ニュースリリース

オリックスグループ 2019年 年頭所感(グループCEO:井上 亮)

2019年01月04日

オリックス株式会社
取締役兼代表執行役社長・グループCEO
井上 亮

~社員一人一人のチャレンジと変革意識が、さらなる成長を成し遂げる~

【持続的な成長のために、ESGへ取り組む】
 次の50年に向けて、オリックスグループに関係する全ての「ステークホルダー」のために、安定的に収益を上げている今こそ改革を進めていく。
 社会におけるオリックスグループの存在感がますます大きくなっており、関連しているステークホルダーの数も急速に増加している。社員、顧客、株主、地域社会などすべてのステークホルダーに、バランスを取りながら貢献していく必要がある。今後、しっかりと透明性を確保しながら、全社を挙げて多くの事業を手掛けていくにあたり、社会貢献に主眼を置くことが必要であり、その活動の根幹となるESGへの取り組みが重要となる。
 また、持続的な成長を実現するための「SDGs」についても、的確な検証を通じて優先順位をつけながら、実行していく。

【大京との統合を進め、チャンスに即応する体制を構築】
 大京へのTOBが完了した。これからは、オリックスの不動産部門と大京との統合作業に入る。オリックスの強みと、大京の専門性を合体させることにより、「1+1=3」となるようにしたい。これにより不動産業界において、収益面でトップクラスの企業体になるものと確信している。2020年の前後に、一定の調整局面を迎え、投資機会が到来すると考えている。専門性を内製化し、チャンスに即座に対応できる体制をそれまでに整えておきたい。

【向上心とチャレンジ精神をもって、オリックスグループの強みを生かしていく】
 オリックスグループは、54年にわたり成長を続け、社員数は33,000人、当期純利益で3,000億円を超える企業グループになった。
 日本においても世界においても、これからますます大きな変化が起ころうとしている。これまでの常識や既成概念にとらわれず、向上心とチャレンジ精神をもって、常に先を見据えていかなければ、時代に取り残され、生き残ることができない。オリックスグループの強みは、多岐にわたる専門性や個性を持った人材が集まり、世界に強固なネットワークを構築していることである。社員一人一人が専門性を高め、小さな枠組みに固執することなく、この強みを生かしてほしい。

お問い合わせ先

グループ広報部 石井・松村 TEL:03-3435-3167

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