ニュースリリース

米国の公共インフラの設置・保守サービス会社
Peak Utility Services Groupを買収

2018年06月29日

オリックス株式会社

 オリックス株式会社(本社:東京都港区、社長:井上 亮)は、米国現地法人ORIX Corporation USA傘下のプライベート・エクイティ(PE)運用会社であるORIX Capital Partners, LLC(本社:米国ニューヨーク州ニューヨーク、以下「ORIX Capital」)が、このたび、通信・ガス・電気などのインフラ設備の設置・保守サービス事業を手掛けるPeak Utility Services Group(本社:米国コロラド州デンバー、以下「Peak」)を買収しましたので、お知らせします。

 Peakは2002年に創業し、米国西部で通信事業者、ガス・電力会社向けに、通信ケーブル、ガス配管、送配電設備などのインフラ設備の設置から修理、更新、日常メンテナンスまでを幅広くサービス提供しています。従業員は約1,000名で、全米で22事業所を有し、ワシントン州、アイダホ州、コロラド州、ニューメキシコ州など米国西部の広い範囲で事業を展開しています。

 米国では、ガス・電気などの公共インフラ設備の老朽化が進み、設備の入れ替え、メンテナンスの需要が高まっています。また、電気通信業界では、インターネット通信の高速・大容量化ニーズの高まりに伴い、光ファイバーケーブルの導入を中心とした設備投資が拡大しています。このような背景から、通信・ガス・電気などのインフラ設備の設置、メンテナンスサービス業界は、引き続きさらなる市場拡大が見込まれています。

 オリックスはこれまでに、ORIX Capitalを通じたPE投資として、交通インフラ安全サービス会社の「RoadSafe Traffic Systems Inc. *1」「Protection Services Inc.*2」「Beth’s Barricades*3」のほか、水道関連の保守・管理会社「Hoffman Southwest Corporation*4」を買収しており、投資先企業を通じて、米国における公共インフラ関連サービスの需要を引き続き取り込んでまいります。

*1 2016年3月22日付:米国でプライベート・エクイティの投資運用会社を設立
https://www.orix.co.jp/grp/company/newsroom/newsrelease/160322_ORIXJ.html
*2 2016年11月21日付:米国で交通インフラ安全サービス企業を追加買収
https://www.orix.co.jp/grp/company/newsroom/newsrelease/161121_ORIXJ.html
*3 2017年7月25日付:米国で交通インフラ安全サービス事業を拡大
https://www.orix.co.jp/grp/company/newsroom/newsrelease/170725_ORIXJ2.html
*4 2017年2月7日付:米国で水道関連保守・管理会社を買収
https://www.orix.co.jp/grp/company/newsroom/newsrelease/170207_ORIXJ.html

■Peak Utility Services Group 会社概要(株式取得後)
会社名  :Peak Utility Services Group
本社所在地:米国コロラド州デンバー
設立   :2002年
代表者  :Kristine M. Schmidt
事業内容 :通信・ガス・電力インフラ設備の設置、修理、更新、メンテナンスサービスの提供
従業員数 :約1,000人
拠点数  :22
展開エリア:ワシントン州、アイダホ州、モンタナ州、ワイオミング州、コロラド州、ニューメキシコ州
URL    :http://www.peakusg.com/ 新しいウィンドウで開きます。

お問い合わせ先

グループ広報部 奥田・金岡 TEL:03-3435-3167

このリリースのPDF版を見る

2018年のニュースリリース一覧へ

ページの先頭へ

ページの先頭へ