挑戦と支え合いの文化が、
私を育ててくれました。


2002年入社
1999年4月に旅行代理店へ入社。2002年7月にオリックス・オート・リース(当時)に中途入社し、首都圏(日本橋)のリース営業部に配属。その後、人事、広報、購買など多様な業務を経験。2011年10月に育児休暇、2013年3月に復職し購買部へ。2018年11月、品質管理部(現ERM推進室)に異動、2022年10月より現職。
会社を楽しそうに語る姿に、ここで働く喜びを感じた。
振り返ってみると学生の頃から、自分が表に立つより裏方として人を支えることが好きでした。イベントの実行委員では、参加者が楽しんでいる姿を見ることに喜びとやりがいを感じていました。
就職活動ではサービス業や営業職を志望し、新卒で旅行代理店に入社しました。自分の頑張りでお客さまに喜んでいただけることが嬉しく、業務に熱中しました。ただ、社風がどうしても自分に合わず、悩み抜いた末に退職を決断しました。その後は将来の道を見つけられず迷いの中にいた時期もありましたが、ふとしたきっかけからオリックスグループの存在を知りました。聞けば、実際に働いている人が「仕事が楽しくて仕方ない」と言うらしいのです。果たしてそんな会社があるのかと半信半疑でしたが、家族の勧めもあり面接を受けたところ、担当者の話ぶりから会社への強い愛着が伝わってきて驚きました。自分の会社について、これほど楽しそうに語る人に出会ったのは初めてで、「ここなら自分らしく働けるかもしれない」と直感したことを覚えています。

行く先々の部署で、人とのつながりに助けられながら経験を積み重ねた。
2002年に中途入社し、日本橋のリース営業部で自動車リースの営業担当としてキャリアをスタートしました。前職との環境の違いに驚いたのは、女性の営業担当者が多く、助け合いの文化が根付いていたことです。入社直後で右も左も分からない私を、周りの皆さんが温かく支えてくれました。「最初はわからなくて当たり前」という言葉に励まされ、自動車リースの既存契約先の取引拡大などの営業に邁進しました。同世代の仲間にも恵まれ、職場が楽しく、「ここにずっといたい」と思っていた矢先、入社して7カ月目に総務部人事チームに異動になりました。
その時は大変ショックを受けましたが、営業部への恩返しの気持ちで採用活動に力を注ぎました。転職者だからこそわかる会社の魅力を学生に届けたいという想いから、社員との交流会を企画したり、学生に自動車リース業界を知ってもらおうと業界研究会を開催したり。社内の多くの方々の協力を得て、経済誌の「受けて良かった企業ランキング」で上位に入る成果も得られました。
その後、社長室へ異動になり、広報業務に携わることになりました。与えられたメインミッションは、当時まだ認知度の低かった「カーシェアリング」サービスの広報活動です。一見華やかに見られがちな広報ですが、実際は地道な営業活動の連続で、新聞社への売り込みや資料作成など、裏方の役割が中心です。ただ、もともと裏方仕事が好きな性格と、社内外の多くの方々との出会いに助けられ、やりがいや達成感を感じながら取り組みました。

みんなの力になれるかもしれない。その気持ちがモチベーションになった。
広報業務を5年間ほど務めた後に、産休・育休を取得しました。復職にあたって特に希望は出していなかったのですが、社長室時代の上司が企画していた新規事業(海外製大型バッテリーの仕入販売)を購買部という部署で推進するという、予想外のミッションを任されました。未経験の分野でしたが、市場調査や価格設定の検討、営業担当との同行によるお客さま企業のニーズの把握、プレゼンテーションを通じての導入推進など、非常に貴重な経験を積むことができたプロジェクトでした。
オリックス自動車はお客さまとの信頼関係が厚く、「オリックスが保証するなら」と採用いただける場面も多くありました。自分自身もこの分野にのめり込むことで、商談がスムーズに進み、成約時には営業担当が喜んでくれる姿にやりがいを感じました。人事チーム時代に採用を担当した若手営業社員の頑張りを思い浮かべ、「少しでも力になりたい」という気持ちが、日々のモチベーションになりました。
復職当初は、時短勤務制度を活用していましたが、仕事のおもしろさに引き込まれ、半年後にはフルタイム勤務へ移行しました。営業活動から戻ると、スタッフ職の同僚が「お客さま、決まりましたよ!」と笑顔で報告してくれたり、「保育園のお迎え時間、大丈夫ですか?」と気を遣ってくれたりと、温かい職場環境に支えられ、感謝する日々を送りました。

グループ会社も含めて仲間同士で助け合える風土を、次の世代に手渡していきたい。
購買部でのプロジェクトを担当した後は、オリックスのグループ広報部へ出向し、再び広報に携わることになりました。オリックスグループでは、営業活動においてグループ会社間の連携が日常的に行われていますが、広報活動でも同様に、オリックス、オリックス・レンテック、オリックス不動産などの広報担当同士が記者を紹介し合い、それぞれの商材を連携してPRするなど、協力体制を築きながら活動していました。こうしたグループ各社とのつながりは、今でも私の大切な財産です。
当時のメインミッションは、テレマティクスサービスの認知向上でしたが、並行してオリックスグループ全体の「働き方改革PR活動」に携わる機会をいただきました。その活動を通じて、グループが多様性を受け入れながら成長してきた風土や、女性活躍推進の基盤が長年にわたって築かれてきたことを改めて実感しました。
現在は、ERM推進室の室長として、企業リスク管理に取り組んでいます。ERMとは「Enterprise Risk Management(エンタープライズ・リスク・マネジメント)」の略で、企業経営において重大な影響を及ぼすリスクを管理する業務であり、ガバナンスやコンプライアンスの推進にも深く関わります。営業部が進めたい施策を止めなければならない場面もあり、着任当初は葛藤し悩むことも多々ありましたが、今は、この部署の役割が、仲間を守り、会社の未来を支えるものだと信じて、目の前の課題に向き合っています。
挑戦する風土があるといわれるオリックスグループですが、私自身その挑戦を、複数の部署で多くの方々と共に形にしていく過程で、大きな経験を得ることができました。後輩の女性社員から「今後のキャリアをどう考えていますか」と尋ねられたことがありますが、振り返ると、私はただ周囲の期待に応えたい一心で、与えられた役割に全力で取り組んできたように思います。そう思えたのも、困ったときに手を差し伸べてくれる人が多く、関わる人たちに報いたいと思わせてくれる環境があったからです。
年齢や性別、キャリアの長さにかかわらず、素直に意見を交わせる風通しの良さは、転職者としてこの会社に入った私にとって、今も働き続ける理由の一つです。入社当初から感じてきた「助け合いの風土」を、次の世代に手渡していけるよう、これからも自分らしく、誠実に役割を果たしていきたいと考えています。
つくりませんか?
