ニュースリリース
米国でローン組成・サービシング会社を追加買収
2017年09月14日
オリックス株式会社(本社:東京都港区、社長:井上 亮)は、米国現地法人ORIX USA Corporation(以下「OUC」)を通じて、事業用不動産ローンの組成・サービシングを主力事業とするLancaster Pollard Holdings, LLC(本社:米国オハイオ州コロンバス、以下「Lancaster Pollard」)の発行済み株式の全てを取得しましたので、お知らせします。
Lancaster Pollardは、1988年に設立され、政府機関の米連邦住宅局(FHA)や政府支援機関である米連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)などの証券化プログラムを利用し、高齢者住宅を中心とする賃貸住宅向けのローン組成およびローン債権のサービシングなどを行っています。特に、FHAの高齢者住宅部門におけるローン組成で高いシェアを誇り、高齢者住宅分野での実績が同社の強みとなっています。
OUCは、事業用不動産担保ローンに関連する手数料ビジネスを長年にわたり手がけてきました。2010年5月には、低所得者用賃貸住宅向けのローン組成、サービシング事業を主業とするRED Capital Group(本社:米国オハイオ州コロンバス)を買収し(※1)、また2016年7月には低所得者向け賃貸住宅供給開発業者に与えられる税額控除制度を利用したファンド組成を行うBoston Financial Investment Management L.P(本社:米国マサチューセッツ州ボストン)を買収しました(※2)。今回、高齢者住宅に強いLancaster Pollard を買収し、米国の住宅用不動産金融サービス市場における強固な地位の確立を目指します。
オリックスは、今後も、米国において、賃貸住宅向けローンの証券化やアセットマネジメント事業をはじめとした手数料ビジネスを推し進め、ユニークなビジネスモデルを構築してまいります。
(※1)2010年5月10日付プレスリリース「米国の有力ローン・サービシング会社を買収」
https://www.orix.co.jp/grp/pdf/newsroom/newsrelease/100510_ORIXJ.pdf[35KB]
(※2)2016年7月11日付プレスリリース「米国最大手LIHTCシンジケーターを買収」
https://www.orix.co.jp/grp/company/newsroom/newsrelease/160711_ORIXJ.html
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