Talk Session

社会人としての心構え、営業という仕事の実態、オリックスグループの風土。学生視点では見えないことやわからないこともたくさんあります。未知の環境でもあるはずのオリックス自動車で、入社直後から安心して働き続けている社員にその理由を本音で語ってもらいました。学生の皆さんに近い若手社員だからこそ話せる、入社前や入社直後のリアルな体験談をそのままお届けします。

Member

Theme 01

それぞれの入社動機とこれまで

加藤

就職先を決める上で大事にしていたのは、どれだけ社会に貢献できるかという点でした。この業界に興味を持ったのも、人が移動をやめない限り自動車を通して社会に貢献し続けられると考えたから。その中でもオリックス自動車は、クルマを「つくる」こと以外のすべてがビジネスフィールドであり、その幅広さに引かれました。また、オリックスグループの各社と協力しながら自動車に関すること以外でもさまざまな形でお客さまや社会全体に貢献できることも、入社を決めた最大の理由です。

出倉

私も誰かの役に立つ、貢献できる仕事をしたいと思っていました。ただ、自動車関連の仕事がしたいと思った理由は加藤さんとは少し違っていて、単純に車が好きだったんです。見るのも運転するのも好きなので、仕事でもその好きなことができたら最高だなと。挑戦する人を応援する社風や、お会いした社員の皆さんが温かい人柄だったことも入社を決めた大きな理由の一つです。

山本

お二人は自動車という切り口で当社に興味を持ったとのことですが、私は金融業界を調べている中で当社に出会いました。ただ、金融サービスを提供する企業は他にもたくさんあります。その中から企業を絞る際の軸にしていたのが、人。もちろん、業務内容や提供しているサービスの中身も大事ですが、一番働くモチベーションに関わるのは一緒に働く人だと考えたからです。出倉さんもお話しされていた通り、オリックス自動車の社員は楽しく生き生きと働いているように感じました。

大塚

加藤さんや出倉さんと同じく、誰かに貢献したいという思いが就職活動の出発点です。その上で、大学時代に部活のマネージャーをしていたこともあり、自ら表に立つよりは、最前線で頑張る人を支える形で貢献したいと思っていました。一方で、完全な裏方ではお客さまから感謝の言葉をいただく機会も少なく、やりがいを感じられるか不安でしたが、当社の営業アシスタントは直接お客さまともやり取りができます。そこに強く引かれました。

佐々木

私は、皆さんのように軸を定めて就職活動をしていたわけではありませんでした。なかなか自分のやりたいことを見つけることができなかったのです。興味を持てる商材を絞りきれなかった私にとって、幅広いサービスを提案できる当社はとても魅力的でした。扱えるサービスだけでなく、自動車を使う、すべての人やすべての業界・業種の企業がお客さまになり得るので、お会いできる人の幅も広い。ここなら入社後も働きながら多くの知識や知見を身につけることができ、それらがゆくゆくやりたいことを見つけた際に実現する糧になると感じました。

Theme 02

入社後の印象と周りの雰囲気

山本

入社してまず感じたのは人の良さでした。入社前から説明会や面接で感じてはいたのですが、想像以上に丁寧に向き合ってもらえて心強かったです。わからないことを聞いたときも、毎回手を止めてこちらを向いてしっかりと耳を傾けてくれたり、お昼ご飯も先輩から誘ってくれたり。些細なことのように思うかもしれませんが、こうした細やかな気遣いの積み重ねで働きやすさはかなり変わるのだなと日々体感しています。

出倉

教え方が丁寧なだけでなく、常に見守ってくれているという安心感もありますよね。新人の頃、私の説明が拙いせいでお客さまに誤った内容で伝わってしまい、お叱りを受けたことがありました。どうしようと焦っていたところ、遠くからその様子を見ていた先輩がすぐに駆け付けてフォローしてくれました。先輩や上司が見守ってくれていると思うと、またがんばろうと思えますし、少し背伸びした挑戦もしてみようという気持ちになります。

佐々木

たしかに挑戦しやすい空気はあると思います。出倉さんの言うように周りがフォローしてくれるだけでなく、「一年目なのにここまで任せてくれるのか」と思うほど主体的に仕事に取り組む機会があることにも驚きました。大きな商談であっても、当日話す内容の大枠を自分で決められるだけでなく、その企画書をも自分で作ることができます。一方で、上司がしっかりレビューしてくれるので、安心して挑戦することができます。

加藤

そのおかげで、入社後は不安を感じなくてすみました。私は専門総合職(トラックレンタル)という職種なので、基本的にはトラックに関わりながら仕事をしています。しかし、入社前はトラックに乗ったこともなければ運転したこともない。専門知識も全くなかったので通用するのかと不安に感じることもありました。ただ、先輩がわざわざ一緒にトラックに乗りながら、細い部分の説明やお客さまと接するときの注意点まで親身になって教えてくれたり、会社から専門知識を得るための資格取得のサポートがあったりしたことなどは、本当にありがたかったです。

大塚

人の良さだけでなく、一人一人の挑戦を後押しするキャリア制度や、働きやすさを実現する福利厚生も充実していると思います。これはただ単に制度や福利厚生が整っているということではなく、どの社員も分け隔てなく利用できる環境が整っているということです。上司や役員も含め、周りの社員が積極的に活用しているので、私も入社一年目のときから当たり前のように利用しています。

Theme 03

これまでに感じたやりがい

大塚

営業担当からの依頼に対して、自分なりに考えて対応できた際は、営業担当にもお客さまにも貢献できたかなと達成感を覚えます。営業担当をサポートしていく中で、至急の対応が求められるような突発的で緊急性の高い依頼が発生することもありますが、そうした依頼が来るときほどお客さまと営業担当が困っているとき。周りの力も借りながら無事に対応できたときは「早速の対応で助かりました!」といった感謝の言葉ももらえて、大きなやりがいを感じます。

加藤

感謝の言葉をもらえると嬉しいですよね。私が特に強く記憶に残っているのは、2024年1月の能登半島地震のときのこと。「一刻も早く現地に向かいたいからトラックを手配してくれ」という依頼をお客さまからいただきました。複数台のトラックを急いで準備したところ「本当にありがとう。加藤さんのおかげで現地に向かえる。」という言葉をもらいました。お客さまはもちろん、その先にいる被災された方々の力になりたいという思いで業務に取り組みました。

山本

お客さまのニーズに応えられたときの嬉しさは、私も仕事の大きなやりがいになっています。個人的には、ただ言われたことに応えるだけでなく、お客さま自身も気づいていない課題を発見し解決することが、100%ニーズに応えることだと思っています。お客さまの中では当たり前になってしまっていて不便さを感じていなくても、丁寧にお客さまのお話を聞いて、その中から潜在的な課題を見つけ出し、それを解決できたときは、オリックス自動車としてお客さまに貢献できたと強く感じます。

佐々木

契約を取れたときも嬉しいですが、当社との契約の価値を感じてもらえたときはもっと嬉しいです。以前、リース導入を決めていただいたお客さまが契約後に事故に遭われてしまいました。緊急ダイヤルやその他窓口もお伝えし、一通りのご対応が終わった後に「佐々木さんがいてくれて心強いしすごく助かった。オリックス自動車さんでリースを導入して良かった。」と言ってもらえたときは涙が出そうでした。

出倉

皆さんと同じく、お客さまからの感謝の言葉が一番のやりがいです。一つでも多くの「ありがとう」をもらうために意識していることは、どんなときでもお客さま一人一人を大切にして細部まで説明を尽くすこと。入社したばかりの頃は、繁忙期にお待ちいただくお客さまが増えてくると焦ってしまい、次のお客さまを早く案内することばかりに意識がいってしまっていました。このままではいけないと思い、周りの先輩方からの助言をもとに、それからはどんなときでも目の前のお客さまに真摯に向き合うようにしています。

Theme 04

今後、チャレンジしてみたいこと

出倉

私は専門総合職(レンタカー)という職種ですが、入社してから今まで、ずっとレンタカーの店舗で主に個人のお客さまの対応をしてきました。今後は他の業務も経験して視野を広げたいと思っており、具体的には、法人のお客さま向けの営業を経験してみたいです。個人のお客さまとは異なり、法人のお客さまは契約した後もずっと使っていただくことが大事です。
もちろん、個人のお客さまを担当して培ったスキルを法人のお客さま向けに生かすことができる場面もあると思いますが、それとは別の法人のお客さま向けの営業で必要なスキルや知識を身に付けて、私自身さらにステップアップしていきたいと考えています。

山本

私の場合はまだ入社してから日も浅いので、違う業務の経験よりもまず、今の仕事をさらに高い水準で行える営業担当になりたいです。OJTトレーナーの先輩を見ていると、他愛のない会話でお客さまの満面の笑みを引き出し、お客さまと営業担当という関係性を超えた人と人のつながりを築くことで、お客さまの本音を引き出していると感じました。私もお客さまから一人の人間として信頼される営業担当を目指したいです。

加藤

私も先輩のような営業担当になるのが今の目標です。一番差を感じるのが、お客さまから頼っていただける範囲。私の場合は、どうしても「単なるトラックレンタルの窓口」に留まってしまっていますが、先輩にはトラックレンタルに限らず、リースや部品の故障などさまざまな相談も寄せられています。きっと、普段からトラックレンタルに限らない幅広い提案をしているからこそ、自動車のことならなんでも相談できるという信頼を勝ち得ているのだと思います。私ももっと知識を身につけ、お客さまにあらゆるご提案をできるようになり、少しでも早く先輩に近づきたいです。

大塚

営業アシスタント業務においても、先輩の背中は大きくて本当に頼り甲斐があります。だからこそ、いつまでも頼るのではなく、追いつき追い越せるように頑張りたいです。先輩方は知識量が膨大で、当社の商材・サービスや専門部署についてはもちろんのこと、お客さまごとの特徴や傾向まですべて把握しています。だから、どんな問い合わせにも迅速に最適な対応ができる。私も、お客さまごとに合わせた先回りの対応ができる、そんな営業アシスタントになれたらと思っています。

佐々木

営業担当としての提案力を上げて、一人でも多くのお客さまに選んでもらえる存在になる。それが私の目指す姿です。日々の営業活動の中で、足繁くお客さまのもとに通うことを大切にしながら、さらに深くお客さまの視点に立てるようになりたいと思っています。例えば、実際にやり取りするお客さまは各企業の総務担当の方が多いので、私自身も社内インターンシップ制度を活用して総務業務を経験してみることで、実際にお客さまが日々どう業務に向き合い、何を考えているかなどを今以上に知ってみたいです。

Theme 05

オリックス自動車を目指す皆さんへ

山本

就職活動は人生に一度きりのものなので、ちょっとしたことでも気持ちが浮き沈みしてしまうこともあるかもしれません。実際に私もそのようなときがあったので気持ちはよくわかりますが、納得して就職活動を終えるためには、健やかなメンタルを保つことも大切。思い詰めすぎずに、おいしいご飯を食べたり、友人と話したりなどリフレッシュの時間もうまく取りながら、最後まで諦めずに就職活動をがんばってください!

加藤

各社の採用サイトで企業研究をしたり、説明会に参加したりすることだけが就職活動ではないと思っています。勉強でも部活でもアルバイトでも、目の前にあることに全力で向き合うことで、自分の本当の姿が見えてきます。それは、会社を選ぶときにも、会社に入ってからも役に立つ貴重な経験です。両立は大変なことも多いとは思いますが、あらゆる活動に手を抜かずに向き合いながら過ごしてもらえたらと思います。

大塚

人という面でも、制度や環境という面でも当社は本当に働きやすい会社です。そこを魅力に感じていただけた方は、ぜひ応募してくださると嬉しいです!応募を迷っている方は、説明会やOBOG訪問を通して、一度社員と話してみることをお勧めします。雰囲気が合うかどうかは、実際に話してみて初めてわかる部分もあると思うので、恥ずかしがらずに話しかけてみてください。

佐々木

若手の育成環境がこれほど整っている会社は珍しいのではないかと思います。入社後は1カ月間しっかりと研修を行ってから配属され、配属後もOJTトレーナーが指導をしてくれます。3年目までは年2回、同期研修でのフォローもありますし、日々の業務でもOJTトレーナー以外の先輩たちも見守ってくれます。安心できる環境で、思い切り挑戦したい人にはこれ以上ない環境ですよ。

出倉

先輩方の面倒見がいいことがオリックス自動車の魅力です。私自身、車両に関する知識も全くない中で、本当に基礎的な部分から手取り足取り教えていただいたおかげで今の自分があります。「本当かな?」と思う方はオリックスレンタカーの店舗を覗いてみてください。当社社員の人柄の一端が見えることと思います。そして、当社に魅力を感じてくれたあなたと一緒に働ける日を楽しみにしています。

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