情に精通し、潜在的なニーズをキャッチできる。それをレンタカーやカーシェアリングなどの各部門に連携することで、新たなサービス開発に結びつけていく。そのようなシームレスでスピーディーな連携ができることもオリックス自動車ならではの強みだと思います。
中村
これを可能にしているのが、当社の社員同士のつながりを大切にする“Co-work”と呼ばれるカルチャーだと思います。“Co-work”を通じて自然と部門を越えたコミュニケーションが広がっていく風土も、当社の特長の一つだと言えるでしょう。

SECTION 03

では今後のさらなる成長のために、
どのような人財に期待しますか。

中村
まずはチャレンジする姿勢ですね。変化するニーズに応えていくためには過去と同じことを行うのではなく、新しいことに挑戦しなければなりません。結果的に失敗してしまったとしても、まずは一歩を踏み出せる、そのようなスピリットが大切だと思います。
小川
まったく同感です。また、自分自身を理解する力も大切だと考えています。よくコミュニケーション力が重要だと言われますが、単なる一方通行の情報発信では関係は成立しません。自分の強み・弱みを理解することで、相互理解が進むと思います。そのような双方向のコミュニケーションができる方に特に期待したいですね。
中村
確かにニーズの変化をキャッチするには、お客さまと密にコミュニケーションを取っていかなければなりませんね。特にオンラインでのコミュニケーションが当たり前になりつつある今だからこそ、そうした力はますます重要になっていると感じます。多様なお客さまの多様な声に接することで、さらに私たちの強みを磨いていきたいですね。
小川
お客さまにとっても変化の時代ですから、私たちのサポートには今まで以上に大きな期待が寄せられています。その期待に応えることでお客さまも私たちもさらに成長していきたいと考えています。

オリックス自動車のビジネス