ニュースリリース

建設業向け保証ファクタリングサービスで銀行と初提携

2011年07月07日

オリックス株式会社

 オリックス株式会社(本社:東京都港区、社長:井上 亮、以下「オリックス」)は、株式会社トマト銀行(本店:岡山県岡山市、社長:中川 隆進、以下「トマト銀行」)と提携し、オリックスの「建設業向け保証ファクタリングサービス」をトマト銀行のお客さまへ新たに展開しますのでお知らせします。
 本サービスは、7月11日よりトマト銀行の本店・各支店(インターネット専用ももたろう支店を除く)で申込受付を開始します。なお、オリックスが本サービスで金融機関と提携するのは全国で初めてです。

 保証ファクタリングサービスは、国土交通省の「下請債権保全支援事業制度」に基づき、下請建設業・資材販売業のお客さまが元請建設企業に対して有する工事代金、売掛金などの債権をオリックスが元請建設企業を審査の上、100%保証する取り組みです。
 お客さまは、一定の保証料と制度利用料をオリックスへお支払いいただくことで、元請建設企業からの代金未回収リスクをヘッジすることができます。また、オリックスへお支払いいただく保証料の一部は、財団法人建設業振興基金から助成されますので、お客さまは助成分を差し引いた保証料で取り組むことができます。

 オリックスは2010年3月に下請債権保全支援事業制度の保証ファクタリング事業者として国土交通省より承認を受けました。今年6月からはサービス対象エリアを全国へ拡大するとともに、引受限度額を最大2億円まで増額しています。今回、岡山県を中心に磐石な営業基盤を持つトマト銀行と提携することでサービスの拡大を図るとともに、お客さまの新規取引先の開拓や受注拡大を支援してまいります。

 オリックスは、今後も地域金融機関とさまざまな事業領域における提携・協業を推進し、お客さまの多様なニーズに適した金融サービスを提供してまいります。

【トマト銀行との提携によるサービス詳細】
  個別保証(*1) 枠保証(*2)
ご利用頂けるお客さま 元請建設企業から建設工事の全部または一部を直接請け負う建設企業
元請建設企業へ建設工事に関わる資材を直接販売する資材販売企業
(但し、いずれも資本金20億円以下または常勤従業員が1,500人以下の企業)
対象債権 建設工事に関する下請建設企業の債権 工事請負契約締結から、工事完了までに発生する下請建設企業の債権
保証金額(*3) 1回あたり100万円以上 工事請負契約金額の範囲内で個別に設定する金額
保証期間 最大120日程度 工事請負契約締結日から工事代金最終支払日までの間で1年以内
保証料率(*4) 年率5.0%~12.0% 年率5.0%~12.0%

(*1)…個別債権を保証します。
(*2)…工事ごとに保証額の上限をあらかじめ枠として設定し、工事期間中に発生するすべての債権を設定枠内で保証します。
(*3)…本制度では元請建設企業およびお客さまごとに審査の上、保証金額を設定するためご希望に添えない場合があります。
(*4)…保証料率は制度利用料(年率1.0%)および助成金を含めた利率です。制度利用料は、オリックスがお客さまを代行して建設業振興基金へお支払いします。

【ご参考】国土交通省「下請債権保全支援事業」
URL:http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/const/sosei_const_tk2_000033.html新しいウィンドウで開きます。

お問い合わせ先

<お問い合わせ先>

<本件サービスに関するお問い合わせ先>
大阪事業法人営業第一部第一チーム 國領・前田 TEL:06-6578-1621
<本件リリースに関するお問い合わせ先>
広報部 池田・内田 TEL:03-5419-5102
このリリースのPDF版を見る

2011年のニュースリリース一覧へ

ページの先頭へ

ページの先頭へ