Project Story 02価値ある中古⾞をマーケット循環させる
ビジネスの構築

お客さまが求める中古車商品を
リーズナブルに提供する小売事業の開始

従来、レンタカーで使⽤した⾞両は⾃社の⼊札会や外部の中古⾞オークションに出品していましたが、整備・清掃が⾏き届いているレンタカー⾞両は、良質で商品価値の⾼い中古⾞としてマーケット内では評価されていました。そこで個⼈のお客さまからもニーズがあると考え、2005年に神奈川県厚⽊市の当社レンタカー店舗で、中古⾞の個⼈向け販売を試験的にスタートしました。

使⽤履歴のわかる「安⼼感」、装備充実の「満足感」、⾃社管理⾞両の直販スタイルによる「リーズナブルな価格感」という特性で、お客さまから⾼く評価いただき、販売台数は順調に伸⻑していきました。お客さまに選んでいただける商品性を確信できたことから、本格的な事業展開を開始すると同時に、状態の良い⾃社管理のリース終了⾞両も販売対象に加え、年式や⾛⾏距離、修復歴等の基準を明確に設定しました。そして厳しい基準をクリアした⾞両全⾞に検査を実施し、「オリックス認定中古⾞」としてお客さまへのお届けを開始しました。

全国のお客さまに「オリックス認定中古⾞」を届けたいという当社の思いと、「オリックス認定中古⾞」を取り扱いたいという当社アライアンス企業さまのご要望に応えるため、2011年には中古⾞販売事業のフランチャイズビジネスを開始し、店舗数を拡⼤しました。

時代に合わせた
中古車の新しい乗り方を提案

オリックス⾃動⾞ならではの⽅法で中古⾞に新たな価値を付加してお客さまに提供したいという思いから、中古⾞の新サービス「ワンプライス中古⾞リース」を2012年にリリースしました。これは⾞両のボディタイプごとに統⼀(ワンプライス化)した料⾦体系で提供するという業界初の中古⾞リース商品となりました。

利⽤する商品は中古⾞で新⾞よりリーズナブル、サービス体系はリースの仕組みで便利、料⾦に関してはレンタカーのように⾞両タイプごとにワンプライス化されていて選びやすいという、当社の各サービスの良い部分を組み合わせた商品で、個⼈のお客さまはもちろん法⼈のお客さまにも高く評価いただいています。

また、⾃社運営サイトである「カーリース・オンライン」で、⾞両のオンライン販売も開始しました。当時、オンライン販売のマーケットは急激に伸⻑していましたが、車両のキズや汚れ、エンジンの状態など、実際の車両の様子を確認したいという声が多く、オンラインで中古車を購⼊するお客さまはほとんどいませんでした。「お客さまの不安を⼀つずつ把握し取り除くことができれば、インターネット上で中古⾞を購入いただけるのではないか」「店舗のない地域のお客さまにも商品をお届けすることが可能ではないか」という思いから、スタッフの顔を⾒ながら対⾯販売に近い状態でご相談いただけるオンライン商談システムも導⼊し、現在ではお客さまに安心してご利用いただいています。これからも、ご利⽤いただくお客さまにはより安⼼なご商談ができる仕組みを提供していきます。

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