ニュースリリース
神戸空港のコンセッション事業を開始
~関西国際、大阪国際、神戸、3空港一体の空港システムを構築~
2018年04月01日
オリックス株式会社(本社:東京都港区、社長:井上 亮)は、このたび、VINCI Airports S.A.S.(本社:フランス、社長:ニコラ・ノートバール、以下「ヴァンシ・エアポート」)ならびに関西エアポート株式会社(本社:大阪府大阪市、社長:山谷 佳之)との3社から構成されるコンソーシアムにより設立した「関西エアポート神戸株式会社」(本社:兵庫県神戸市、社長:山谷 佳之)が、神戸空港の運営を開始しましたので、お知らせします。
これまで、関西エアポート神戸は「神戸空港特定運営事業等」(以下「本事業」)における運営権者として、2017 年9 月26 日に神戸市との間で「神戸空港特定運営事業等公共施設等運営権実施契約」(以下「実施契約」)を締結して以降、本事業の開始に向けて、円滑な業務の承継を行ってまいりました。
オリックスは、ヴァンシ・エアポートおよび関西エアポートとともに、民間ならではの知恵とノウハウを生かした運営によって空港を利用される皆さまへのサービスを強化し、関西全体の航空輸送需要の拡大、神戸経済および関西経済の発展に貢献してまいります。
1.関西エアポート神戸の概要
(1) 名称
関西エアポート神戸株式会社(英文名称:Kansai Airports Kobe)
(2) 所在地
神戸市中央区神戸空港1番
(3) 代表者の役職・氏名
代表取締役社長 CEO 山谷 佳之
代表取締役副社長 Co-CEO エマヌエル・ムノント
(4) 事業内容
神戸空港の運営・維持管理業務等
(5) 資本金
135百万円
(6) 設立年月日
2017 年8 月1 0日
(7) 決算期
3 月末日
(8) 出資比率
関西エアポート株式会社100%
2.実施契約の内容等
(1)本事業の概要
本事業の事業期間は、2018 年4 月1 日から2060 年3 月31 日までの42 年間を予定しています。本事業においては、神戸市が空港用地および施設の所有を継続し、関西エアポート神戸は、神戸市より「民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律」に基づく公共施設等運営権の設定を受けて、神戸空港について航空系事業(滑走路等の運営・維持管理)および非航空系事業(ターミナルビル等の運営・維持管理)双方の運営を行い、本事業からの損益は原則として関西エアポート神戸に帰属することになります。ただし、航空管制業務は関西エアポート神戸の事業の対象外となります。
(2)契約の当事者
神戸市および関西エアポート神戸株式会社
(3)契約締結日
2017 年9 月26 日
(4)契約期間
2017 年9 月26日から2060 年3 月31 日
(合意延長された場合には、最長2070年3月31日まで)
(5)本事業の開始日
2018 年4 月1 日
お問い合わせ先
グループ広報部 松村 TEL:03-3435-3167- このリリースのPDF版を見る
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