ニュースリリース

オリックスグループ 2020年 年頭所感(グループCEO:井上 亮)

2020年01月06日

オリックス株式会社
取締役兼代表執行役社長・グループCEO
井上 亮

~持続的な成長のために、チャレンジ精神とグループ連携を高める~

【サステナビリティは中長期的な成長の道標(みちしるべ)】
 昨年、サステナビリティレポートをリリースし、オリックスのESGに関わる考え方や現状の姿、今後の持続的な成長を実現するための基本原則を開示した。各部門は、自分たちの事業に関わるESGおよびSDGsへの理解を深め、それらを事業計画や新規ビジネスの企画、業務改革の基本方針と結び付けて、積極的に取り組んでほしい。
 中期的な経営の方向性を示すサステナビリティポリシーは、オリックスグループが将来にわたり成長を継続するための道標である。2020年は、このロードマップを実現するための第一歩としたい。

【持続的な成長のためには国内外の連携が不可欠】
 オリックスグループの目指す方向性は、「持続的な成長」と「健全な財務体質の維持」である。これからの10年間で、純利益の水準を4,000億円、さらに5,000億円のレベルへ引き上げていく方向性を、昨年打ち出した。
 オリックスグループの収益の40%は米国・欧州・中国・アジア圏で成り立っており、海外グループ会社からの収益貢献度は引き続き増加すると考えている。オリックスグループが、真にグローバル企業と称するためには、国内外のグループ間でより一層の連携体制を構築しなければならない。国内外のシームレスな組織運営と情報共有、国内グループ会社の情報セキュリティを含む管理部門の強化が重要なテーマである。

【チャレンジ精神はオリックスの貴重な財産】
 オリックスグループには、ビジネスモデルの変革や、デジタル化を含めた組織運営のイノベーションを進めることで、まだまだ成長余地のある事業が多く存在する。 
 オリックスが55年間で築き上げた貴重な財産は、新しいことへのチャレンジ精神を維持し続けたことにある。
 既存の枠組みの中だけで行動していても、さらなる成長は期待できない。責任者はもちろん、役職員全員が自分の責任範囲において、常に新しい分野へのチャレンジ、ビジネスモデルの変革、業務の改善、イノベーションの精神を持ち続けてほしい。

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