再生可能エネルギーの発電事業で業務提携

　株式会社キューコーリース（本社：福岡県福岡市、社長：後藤 和雄）、株式会社九電工（本社：福岡県福岡市、社長：橋田 紘一）とJFEエンジニアリング株式会社（本社：東京都千代田区、社長：岸本 純幸）は、このたび、再生可能エネルギーによる発電事業を共同で推進することで業務提携しましたのでお知らせします。
3社は発電事業における施工や運営のノウハウを融合し、再生可能エネルギーの普及を推進してまいります。

　第一弾の発電事業として、3社が共同出資する「株式会社九州シャインエナジー」を設立し、名石浜太陽光発電所（所在：熊本県玉名郡）の建設に着手しました。本施設は、最大出力1.7MW（1,728kW）のメガソーラーで、発電される電力はすべて九州電力に売電する予定です。
　本施設の建設において、キューコーリースはAM（アセット・マネジメント）と資金調達を担います。JFEエンジニアリングがEPC（設計・施工）を、稼動後のO&M（オペレーション＆メンテナンス）を九電工が担当し、各社の専門性を融合しながら事業を推進します。なお、建設資金は、金融機関からノンリコースローン（非遡及型融資）を調達する予定です。

　3社は、それぞれの営業ネットワークを生かし、九州地区のほか、全国各地で太陽光発電所の開発を進め、2015年度までに約50,000kW（50MW）規模の建設を目指します。また、地熱発電、風力発電に適した発電所用地の確保や事業化の検討を共同で進めてまいります。

　今後も、3社は再生可能エネルギーをはじめとしたエネルギー関連事業を積極的に共同展開し、地球環境保全や地域社会の発展に貢献してまいります。

■完成予想図