ニュースリリース

デジタコ機能を追加した運送事業者向けテレマティクス
「e-テレマPRO」の提供を開始
~リース会社で初のデジタルタコグラフ認証取得~

2014年12月02日

オリックス自動車株式会社

 オリックス自動車株式会社(本社:東京都港区、社長:亀井 克信)は、2014年12月15日より、デジタル式運行記録計(以下「デジタコ」)機能付きの車載機を活用した運送事業者向けテレマティクスサービス「e-テレマPRO」の提供を開始しますのでお知らせします。

 2015年4月より、交通事故削減の観点から事業用貨物自動車への運行記録計の装備義務付けの適用範囲が、これまでの車両総重量8t以上から7t以上の新車を購入する際に拡大され、その他の車両においても2017年4月以降、順次適用されます。
 こうした背景から、運送事業者向けに、デジタコの導入コストを抑えつつ事故削減を効果的に推進いただくことを目的に、国土交通省が定めるデジタル式運行記録計の規格に対応した車載機を開発しました。本サービスをご活用いただくことにより、運送事業者としての義務化に対応しつつ、リアルタイムの運行状況の把握や安全対策、労務管理、エコドライブなどを推進いただくことが可能となります。

 

 当社の法人向けテレマティクスサービス「e-テレマ」は、通信とGPS機能を備えた専用の車載機を車両に搭載し、取得したデータを活用することで最適な車両使用から適切な労務管理、事故の未然防止やCO2排出量の削減までを総合的にサポートするコンサルティングサービスです。2006年のサービス開始以来、自家用自動車のご利用企業を中心に、既に1,500社以上にご採用いただき、契約台数は10万台を超えています(※1)

 

 オリックス自動車は、これまで「車の利用に関するトータルサービス提供会社」として、お客さまの利用形態に対応する「リース」「レンタカー」「カーシェアリング」事業に加え、「コンプライアンス」「環境」「安全」の観点から、お客さまの車の利用に関わる付加価値の高いサービスの拡充に努めてまいりました。今後も、お客さまの課題を解決するための最適なソリューションをご提案してまいります。

※1 2014年11月27日時点

■「e-テレマPRO」のサービス概要

車載機から取得したデータをもとに、分析・リスクの可視化を行い、運用方法から検証方法までのコンサルティングを実施することで、お客さまのトータルリスクマネジメントの実現を支援します。

仕組み:

主な機能:

 (1)インターネット経由で、24時間いつでも運行状況を確認可能。
 (2)車載機からのデータ自動送信による、運転日報の自動作成(※1)
 (3)危険挙動(前進時速度超過、後退時速度超過、急加速・急減速)を把握、発生場所を走行ルート上にマッピング。
 (4)危険挙動発生時の管理者へのお知らせメール送信により、タイムリーな安全指導をサポート。
 (5)走行軌跡を実ルートで表示(※2)
 (6)月次レポート機能(最大加速度&急加速回数、最大減速度&急減速回数、最高速度&速度超過回数、アイドリング時間&長時間アイドリング回数など)
 (7)傾向が一目で分かるグラフ表示。ドライバー、車両に加え、所属グループや全社ベースで情報を閲覧可能。
 (8)法定3要素(0.5秒毎の速度・時間・距離)情報の取得(※3)

利用料金:

 1台あたり 3,500円/月(税抜き)

初期設定費用:

 1台あたり 10,000円(税抜き)

車載機:

 国土交通省デジタコ認証取得済み(型式指定番号:自TDⅡ-51)

※1 「休憩時間」については、専用ソフト上で、個別登録いただく必要があります。
※2 1分毎に車載機から送信されるデータにもとづき走行軌跡を表示します。
※3 法定3要素の取得はSDカードにて行うため、別途費用が必要となります。

お問い合わせ先

<本件に関するお問い合わせ先>

オリックス株式会社 グループ広報部 工藤・堀井 TEL:03-3435-3167
このリリースのPDF版を見る

2014年のニュースリリース一覧へ

ページの先頭へ

ページの先頭へ