ニュースリリース
関東・関西・北陸と東海を結ぶマルチテナント型物流施設
「(仮称)一宮萩原ロジスティクスセンター」着工
~二つのカフェテリアを設置し雇用確保に配慮~
2024年07月18日
オリックス不動産株式会社(本社:東京都港区、社長:深谷 敏成)は、このたび、愛知県一宮市において、マルチテナント型物流施設「(仮称)一宮萩原ロジスティクスセンター」の開発に着手しましたのでお知らせします。
本物件は、一宮市の市街化調整区域内において、地区計画制度※1を活用して建設します。名神高速道路「一宮インターチェンジ(IC)」から約6km、名古屋高速16号一宮線「一宮東IC」から約5.7 km、2021年3月に開通した東海北陸自動車道「一宮稲沢北IC」から約0.2kmに位置し、関東・関西・北陸と東海地方を結ぶ結節点として広域配送に適しています。また、名古屋都心部まで車で約35分、名古屋鉄道尾西線「苅安賀」駅から徒歩約10分と通勤利便性にも優れているほか、施設内には入居テナント企業の従業員が昼食や休憩などに利用可能なカフェテリアを2カ所設けるなど、雇用確保の面に配慮しています。
建物は、延床面積76,539.09m2(約23,153.07坪)、RCS造4階建てで、テナント企業の多様なニーズに応えられるよう、最小約1,300坪の区画からご利用いただけます。各階へ直接アクセス可能なスロープを設けたランプウェイ式のため、各階に最大42台、合計168台の大型車(10t車)が同時接車可能です。
屋上には太陽光発電設備を設置するほか、天候の影響や夜間など発電量が不足する場合にもオリックス株式会社より非化石証書付き(トラッキング付き)の電力を供給することで、入居テナント企業は100%再生可能エネルギー由来の電力をご利用いただけます。また、1階平面駐車場には電気自動車(EV)の充電スタンド8基(将来設置予定の2基を含む)を備え、環境面に配慮します。
当社は2002年に物流開発事業に参入し、東名阪を中心に50物件の物流施設の投資開発実績を有します。今後も進化するサプライチェーン戦略や、環境に配慮した物流施設の開発を推進してまいります。
※1 参考:尾張都市計画 一宮稲沢北IC西部(第2地区)地区計画[79.3KB]
1. 「(仮称)一宮萩原ロジスティクスセンター」の特長
(1)利便性に優れた立地と良好な職場環境で、円滑な雇用確保が可能
本物件は、一宮市の市街化調整区域内において、地区計画制度を活用して建設します。一宮市は、日本のほぼ中央に位置し、尾張地方の中心として人・モノ・情報が集まる産業の集積地として栄えてきたエリア※2です。同市は、本物件の建設予定地とその周辺エリアについて、土地の利便性を生かした地域活性化を目指し、工場や物流施設の誘致を進めています。
本物件は、名神高速道路「一宮インターチェンジ(IC)」から約6km、名古屋高速16号一宮線「一宮東IC」から約5.7km、2021年3月に新たに開通した東海北陸自動車道「一宮稲沢北IC」から約0.2kmと、関東・関西・北陸と東海地方を結ぶ結節点として広域配送に適した場所に立地しています。また、本物件は名古屋都心部まで車で約35分、名古屋鉄道尾西線「苅安賀」駅から徒歩約10分と通勤利便性にも優れるほか、施設内には2カ所にカフェテリアを設けるなど従業員が働きやすい環境を整備し、円滑な雇用確保が見込めます。
※2 参考:一宮市要覧
(2)効率的な物流オペレーションを可能にするランプウェイを採用
本物件は、地上4階建てのシングルランプウェイを採用しています。テナント企業が1フロアのみでのオペレーションが可能になるだけでなく、各階に42台ずつ同時接車できるトラックバース※3により効率的な物流オペレーションを実現し、荷待ち・荷役時間の短縮に寄与します。各階の梁下有効高は約5.5m確保しました。
※3 トラックと施設の間で荷物の積み降ろしをするためにトラックを接車するスペース
(3)働きやすく快適な職場環境を提供
1階共用部には、昼食や休憩などに利用できるカフェテリアを2カ所(1階西側ランプ下:158席、1階東側:51席)用意します。天井には、「繊維のまち一宮」にちなんで、糸を連想するライン照明で構成されたデザインを取り入れ、落ち着きのある木目調で統一しました。カウンター席から望む中庭には、施設のシンボルツリーである「モミ」の木を中心に低木などによる緑地帯を設け、癒やしの空間を創出します。また、カフェテリアの隣にはドライバー休憩室を設け、運転手の方にも配慮した計画としています。
名称 | (仮称)一宮萩原ロジスティクスセンター |
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所在地 | 愛知県一宮市萩原町林野字鷺宮1-1他47筆 |
交通手段 | 名神高速道路「一宮IC」より、約6km 名古屋高速16号一宮線「一宮東IC」より、約5.7km 東海北陸自動車道「一宮稲沢北IC」まで、約0.2km 名古屋鉄道尾西線「苅安賀」駅徒歩10分 |
敷地面積 | 32,085.49m2(約9,705.86坪) |
延床面積 | 76,539.09m2(約23,153.07坪) |
規模・構造 | 地上4階建て、RCS造、耐震構造 |
駐車場台数 | 普通車161台、大型トラック待機場20台 |
その他 | トラックバース計168台 床荷重1.5t/m2、梁下有効高:5.5m以上、全館LED完備 非常用発電機完備、太陽光発電設備実装、 電気自動車(EV)充電スタンド8基設置(将来設置予定の2基を含む) |
設計 | 前田建設工業株式会社 |
施工 | 前田建設工業・TSUCHIYA建設工事共同企業体 |
着工 | 2024年6月20日 |
竣工 | 2026年4月30日(予定) |
【位置図】
お問い合わせ先
オリックス株式会社 グループ広報・渉外部 TEL:03-3435-3167
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