ニュースリリース
香港で、邦画など日本コンテンツを扱う合弁会社を設立
~中国の大手映画配給会社と、ライセンス事業に参入~
2019年12月20日
オリックス株式会社(本社:東京都港区、社長:井上 亮)は、このたび、中国の映画制作・配給会社Phoenix Entertainment Group(本社:北京市、以下「Phoenix」)と、日本のコンテンツを中国で展開する合弁会社「Open Culture Entertainment HK Limited」(本社:香港、以下「Open Culture Entertainment」)を設立しますのでお知らせします。
オリックスはこれまで、日本の映画制作会社と中国の配給会社との橋渡しを行い、2015年に中国で4年ぶりとなる日本のアニメ映画の上映に貢献しました。以降も映画上映やキャラクターの商品化、実写とアニメのリメイク、動画配信など、計18作品の日本コンテンツの中国展開に携わっています。
Phoenixは、中国において2003年に創業した大手映画製作・配給会社です。中国で日本のアニメなどの映画人気が高まった2015年以降の邦画配給実績で、第1位の実績を誇ります。
オリックスは香港の現地法人ORIX Asia Capital Limited を通じてOpen Culture Entertainmentに45%を出資し、主要株主となります。Open Culture Entertainmentは、邦画の中国上映支援に加え、ライセンスの買付けおよびコンテンツへの投資などのライセンスビジネスにも参入します。2020年に日本で公開することが決定した、3DCGアニメーション映画「Stand By Me ドラえもん2」の中国での公開支援も行うことが決定しました。
現在、映画、テレビ、アニメ、ゲーム、出版などを合わせた日本コンテンツの海外市場規模は約1.7兆円となっており、そのうち3割が中国向けに輸出されています。中国国内の文化産業規模は約60兆円に昇る中、日本のコンテンツ人気も高まっており、今後も高い成長が見込まれます。
オリックスは、今後もさまざまな領域で、新規事業の創出や成長が期待される企業への投資などを行い、成長が見込めるアジアでの事業拡大を目指してまいります。
(1)本社所在地 | 香港 |
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(2)設立 | 2020年1月(予定) |
(3)代表者 | 陳 金歓 |
(4)事業内容 | 中国における日本のコンテンツ仲介・買付・投資 |
(5)株主 | ORIX Asia Capital Limited、Phoenix Entertainment Group他 |
(1)本社所在地 | 中国北京市 |
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(2)設立 | 2003年4月 |
(3)代表者 | 董事長 王 鳳長 |
(4)事業内容 | 映画制作、配給、興行事業、ドラマ・バラエティ制作・投資 |
(5)資本金 | 24億円 |
お問い合わせ先
グループ広報部 金岡・角谷・小田 TEL:03-3435-3167
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