
Cross talk
それぞれの役割
Profile

深尾 琳
Rin Fukao
法人営業本部
プロジェクトファイナンス部
コーポレートファイナンスチーム
入社:2023年
専攻:商学部 マーケティングコース

森高 綾花
Ayaka Moritaka
法人営業本部
東京営業支援チーム
入社:2023年
専攻:法学部 政治学科
Introduction
総合職とスタッフ職。それぞれに役割があり、それを果たしていくプロセスの中で生まれる強い連帯感が、仕事を前に進める力になっています。ここでは総合職とスタッフ職、同期入社の2人に話を聞きました。
それぞれの仕事とやりがい
まずはお二人の仕事内容について教えてください。

深尾
所属しているプロジェクトファイナンス部では、不動産ファイナンスを専門に営業活動を行っています。オフィスビルやレジデンスなどの不動産開発や売買などにかかる融資がその一例です。ほかにも、物件の仲介や取引先の不動産事業法人に対してオリックスの営業商材に関する提案を行うなど、幅広い活動に取り組んでいます。

森高
私が所属する営業支援チームは法人営業本部の本社内にある営業部門の実務サポートをしています。営業支援チームはスタッフ職だけで構成され、チームメンバーがそれぞれの営業部門を担当しており、私自身は深尾さんが所属するプロジェクトファイナンス部を担当しております。具体的な仕事としては契約書の作成や回付する書類の手続き、融資実行後の期中業務処理をはじめ、発注や請求などの事務作業を行っています。スタッフ職同士はもちろんですが、総合職の皆さんとも連携し、一体感を持って仕事を進められるところは非常にやりがいがありますし、日々の連携やコミュニケーションのなかで、チームに貢献できる喜びを感じています。深尾さんは総合職の仕事にどんなやりがいを感じていますか?

深尾
普段仕事で不動産を扱っているので、街を歩いているだけでもいろんな物件を見ることができて楽しいですよ。加えて、これは不動産ならではだと思いますが、開発案件として融資を行った物件が実際に形になっていくのを目にするのはやりがいにつながりますし、達成感があります。この業界は移り変わりが非常に激しいこともあり、担当する不動産事業会社の事業方針の転換など実はいろんなところにチャンスがあるので、そういった機会を逃さないように取り組んでいます。そして、私たち総合職が日々の営業活動に専念できるように、スタッフ職の皆さんがサポートしてくださるので非常にありがたいと思っています。

森高
2~3年目の若手でも数億〜数十億円にもなる案件を担当することがよくあるので、そういった責任ある仕事をサポートできるのは私たち自身もうれしいです。チームの一員だという自覚を持ち、緊張感を共有しながら取り組むように心がけています。

日々の関わり合い
連携という言葉もありましたが、日常的にはどのように関わり合っているのですか?

深尾
「いっしょに仕事を進めている」と言った方が正確で、本当に日々コミュニケーションをとりながら仕事をしています。案件が動き出しそうな時点から「こういった案件がありそうです」と共有しますし、実際に動き出したタイミングでは書類の作成や各部署との調整をお願いしたりしています。スタッフ職の方はバックオフィス業務のプロフェッショナルなので、社内申請や書類の手続き、期中管理などに関しては私たちよりも詳しいですし、私の質問にも即座に回答をくれるのでいつも助かっています。

森高
契約にかかる重要な書類を扱うことが多いうえ、他部署との架け橋になって案件を進めていく場面もあるので、まずは案件情報を正確に理解できるように、わからないことがあればしっかりコミュニケーションをとることを大切にしています。案件によって必要な契約書類やその文言も異なるので、総合職の方からの事前のインプットは重要ですね。まだ私自身経験が浅いためにわからない事も多いのですが、かといって、「わかりません」ばかりで総合職の皆さんに負担をかけてしまっても本末転倒なので、常に知識の蓄積は心がけていますし、的確な判断と対応ができるように努めています。

深尾
ただ同期ということもあって、ちょっとした相談とかができるのはいいですよね。役割の違いはありますが、お互いを尊重して助け合いながら、足りないところを補完し合える関係はとても魅力的ですし、森高さんはいろんなことを知っているので、すごく頼りにしていますよ。

助け合いと感謝の気持ち
お互いに心がけていることはありますか?

森高
スケジュール管理を怠らないように意識しています。大事な契約書類が契約日に間に合わないなんてことはあってはならないので、必要なプロセスを把握し、総合職の方にも共有しながら進めることを大事にしています。

深尾
まさにそうですね。私自身もスケジュール管理と進め方の共有を大事にしています。案件が立て込んでしまうとどうしてもタイトに進めなければならないケースが多くなります。そういったなかで、できるだけロスをなくし、スピード感をもって進めていくためには、スタッフ職の方々との情報共有は非常に大事だと思います。

森高
深尾さんはスケジュールがタイトになると、スタッフでも対応できる業務を一部任せてくれるので、私自身もやりやすいですし、できることはなんでも依頼してほしいなと思っています。他の総合職の皆さんにも「何かあれば言ってくださいね」と普段からお声がけするようにしていますね。深尾さんも私が困っているときに先回りして助け舟を出してくれたことがありましたね。

深尾
仕事は一人でするものではなく、みんなで協力しながら進めていくものなので、お互いが先回りをしていくことが大事ですよね。とはいえ、どうしても余裕がなくなってしまう場面もあるので、普段から助け合いの精神と感謝の気持ちを持って取り組んでいくことが、基本ですが重要なんだと思います。

開かれた多様な選択肢
働きやすさについてはどのように感じていますか?

森高
先ほどの話にもありましたが、年次や経験に関係なく、みんなで助け合える協力的な環境が魅力だと思います。主体性があれば、どんどん仕事を任せてもらえますし、若手から意見を発信しやすい職場です。また、私の部署では半数以上の方にお子さんがいらっしゃいますが、時短勤務やテレワークなどを活用しながら仕事と家庭を両立されているので、長く働きつづけることができる環境なんだと感じます。深尾さんも、長く働きつづけたいと言っていましたよね?

深尾
もともと就活の軸の一つがそれでした。森高さんが言う通り、制度や雰囲気もすごく魅力的な環境なので、柔軟に働いていけそうなイメージを持っています。また、管理職にも女性が増えてきていて、ライフイベントの有無や勤務時間に関係なくきちんと評価してもらえる環境があるので、そういった点も魅力ですね。

森高
総合職だけでなく、スタッフ職に関しても開かれたキャリアの選択肢があるのは魅力です。まだ経験が浅いので、何か明確な目標を持てているわけではないですが、職種転換制度など、さまざまな選択肢が用意されていることが今の安心につながりますし、この仕事に取り組みながら将来についても模索していけたらと思っています。

深尾
いろんなことが「開かれている」という点はキーワードかもしれないですね。いろんなところにさまざまな経験を持った社員がいて、そういった方々との交流も頻繁に行われていますし、その交流から新しいネットワークやビジネスが生まれたりもしています。仕事もキャリアも働き方も、いろんな選択肢があり、それを自ら選択できるところが、オリックスらしさかもしれません。
