02 フィールドエンジニア

チームで抱く高い志を胸に
さらなる社会貢献を目指す

メンテナンスマネジメント部 エリアマネージャー
F.Y. 2019年入社

CAREER

2014年4月2019年9月

電気工事施工管理

サブコンにて、大手建設会社より請け負った電気設備工事の現場管理者として従事。

2019年10月2020年8月

オリックス・リニューアブルエナジー・マネジメント株式会社(以下、OREM)に入社

発電所でメンテナンスを行うフィールド業務のほか、本社にて、メンテナンスマニュアルの作成、作業効率が向上する機材の選定や安全対策の提案、CAD図面の修正など多岐にわたる業務を経験。

2020年9月現在

OREM 入社2年目

事業の拡大によって誕生したエリアマネージャーに就任。関東エリアを担当。関東エリアマネージャーとして、エリア内の予算・コスト管理のほか、各発電所を担当するフィールドエンジニアの採用活動、OJT教育にも取り組む。

入社理由

工事・施工管理から保守へ
新しい一歩を踏み出す

電気の技術者だった父の影響を受けて私も同じ道を歩み、建設現場における電気設備工事の施工管理の仕事に就きました。やりがいのある仕事ではあったものの、約5年間の経験を積むうちに設計か保守の領域にも自分の可能性を広げたいと考えるようになり、保守の仕事への挑戦を決意し、転職することにしました。学生時代に再生可能エネルギーについて学び、太陽光発電に関心がある中で、太陽光発電所のO&M事業において業界トップクラスの受託量を誇っていることや、日本一のAM兼O&M会社を目指しているというビジョンに魅力を感じ、OREMへの入社を決断しました。結婚して子どもが生まれたことでワークライフバランスを充実させたいという気持ちも、その決断を後押ししてくれました。

仕事内容

発電所を最適な状態に
チームで発電量を最大化

私は関東エリアの発電所を統括するエリアマネージャーとして勤務しています。エリアマネージャーの仕事は、各発電所で定められた年間計画に基づき、エンジニアの人員配置、メンテナンス作業指示を行うことが主な任務です。一定の品質基準を維持、向上させるためには、常に発電所をベストな状態に整えておく必要があります。そのために、適切なコスト管理のほか、作業指示の際には各発電所のフィールドエンジニアとの密なコミュニケーションが欠かせません。また、機器の劣化や発電障害も発見が遅れると最悪の場合は発電停止につながります。そこで生きるのが前職から続けている心構えです。私はどの現場でも年齢・立場関係なくフェイス・トゥ・フェイスを基本に関係性を構築してきました。そのスタンスを今も継続し、極力現場に足を運んで協労、現場を把握するよう努めています。年齢・立場関係なくチームでカバーし合うことで一体感が生まれ、強固な信頼関係の構築、発電量の最大化にもつながっていると思います。

仕事のやりがい

早期復旧で発電ロスを抑制
チームで創る美しい発電所

太陽光発電所は自然環境の影響を大きく受けます。常に気象情報を確認していますが、自然相手には計画通りにいかないことが多いのが実情です。ある日、大雨によって発電所の洗堀が進み、モジュールを支える杭が緩んでしまいました。その際、予定外の作業にもかかわらず、多くのエンジニアが現場へと駆け付け、早期復旧により、結果として発電ロスを最小限に抑えることができました。その時に感じたチームとしての一体感は今でも忘れません。また、担当エリア内の発電所が、植生管理が行き届き、モジュールの汚れがない美しい状態に保たれていると、達成感と誇らしさが溢れてきますが、これもチームとして高い志で職務に励んでいる成果だと感じます。そのほか、ワークライフバランスの充実も仕事のモチベーションにつながっています。前職では土日出勤も珍しくありませんでしたが、OREMは土日休みで平日も残業はほとんどありません。家族と過ごす時間が十分に持てるようになり、生活と心のゆとりが仕事への活力となっています。

ある1日の流れ

09:00

発電所に到着

発電所内を巡視し異常がないかチェック。その後、フィールドエンジニアに作業の指示を出します。

11:00

ヒアリング

フィールドエンジニアとのコミュニケーションを大切にしており、意見には常に耳を傾けています。

13:00

小修繕対応

フィールドエンジニアと一緒にパネル交換作業を行います。常に自分自身が手本でありたいと考えています。

16:00

自宅にて作業

自宅に戻って、本日の作業報告書を作成。17:30に業務終了です。

08:00

保育園送り

本社に出勤する日は、2人の子どもたちを保育園に送り届けてから出勤します。

9:00

出社

本社にてデスクワーク。新しいメンテナンス機材の検討を行います。

11:00

作業指示

フィールドエンジニアに電話で進捗確認。簡潔で分かりやすいコミュニケーションを心がけています。

13:00

採用面接

フィールドエンジニアの採用もエリアマネージャーの重要な業務です。

17:30

退社

残業はめったにありません。保育園へのお迎えは妻の担当。家族で一緒に食卓を囲みます。

今後挑戦すること

O&Mのデジタル化で
高まる責任感と志

OREMは現在、O&Mのデジタル化に取り組んでいて、新しい遠隔監視システム「モニタリング・AIデータ解析ソフト」の導入を進めています。このシステムの導入で、電流値の異常などを正確に検知し、修繕によってどの程度発電量が改善されたか、売電収益・損失などを定量的に把握できるようになります。私たちが日々取り組むO&M業務の貢献が発電量という定量的な指標によって「見える化」されることで、さらなる責任感とモチベーションの向上につながると考えます。また、OREMはオリックスグループ外顧客からの受注拡大を目指していますが、それに伴い、今後はエリアマネージャーのポジションや活躍するフィールドも広がっていくことが予想されます。私はエリアマネージャーとして、より業務の効率化を図り、発電量の最大化に貢献していきたいです。こうしたアグレッシブな環境で取り組む、社会貢献度の高いO&Mの仕事に興味がある方は、ぜひチャレンジしていただきたいです。一緒にチームで働ける日を楽しみにしています。