地域貢献活動

オリックス

メガソーラー発電所の地域貢献

鹿児島県枕崎市枕崎空港第一・第二発電所

枕崎空港の旧ターミナルビルを活用し、見学・学習スペースや天体観測所を設置しました。地元の小学生や地域の方々などに開放しています。

レナトス相馬ソーラーパーク

東日本大震災で被災し、塩害によって農作が困難になり農地転用が認められた土地を活用して発電所を建設しました。地元企業へ工事や保守管理業務を発注するなど、地元の地域復興、雇用創出に寄与しています。

新潟県四ツ郷屋発電所

本発電所の開発にあたり、安全・安心な地域づくりに貢献するため、発電所の周辺道路を整備し、防犯灯や防犯カメラを設置しました。また、地域活動の活性化を目的に、太陽光発電所を一望できる展望台を建設しました。

すみだ水族館

館外での取り組み

すみだ水族館は、金魚文化を未来につなぐことを目的に、「東京金魚プロジェクト」を立ち上げました。かつて下町を中心に栄えた金魚売りが、いきものを介した地域のコミュニティーをつくったように、館内での金魚展示や出張での展示に加え、昭和初期の金魚売りの屋台の骨組みを墨田区の方々がリメイクした移動式屋台で、地域の施設やお祭りなどでも出張展示しています。

地域の環境保全活動への参加

すみだ水族館では、墨田区とともに、区内の池での「かいぼり」(生息しているいきものを捕獲し、池の水をいったん全部抜くことで、いきものの保護や水辺の環境を整備する取り組み)や、施設近隣の川の水質や生息するいきものの調査などを行っています。飼育スタッフの知見の活用や地域の環境保全への貢献だけではなく、地元のみなさんと交流し、東京に根付いているいきものの魅力を伝えることで、地域の方といきものたちが近づく架け橋となれることを目指しています。

オリックス・バファローズ

大阪市との連携

大阪市に本拠地をおくオリックス・バファローズは、大阪市と連携協力に関する包括協定を締結しています。
小中学生を対象としたスポーツ教室の開催をはじめとしてスポーツの推進、教育、広報などさまざまな分野において、積極的に地域連携を図っています。
また、大阪港の人口島「舞洲」に活動拠点を置く、プロスポーツチームである大阪エヴェッサ、オリックス・バファローズ、セレッソ大阪は、舞洲スポーツ振興事業(舞洲プロジェクト)として、大阪市此花区の舞洲地区を中心にスポーツの振興、スポーツ産業の発展を目的に大阪市と共同事業を行っており、地域社会の発展に寄与しています。

ORIX Australia Corporation Limited (OACL)

Foodbankへの支援

Foodbankボランティアに参加するOACLスタッフ

オーストラリアで最も大きな飢餓救済団体の一つ「Foodbank」は、2,844の慈善団体及び3,379の学校に朝食を提供しサポートしています。OACLは2013年からFoodbankを支援しています。OACLのボランティアチームは、フードバンクの倉庫で食べ物の梱包などをサポートしたり、クリスマス前にはフード・ドライブ(従業員による食料品寄付)を行ったりしています。

Cure Cancer Australiaへの支援

Cure Cancer Australiaのバーベキューランチに参加するOACL社員

若手のガン研究者を支援する団体「Cure Cancer Australia」を2016年から支援しています。年に一度従業員を対象にしたBBQランチを開催して従業員から寄付を募り、OACLからも同額の寄付をするという資金支援を行っています。

United Wayへの支援

United Wayのサッカー大会に参加するOACLスタッフ

OACLの本社があるシドニー郊外のマッコーリービジネスパークでは、オーストラリア初のコミュニティパートナーシップの取り組みがあり、本コミュニティ内の他の企業とともに活動しています。このパートナーシップでOACLは「United Way」という慈善団体とともに、子どもの教育支援のための資金提供や、若者の就職支援を行っています。またOACLのスタッフはUnited Wayが主催するウォーキングイベントやサッカー大会に積極的に参加しています。

Beehive Industriesへの支援

OACLが提供した車両を利用する皆さん

Beehive Industriesは、長期失業者・障害者等社会的な支援が必要な高齢者をサポートする非営利団体で250名以上を支援しています。より多くの高齢者が社会と繋がり地域活動に参加できるよう、OACLではスポンサーとしてリースが満了した車両を提供し、Beehive Industriesの活動を支援しています。

オリックス・マリタイム株式会社

遭難者の人命救助

2020年8月にオリックス・マリタイム株式会社(以下、オリックス・マリタイム)が保有するばら積み貨物船“IRIS HARMONY”(以下、本船)がスペイン南部を航海中、遭難しているアルジェリア人の救助および捜索協力を行いました。
アルジェリア人を乗せたボートがスペインに向けて航海中に転覆し遭難しているのを、エジプトに向けて航海中であった本船の乗組員が発見し、遭難者1名を救助しました。その後、本船は引き続き捜索協力を行い、現地当局の救助用ヘリコプターにより遭難者2名が救助されました。
本件は、日頃の事故対応訓練を活かした迅速な救助活動によるものです。本件により、オリックス・マリタイムは本船の船籍国であるリベリア当局から感謝状を授与され、「今回の人命救助は、乗組員の高い専門性、使命感および迅速な対応による結果」として認められました。オリックス・マリタイムは、本件での経験を日頃の事故対応訓練に活かすとともに、安全な航海を続けていきます。

フィリピン人船員への義援金提供

オリックスの船舶事業では10隻のバルカー(ばら積み貨物船)を保有しています。(2023年3月末現在)こうした船舶の運航を担う船員の大半はフィリピン人で、その人数は数百名になります。
2021年12月にフィリピンを直撃した台風は甚大な被害をもたらし、船員とその家族が住む家屋等にも被害が発生しました。オリックス・マリタイムでは義援金を提供し、船員とその家族への支援を行いました。

オリックス不動産

災害発生時における帰宅困難者の受入れ等に関する協力協定

オリックス不動産が所有する以下の物件では、地元自治体と協力協定を締結し、災害発生時の緊急避難場所や、帰宅困難者発生時の受け入れ施設として登録しています。
セミナーハウス クロス・ウェーブ船橋(千葉県船橋市)
函館・湯の川温泉 ホテル万惣(北海道函館市)
クロスホテル札幌(北海道札幌市)

振り込め詐欺被害防止アドバイザー

マンション管理事業を手がける大京アステージは、警視庁から「振り込め詐欺被害防止アドバイザー」を受嘱しています。社会問題となっている振り込め詐欺は、犯人が現金などを自宅に取りに来る手口も増えていることから、マンションにおいても主に高齢の居住者に対して被害防止を呼びかける必要があります。これまでに、東京都内の全管理受託物件(約2,600組合)に勤務する管理員と本社社員ら約3,200名が「振り込め詐欺被害防止アドバイザー」講座を受講し、担当するマンションで居住者への声掛け、情報提供、注意喚起などの啓発活動を行っています。(数字は2023年3月末時点)

  • 退職者を勘案しない累計受講者

修繕工事イベントの開催

マンションの修繕工事を手がける大京穴吹建設では、工事の実施にあたって居住者への説明会開催に加えて、近隣住民への説明会も適宜行い、工事への理解を深めていただいています。その一環として、居住者の子どもたちを対象とした「子ども工事説明会」「季節の飾り付けイベント」「外壁塗装体験とタイルへのお絵かきイベント」等を管理組合さまとご相談のうえ開催しています。イベントを通じて子どもたちにも楽しみながら工事に興味をもってもらいたいという目的で実施しています。

ORIX Corporation USA (ORIX USA)

地域社会を盛り上げるコミュニティづくり

ORIX Corporation USA(ORIX USA)(米国)は、良い企業と模範となる企業の違いは、地域社会への支援や還元に取り組んでいるかどうかにあると考えています。サステナビリティ活動に加え、恵まれないコミュニティへの支援やエンパワーメント、手頃な価格の住宅の提供やホームレス問題への取り組みを中心とする社会貢献活動では、ORIX USAが掲げるコミュニティづくりを重視する目標や、ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョンの価値観を共有する団体を特に支援しています。

2023年3月期のORIX USAは、金融リテラシーの構築、キャリアやインターンシップの機会の創出、メンタリングの提供など、長期的なパートナーシップの取り組みを支援することで、恵まれないコミュニティのエンパワーメントに注力しました。そして、Catalyst(helping to build workplaces that work for women), Center for Disability Services、Girls Who Invest、Hispanic Scholarship Fund、Legal Outreach、Leaders Forum / Asian American Pacific Islanders Leaders、Lesbian, Gay, Bisexual & Transgender Community Center、Military Veterans in Journalism、Project Destined、The Trevor Project、The Brotherhood Sister Solなど、さまざまな DEI(ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン)イニシアチブを支援する全国組織に寄付を行いました。

ORIX USAは、飢餓、医療、財政援助、社会福祉など、恵まれない地域社会の当面のニーズに応えています。トルコとシリアの地震救援活動に対する危機に焦点を当てた人道支援のために、国際医療団に寄付を行いました。さらに、City Relief NY/NJ、Crossroads Community Services(NY and TX)、Friends of Boston's Homeless、Meals on Wheel Chicago、Mid-Ohio Food Collective、New England Center and Home for Veterans、North Texas Food Bank、Ronald McDonald House of Central Ohio、Working in the Schools Chicagoへの寄付により、地元コミュニティでの取り組みにも重点を置いています。

2023年度、ORIX USAはHabitat for Humanityとの年間パートナーシップを締結し、米国拠点全体で社員ボランティアによる建設への参加を通じて、安全で手頃な価格の住宅とコミュニティを世界中に構築するという同団体の使命を支援しました。このパートナーシップは2024年度も継続します。

中低所得者向け住宅(affordable housing)問題やホームレス問題について、ORIX USAは、子会社のLumentおよびBoston Financial Investment Managementを通じて、20の非営利団体に寄付を行いました。寄付先は以下の通りです。
Boulder Housing Partners Foundation、Casa Familiar, Colorado Coalition for the Homeless、Community Housing of Maine, Community Shelter Board、The Doe Fund, EAH Housing、 Housing Up、Jamboree Housing Corporation、Kingdom Development、National Caucus & Center on Black Aging, Inc.、National Church Residencies、New Destiny Housing、 Presbyterian Senior Living、Preservation of Affordable Housing Inc.、The Community Builders、The Neighborhood Developers、Volunteers of America、Wakeland Housing Development Corporation

ORIX USAは、地域社会を盛り上げることが、社員、お客さまやビジネスパートナーを含むさまざまなステークホルダーを後押しすることになると考えています。そのために、私たちが事業活動を行う場所であり、暮らす場所でもある地域社会に貢献し、プラスの影響を与えられる方法を探して取り組んでいます。

ページの先頭へ

ページの先頭へ