ニュースリリース

プロフェッショナル人材の確保・育成に向けて、人事制度を改定
~複線型キャリアパスの制定や一般職の廃止、勤務地の本拠地制を導入~

2021年03月29日

オリックス生命保険株式会社

 オリックス生命保険株式会社(本社:東京都港区、社長:片岡 一則)は、2021年4月より、各領域での社員の専門性向上と働きやすい職場環境の構築に向けて人事制度を改定しますのでお知らせします。

 本改定では、働きやすい職場環境の下で、社員一人ひとりが各領域のプロフェッショナルとして能力を最大限に発揮し、お客さまに質の高いサービスを提供し続ける体制を構築することを目的としています。人口減少や少子高齢化など変化の激しい時代においても、お客さまに常に選ばれる保険会社となることを目指します。
 新たな人事制度としては、各領域で専門性を発揮し成果をあげることで管理職と同等の評価や報酬を得られる「エキスパート職」を新設します。これにより、複数領域を経験した上で管理職を目指すことを基本としたこれまでの“単線型”から、社員一人ひとりの価値観や適性に応じた自分らしいキャリア形成が可能な“複線型”の制度とします。
 合わせて、一般職(スタッフ職等)を廃止し、総合職(アソシエイト職)へ統合します。職種により業務範囲を限定している現行制度を見直し、社員の能力に応じた職務を割り当て、多様な人材がキャリアアップを目指せる環境を整備します。

【単線型から複線型へ】

単線型から複線型へ

 また、社員の価値観の多様化や、子育てや介護などの家庭事情との両立ニーズを踏まえ、一人ひとりの働きやすさの実現を目的として、「勤務地(全国型・地域限定型)」と「勤務タイプ(総合・内勤)」を組み合わせた4タイプの働き方を毎年選択可能にします。全国型を選択した社員については、東京・大阪・長崎のいずれかを「本拠地」として設定の上、原則本拠地エリアでの勤務とし、会社都合により本拠地エリア外での勤務となる場合には、年額最大240万円の遠隔地手当を支給します。

 当社は、時代の流れに合った各種制度の拡充を進めることで、会社の持続的な成長を実現し、お客さまに新たな価値を提供し続ける会社を目指してまいります。

【主な改定の目的と制度の内容】

改定の目的 制度の内容
管理職を目指さなくても、キャリアアップが可能な働き方を実現し、多様な人材が活躍できる環境を構築 ■エキスパート職の新設
・各領域で専門性を発揮し成果をあげていくことにより、キャリアアップを実現していくことが可能な職種として導入。(キャリアアップの形成を、単線型から複線型へ)
※社員一人ひとりの専門性およびその発揮状況に応じた報酬水準となり、管理職と同等の評価・報酬を得ることが可能
各部門の実態に合った評価を実施し、プロフェッショナル人材の育成を促進 ■部門ごとの評価基準を制定
・全社共通の画一的な評価基準だけでなく、部門ごとの特性や専門性を具体的に反映させた評価基準を策定し、より公平な評価・処遇を実施するとともに、キャリアアップのために必要な要素を明確化。
転勤の有無や営業/内勤の選択を可能とし、一人ひとりの価値観や状況に合った働き方ができる環境を整備 ■勤務地の選択
・転勤を希望しない社員は「地域限定型」を選択するなど、毎年、勤務地の選択が可能。転勤のある「全国型」を選択した場合は、本拠地を「東京近郊都県(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)」、「大阪近郊府県(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、和歌山県、滋賀県)」、「長崎県」のいずれかを設定の上、原則本拠地勤務とする。
※本拠地以外の地域で勤務となる場合には、年額最大240万円の遠隔地手当を支給

■勤務タイプの選択
・「総合(営業・内勤)」または「内勤」の選択が毎年可能。

勤務地の選択
多様な人材がキャリアアップを目指せる環境を整備 ■一般職(スタッフ職等)を総合職(アソシエイト職)に統合
・職種により業務範囲を限定している現行制度を見直し、一般職(スタッフ職等)を総合職(アソシエイト職)に統合。

お問い合わせ先

経営企画部広報チーム 高原・林 TEL:03-6685-7996

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