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女性活躍

さまざまなライフイベントと両立しながら、いきいきと働き続ける。
オリックスにはそのような女性社員が数多く在籍しています。
それは、充実した制度に加え、周囲の環境が働く女性を応援しているから。
ここでは、出産・育児を経て復帰した女性社員と若手女性社員の対談をお届けします。

  • 首都圏エリア総合職

    淺野 美哉 Miya Asano

    国内営業統括本部
    OQL東日本営業部 東京第二チーム

    2005年入社 / 政治経済学部経済学科卒

    2016年から1年間産休・育休を取得

  • 全国グローバル型総合職

    吉村 唯 Yui Yoshimura

    オリックス不動産(株)
    投資開発事業本部 物流事業部 事業推進課

    2017年入社 / 経済学部経済学科卒

入社からこれまで

最初に、オリックスへ入社を決めた理由を教えてください。

  • 吉村

    就職活動ではやりたいことを一つに絞ることができず、さまざまな業界を見て回りました。そのような中、オリックスは幅広い事業を展開しており、「色々なことにチャレンジできる」、「やりたいことを見つけられる」、そう思ったことが決め手になりました。また、女性でも全国グローバル型総合職として働くことができる点や、ライフステージに合わせた柔軟な働き方が制度として整備されている点も魅力に感じました。淺野さんはいかがですか。

  • 淺野

    私も、就職活動の時点で「これがやりたい」ということがありませんでした。吉村さんと同様、色々な業界を見て回りましたね。結果的に興味を抱いたのは金融業界だったのですが、オリックスのことはあまり知りませんでした。ただ、銀行のような堅苦しさがないことや事業の幅広さは魅力に映りました。入社してから「やりたいことを見つけられる」、その点も同じですね。

なるほど。では、現在はどのような仕事をされていますか。

  • 淺野

    現在は、OQL営業部に所属しています。OQLとは「ORIX Quick Lease」の頭文字を取ったもので、OA・通信機器などの小口リースを対象に、申込から契約までの期間・手続きを短縮化する取り組みです。いわゆるルート営業という手法で、OA・通信機器販売会社からの引き合いの創出から、その後の審査や事務手続きなど、先方の営業担当者と日々コミュニケーションを図りながら、案件の成約につなげています。

  • 吉村

    OA・通信機器の販売促進として、リース導入の提案を行っていくわけですね。最近だと扱う商材も増えているみたいですね。

  • 山根

    淺野

    そうですね。DX関連商材や測量機器、清掃機器、介護分野の商材など多岐に渡ります。私自身も、取引先の新規開拓やシェアアップに向けた施策の立案、グループ商材の提案など、幅広く活動しています。吉村さんは物流施設に関わっているのですよね。

  • 吉村

    はい。オリックス不動産の物流事業部に所属して、物流施設の開発投資を担当しています。開発予定物件のリーシングや既存物件の管理、あとは、CO2排出量の低減に向けて屋根に太陽光パネルを設置するなど、サステナブルな取り組みも行っています。

  • 淺野

    不動産開発の仕事は、「やりたい仕事」でしたか。

  • 吉村

    勉強を重ねていくうちに、「これだ!」と思いましたね。「社内インターンシップ制度※1」、「キャリアチャレンジ制度※2」を活用して、現在の部署への異動を実現しました。

1社内インターンシップ制度:5営業日の間、希望する部署にて業務に従事することができる制度

2キャリアチャレンジ制度:異動を希望する部門へ自らをアピールし、双方が合意すれば異動が実現する制度

働きやすい職場環境

では本題ですが、働き方、ワークライフバランスについて、感じていることは。

  • 淺野

    出産・育児という点では、先輩方の働き方をずっと間近で見てきましたが、皆さん仕事とプライベートのバランスをうまく取って、復帰後も同じ働き方で、かつ生き生きと働いています。それが、結構普通の光景でしたね。そのため、私自身も元々出産を迎えても、復職したいと考えており、実際に2016年に産前休暇と育児休職を取得して2017年に復職しました。

  • 吉村

    時短勤務や職種転換などを活用して働き続けている方がたくさんいますよね。女性社員の4割以上がワーキングマザーというのは、それだけ、働く環境や制度が整っているからだと思います。淺野さんも、現在は時短勤務になるのですか。

  • 淺野

    そうですね。時短勤務ではありますが、働いているからこそ、プライベートが充実しているという実感がありますね。「働き方」に関する指針は多くの企業で打ち出されていますが、実態が伴っていないケースも少なくありません。その点で言えば、オリックスは積極的に活用されていると思います。吉村さんは仕事とプライベートの両立はいかがですか。

  • 山根

    吉村

    フレックス勤務や有給休暇などは積極的に活用できていて、働きやすさを実感しています。私は、旅行が好きなので、有給休暇を取得しやすいのはとても有難いです。毎年5日間のリフレッシュ休暇と有給休暇を併せて、海外にも行きました。社会人になってこんなに旅行ができるとは思っていませんでした。

キャリア形成、そして目標

「女性のキャリア」という点ではどう感じていますか。

  • 淺野

    課される役割も評価も、男女の垣根は存在しないですね。やる気と実績があれば、キャリア形成は何ら支障がないものだと思います。重要なのは、なりたい自分を描けているかどうか。その解像度が明確になればなるほど、会社からのサポートも手厚くなっていくと思います。吉村さんが活用した「キャリアチャレンジ制度」は、まさにこの例ですね。

  • 吉村

    その通りですね。やりたいことに携わることができたので、次は「なりたい自分」の姿を見つけていきたいです。淺野さんと同様、女性だからということでキャリア形成に支障が出るということはまったくないと思います。私自身、若いうちから男性社員と同様にお客さまや案件を任せてもらえましたし、自身の意見や考えを発信することもできます。チャンスは平等ですね。

では、最後に「なりたい自分」について、お二人の想いを教えてください。

  • 淺野

    私の一番の希望は、モチベーションを高く維持しながら、オリックスで長く働くことです。入社時は、まさかこんなに長く働くとは思っていませんでしたが、今は働き続けたいと思っています。「個」として生きることができますし、やはり仕事が楽しいし、オリックスで一緒に働く仲間が好きなのだと思います。また、せっかく多角的に事業展開をしているユニークな会社にいるので、まったくフィールドの異なる事業を経験して、視野を広げたいとも思っています。

  • 吉村

    私は異動したばかりなので、まずは所属部署での業務をきちんと対応できるようになることが第一ステップだと思っています。土地の仕入れから施設の企画、建築、テナントリーシング、竣工後の管理・売却まで、幅広く知識を身に付けたいと考えています。その上で専門性を高めていきたいですね。もちろん、私も長く働き続けていきたいと思っています。

  • 淺野

    プライベートではどうですか。

  • 吉村

    将来、「かっこいい」と思ってもらえる母親になりたいですね。やっぱり、働いていることは色々な意味で人生の豊かさにつながっていくと思います。

  • 淺野

    その通りですね。オリックスでなら実現できると思いますよ。