ニュースリリース

オリックスグループ 2024年 年頭所感(グループCEO:井上 亮)

2024年01月04日

オリックス株式会社
取締役兼代表執行役社長・グループCEO
井上 亮

 謹んで新年のご挨拶を申し上げます。本年もよろしくお願いいたします。
 この度の令和6年能登半島地震により被災された皆さまならびにそのご家族の皆さまに心よりお見舞い申し上げますとともに、被災地の一日も早い復興をお祈りいたします。

 昨年は、ロシア・ウクライナ紛争が2年目に突入し、解決の目途が立っていないことに加え、イスラエル・ハマス間の紛争という世界経済に新たな火種が発生しました。エネルギーコストの不安定な状態、欧米の金利情勢の不確実性、インフレなど、数えきれないほどの問題が、2024年度も引き継がれることになり、先行きの不透明感が高い年初となりました。

 オリックスを取り巻く環境も海外を中心に不安定な状態にありますが、今期の目標をクリアするとともに、新たな布石を打っていく必要があります。今まで以上に難しい対応が求められると思いますが、知恵を結集して乗り切っていきたいと思います。

 今年は、オリックス創立60周年となります。昨年11月1日に発表いたしました「ORIX Group Purpose & Culture」を国内外のステークホルダーに理解いただき、浸透していく為の初年度となります。
 1964年にリース会社として設立してから、オリックスグループは大きく変転を繰り返すことで、成長を維持してきました。設立してから60年間、多くの企業がグループ入りをし、国内外の役職員は30,000人を超えた一方で、グループの一体感が薄れてきているようにも感じております。
 グループの中には、さらなる成長の可能性を秘めた事業が数多く存在しており、グループで、それぞれの専門性を融合すれば、新たなシナジーが生まれる可能性があると信じております。オリックスグループのさらなる飛躍の為には、新たな戦略・新規事業を立ち上げることが不可欠であり、また、構築できるチャンスがあると考えております。
 グループ間での一体感を育成する為にも、今回、「Purpose 存在意義」「Culture 価値観」を明文化した次第であります。

 オリックスグループが、これからの10年、20年先においても輝いていける企業群であり続ける為にも、「ORIX Group Purpose & Culture」が根付いていくことを願っております。

お問い合わせ先

オリックス株式会社 グループ広報・渉外部 TEL:03-3435-3167

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