ニュースリリース
ネットワーク機器メーカー「APRESIA Systems」へ出資
~ウイズコロナ、アフターコロナ時代にDX投資を拡大~
2020年11月02日
オリックス株式会社(本社:東京都港区、社長:井上 亮)は、このたび、ネットワーク機器の開発・製造会社APRESIA Systems株式会社(本社:東京都中央区、社長:末永 正彦、以下「APRESIA」)の全株式を取得しましたのでお知らせします。
APRESIAは、通信キャリアや一般企業、官公庁・地方自治体などのITネットワークで用いられるイーサネットスイッチ※1や光伝送装置の開発に強みを持つ国内ネットワーク機器メーカーの草分けであり、特に国内通信キャリア向けイーサネットスイッチ市場ではトップシェアを有します。超高速・大容量、低遅延、多接続という特長を持ち、今後急速な普及が見込まれる第5世代移動通信システム(5G)の基地局やその自営網であるローカル5Gにおいても高い需要が見込まれます。
また、APRESIAの完全子会社であるエイチ・シー・ネットワークス株式会社(本社:東京都台東区、社長:大江 愼一)は、官公庁、大学、病院や一般企業などに強固な顧客基盤を持つ専業ネットワークインテグレーターです。顧客のデジタルトランスフォーメーション(DX)やリモートワーク対応およびセキュリティ強化などのニーズの高まりを背景に今後も大きな成長が期待されます。
オリックスは、これまでも情報通信分野に着目し、小規模事業者向け業務ソフト開発の大手である弥生株式会社、情報処理サービス事業を手掛ける株式会社プリマジェストなどへの出資を行ってまいりました。本件出資により、オリックスの国内外の事業基盤とAPRESIAおよびエイチ・シー・ネットワークスとの連携を行うことで、両社のさらなる発展に貢献します。また、ウイズコロナ、アフターコロナの時代においてその必要性がますます高まる情報通信関連事業をさらに拡大し、DXによるサービスを推進することで、社会的課題の解決に寄与してまいります。
オリックスは、今後もこれまでに培ったオリックスグループの専門性をもとに、安定した事業基盤や質の高い技術・サービスなどを有し、さらなる発展が期待できる企業・産業への成長支援投資を行ってまいります。
*1 ネットワーク内でデータ転送を行う機器。受信データの送信先を選別するための解析・データ処理機能を有する。イーサネットは富士ゼロックス株式会社の登録商標です。
会社名 | APRESIA Systems株式会社 |
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所在地 | 東京都中央区築地2-3-4 |
代表者 | 末永 正彦 |
設立※2 | 2016年9月 |
従業員数 | 265名(2020 年10月現在) |
事業内容 | 情報システム製品およびソフトウェアの開発・製造・販売ならびに保守 |
売上高 | 約136億円(2020年3月期) |
株主 | NMC三号投資事業有限責任組合(100%) |
ホームページ | https://www.apresiasystems.co.jp/ |
会社名 | エイチ・シー・ネットワークス株式会社 |
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所在地 | 東京都台東区浅草橋1-22-16 |
代表者 | 大江 愼一 |
設立 | 1981年7月 |
従業員数 | 292名(2020 年10月現在) |
事業内容 | 情報ネットワークシステムの設計・構築 |
売上高 | 約135億円(2020年3月期) |
株主 | APRESIA Systems株式会社(100%) |
ホームページ | https://www.hcnet.co.jp/ |
お問い合わせ先
グループ広報・渉外部 角谷・金岡 TEL:03-3435-3167
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