幅広い事業フィールドを有するオリックスだからこそ、
さまざまなキャリアの選択肢に出会える。
個々人のキャリア形成には、培ったさまざまな経験やライフイベントに応じた多様な選択肢が不可欠です。幅広い事業フィールドを有するオリックスには、多様なキャリアの選択肢があります。だからこそ、一人一人が自らのキャリアを主体的に考え、描いていけるよう、さまざまなキャリア開発の制度・プログラムを用意しています。
キャリア形成支援制度
個人の志向やライフステージに合わせて活用いただけるよう、多数の制度を用意しています。
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職種転換制度
自分自身のキャリアプランに応じて、スタッフ職から総合職への転換、あるいは勤務エリアの変更が可能となる制度です。
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社内インターンシップ制度
原則5営業日の間、希望する部署において業務に従事することのできる制度です。他部署の業務に興味・関心のある社員が、より詳細な業務内容などについて理解を深め、今後のキャリア形成に役立てることを目的としています。
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社内公募制度
新規事業や事業拡大に伴い、その部門が社員を募る制度です。社員は自らの意志を伝え、合格すれば異動が実現し、新しい業務にチャレンジすることができます。
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自己申告制度
本人が望む異動先を直接人事に申告する制度です。年に一度、全社員に申告する機会があり、自身のキャリアを考えるきっかけとして活用されています。
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キャリアチャレンジ制度
自己のキャリアにチャレンジすることを目的に、社員が異動を希望する部門と直接接点を持ち、自らアピールできる制度です。双方で合意が成立した場合は異動が実現し、キャリアアップにつなげることができます。
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キャリア開発関連プログラム
年代・役割別のキャリア研修や、キャリアコンサルタントに相談できるキャリア相談窓⼝(社内・社外)により、社員が⾃らキャリアを描き、その実現に向けて⾏動・成⻑していくことを⽀援しています。
女性社員を支援する研修
女性がライフステージに関わらず個々の力を存分に発揮し、主体的にキャリアを築いていけるよう支援する研修を用意しています。
働き続けるために必要な知識や、先輩社員のノウハウ、⼼構えなどを習得することで、さらなる活躍を⽀援しています。
女性マネージャー異業種勉強会
女性活躍推進に積極的な企業で、次世代を支える女性幹部候補の育成、社外のネットワーク作りを目的に実施しています。各社の女性役員を招いての懇話会や、外部の講師を招いてのキャリアセミナーなど、さまざまな取り組みを社外の人と共に考え実践しています。
メンタリングプログラム
経験豊かな役員や部長がメンター、女性社員がメンティーとなり、1on1面談を実施するプログラムです。女性社員が一段高い視座をもち、キャリアパスを考えることができるよう、仕事やキャリアについてメンターに定期的に相談する機会を作っています。メンティー自身がメンターを選び、各自でテーマ設定できる点が特徴です。
産休・育休中社員向けセミナー
産休・育休取得中の両⽴者同⼠の交流を図り、復職を⽀援するセミナーを2005年より開催しています。両⽴者を取り巻く環境を理解し、中⻑期のキャリアを⾒据えて復職時期を検討したり、両⽴の準備をするためのポイントを学びます。
復職後研修″Career Workshop″
復職した社員が集まり交流しながら、今後の中⻑期的なキャリアを考えるCareer Workshopです。少し先のありたい姿に⽬を向け、今からできることはなにかを考えていきます。所属⻑も⼀緒に研修に参加する時間を設け、両⽴者への理解とともに、中⻑期のキャリアサポートにつなげる機会としています。
夫婦参加型両⽴セミナー
夫婦で仕事(キャリア)と家庭の両⽴について考える機会の提供を⽬的に、2016年より夫婦参加型セミナーを実施しています。子供がいる社員とそのパートナーに働きかけ、社員の長期的な活躍につながる働き方を⾒直すきっかけ作りや、両⽴者同⼠のネットワーク作りにも貢献しています。
キャリアケース
さまざまな制度を活⽤して、多様なキャリアを築く社員のモデルケースを紹介します。
Case 01
社内インターンシップ
への積極的な参加から
自分らしさを見つける
#社内インターンシップ制度
#キャリアチャレンジ制度
Case 01
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- 1年目~
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環境エネルギー事業に配属
省エネや電力事業などに携わり経験を積む。
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- 4年目~
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社内インターンシップで海外事業に携わる部署へ
大学時代の留学経験から、関心が高かった海外事業に挑戦。
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- 5年目~
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社内インターンシップで事業投資部門へ
2年連続で異なる部署の社内インターンシップに参加し、M&Aにも挑戦。
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- 6年目~
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キャリアチャレンジ制度を活用し、事業投資部門への異動を実現
関心の高かった部署を複数経験したのちに、キャリアを選択。
投資先の選定から投資実行、実行後のPMI※までを一貫して担当する。※PMI(Post Merger Integration):投資先の組織・業務体制の改善やシナジー効果の創出などにより、経営基盤の強化や事業成長の加速化を図ること
Case 02
数々のチャレンジから、
キャリアを見出す
#キャリアチャレンジ制度
Case 02
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- 1年目~
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静岡支店に配属
業種業界問わず、静岡県内を中心とした法人営業の経験を積む。
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- 5年目~
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人事部に異動
東京に転勤となり、採用業務に携わる。
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- 8年目~
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航空事業グループに異動
営業部門、管理部門から更に専門部署に異動。
海外拠点と日々連携を取りながら航空機の専門性を磨いていく。
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- 12年目~
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キャリアチャレンジ制度を活用し、オリックス・レンテック(株)に異動
海外の現場の業務をより詳細に知りたいと考え、興味があったグループ会社に制度を活用して異動を実現。
オリックス・レンテックの海外現地法人の経営管理事業に携わる。
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- 14年目~
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再度キャリアチャレンジ制度で財務部に異動
経営管理業務の経験から資金調達の重要性に興味を持ち、更なるチャレンジとして2度目の制度活用で異動を実現。マーケットからの資金調達などに従事する。社外のマーケット関係者、社内専門部署など多方面の関係者をまとめてプロジェクトを遂行することに没頭。現在に至るまで10年以上経験を積む。
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- 25年目~
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ORIX Corporation USAに駐在
財務部として駐在派遣。海外×財務で新しい経験と知識を増やしていく。
Case 03
一貫したキャリアで
専門性を極める
#⾃⼰申告制度
Case 03
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- 1年目~
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学生時代から興味があり、希望していた環境エネルギー部門へ
入社から現在までの約10年もの間、一貫して太陽光発電・電力関連の事業に携わる。
毎年、全社員が提出する「自己申告制度」では「異動したくない」を選択し、自らの専門性を極めつづける。
Case 04
価値観や思考の変化に
合わせて、キャリアを築く
#職種転換制度
Case 04
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- 1年目~
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スタッフ職として入社し、人事部門に配属
サポート役として採用業務の土台を支えることで貢献することにやりがいを感じるなかで、次第に自分でも最前線で業務に携わりたい気持ちが芽生える。
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- 4年目~
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職種転換制度を活用し、スタッフ職から総合職に転換
主にリースを担当する営業部門に異動し、営業として第一線でお客さまとの交渉や対応に取り組み、これまでとは異なる成長を実感。
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- 8年目~
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財務部に異動
目の前のお客さまを対応する営業職から、会社全体の経営を司る財務部に異動となり、これまで以上に視野が広がる。現在は、さらなるレベルアップを目指して自己研鑽に取り組んでいる。
Case 05
ライフイベントに
応じて、自らの
キャリアも柔軟に対応
#配偶者転勤エリア変更制度
Case 05
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- 1年目~
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東京都内の営業支店に配属
ビジネスパーソン、そして営業としての基礎を学ぶ。
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- 6年目~
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不動産部門(東京都内勤務)に異動
複数の商材を扱う支店営業から、不動産分野の専門性を高める。
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- 7年目~
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配偶者転勤エリア変更制度を利用し、不動産部門の名古屋支店に異動
配偶者が名古屋転勤になったことをきっかけに、家族との生活とキャリアを継続させるために制度を利用。
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- 9年目~
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産前産後休暇・育児休職を取得
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- 10年目~
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配偶者転勤エリア変更制度を活用し、東京都内の不動産部門に復職
配偶者が再び名古屋から東京都内に転勤となったため、合わせて東京都内で復職。現在は、仕事と育児を両立中。
Case 06
海外への挑戦と、
その経験を活かした
キャリア
#海外派遣研修
Case 06
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- 1年目~
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東京都内の営業支店に配属
幅広い商材を扱いながら社会人の基礎を築く。
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- 7年目~
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経営計画部に異動
会社全体の数字を扱い、今後の経営を担う部署で新たな経験を積む。
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- 9年目~
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海外派遣のアメリカ地域トレーニーとしてニューヨークへ
自ら手を挙げ、選考を通過し、ニューヨークでの海外派遣研修に参加。後半はORIX Corporation USAでの研修も受講し、刺激的な1年を過ごす。
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- 10年目~
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帰国後にコンセッション事業に携わる
アメリカでの海外派遣研修を生かし、高度な英語力やグローバルビジネス力が求められるコンセッション事業に携わる。
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- 13年目~
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事業投資部門に異動
これまでの経験を生かし、事業投資部門でM&A事業に挑戦。現在投資先に常駐し、投資先のビジネス展開や企業価値向上に努めている。
Case 07
二児の母と、
管理職を両立する。
#社内公募制度
#育児短時間勤務制度
#メンタリングプログラム
#女性マネジメント
Case 07
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- 1年目~
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大阪の営業部門に配属
リースをメインに扱う部門に配属。お客様との交渉を通じて社会人・営業の基礎を学ぶ。
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- 3年目~
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社内公募制度に応募し、広域事業部に異動
同じ営業でも、直接訪問以外のチャネルで営業を推進していく部門の立ち上げを行うということで、興味を持ち、社内公募制度で異動。これまでと違う視点で更なる経験を積む。
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- 9年目~
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財務部に異動
資金調達や会社の資金計画、調達にかかるリスク管理、資金繰り業務など、会社を資金の面から支える。
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- 14年目~
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第一子の産前産後休暇・育児休職を取得
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- 15年目~
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財務部に復帰
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- 17年目~
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メンタリングプログラムに参加
経験豊かな役員や部長等のメンターに対して、仕事上の課題やキャリアを相談し、さらに一段高い視座を持つ。
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- 18年目~
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第二子の産前産後休暇・育児休職を取得
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- 19年目~
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財務部に復帰
2人の子供との時間をしっかりとるために、1年間の育児短時間勤務制度を選択し仕事と育児を両立させる。
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- 20年目~
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経営計画部に異動
資金のみならず会社全体の数字を扱う業務に携わる。
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- 21年目~
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経営計画部のチーム長(課長)に昇格
メンタリングプログラムに再度参加。職責者ならではの仕事に関する課題について相談し、実践的なアドバイスを得る。
Case 08
高い成果で、キャリアの
階段を登りつづける。
#男性育休
#男性マネジメント
Case 08
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- 1年目~
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投資関連の部署に配属
高度な金融や投資の基礎知識を学びながら、専門性を磨いていく。
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- 7年目~
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審査情報統括部に異動
前部署で培った金融や投資の知識を活かし、リスク管理に携わる。
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- 11年目~
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審査情報統括部のチーム長(課長)に昇格
これまでの努力が認められ昇格。マネジメントとしての新しい役割でさらに大きな責任と向き合う。
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- 15年目~
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第一子の男性育休を取得・同チーム同役職で復帰
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- 18年目~
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第二子の男性育休を取得・同チーム同役職で復帰
同年に課長職のなかでもさらに上位の等級に昇格。家庭と仕事の両立を図りながら、キャリアを築いている。