オリックスグループの大阪新本社ビルが完成
～オリックス大阪本社を移転、グループの大阪拠点を統合～

　オリックス株式会社（本社：東京都港区、社長：井上 亮、以下「オリックス」）は、このたび完成した「オリックス本町ビル」を大阪地区の新たなグループ拠点とするため、オリックス大阪本社を大阪市北区から移転するとともに、大阪地区のグループ拠点を統合しますのでお知らせします。

　今回の移転・統合は、部門・組織を超えた連携強化によるグループシナジーの最大化を図り、一体となってグループ経営をさらに推進していくことでお客さまの多様なニーズにお応えし、地域・社会に大きく貢献することを目的としています。

　「オリックス本町ビル」は、地上29階・地下3階建てで、大阪市営地下鉄「本町」駅より徒歩1分に位置しています。オリックスグループは、16階から27階の12フロアを使用し、グループ14社、総人員約1,100名が入居します。18階には、グループ専用の総合受付を設置します。

　オリックスは、1964年に大阪市北区にて創業して以来、リースを中心に多角的な金融サービス事業を展開してきました。特に、大阪地区においては、「オリックス・バファローズ」の球団経営や「京セラドーム大阪」の運営など、球団と共に地域に根付いたグループ経営を行ってまいりました。

　近年は、オリックス不動産を中心にタワーマンション、物流施設、高齢者向け住宅の開発・運営事業や「うめきた（旧北ヤード）」における大規模複合開発プロジェクト、オリックス自動車のカーシェアリングなど積極的に事業展開しています。

　オリックスグループは、今後も、発祥の地「大阪」において、高い専門性とグループネットワークを生かした金融サービスをご提供してまいります。

■「オリックス本町ビル」概要

◆都心ターミナル「本町」駅に直結するバリアフリーアクセス
　地下鉄四つ橋線・中央線・御堂筋線の3つのメインラインが集まる「本町」駅へ地下階で直結。中央大通りを渡る地下通路はバリアフリー化に配慮しています。

◆安全なビジネス環境維持へ配慮した先進の建築テクノロジー
　大地震にも安心な免震構造を採用。水没リスクを避けるため、受変電設備や非常用電源設備などを3階に設置しています。その他、防災備品をストックする災害備蓄倉庫を設けています。

◆環境配慮への積極的な取り組み
　既存躯体の再利用をはじめ、外構部や屋上への高木緑化、太陽光発電、LEDなどの長寿命照明、自然光利用や水資源の再利用、BEMS（ビル・エネルギー管理システム）など、建設段階から運用段階に至るまで省エネ・省CO₂に貢献できるさまざまな環境負荷低減技術を採用し、建築物の環境総合性能評価システム（CASBEE）で最高ランクの「S」認証を取得しました。また、一部の技術は環境省のクールシティ中枢街区パイロット事業にも認定されています。

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