ニュースリリース
大阪府内で電気自動車カーシェアリング事業を開始
~関西初!「日産リーフ」を府内6ヵ所に10台配備~
2011年02月24日
オリックス自動車株式会社(本社:東京都港区、社長:亀井 克信)、日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:籾井 勝人)、株式会社イード(本社:東京都中野区、社長:宮川 洋)、株式会社ジェーシービー(本社:東京都港区、社長:川西 孝雄)は、大阪府の協力のもと、2011年3月1日より大阪府内において電気自動車(EV)カーシェアリング事業を順次スタートします。
本取り組みは、環境省の平成22年度地球温暖化対策技術開発等事業において「EVによる日本版Autolib(*1)に関する技術開発」の採択を受け、「大阪EVアクションプログラム(*2)」の一環として、EVに関わる新しいサービスを社会インフラの一つとして構築しようとするものです。
1.開始日
2011年3月1日から順次スタート(3月末までに全6ヵ所にてスタート)
2.実施場所(ステーション名・住所)および日産リーフ配備台数

3.利用料金
利用料金(150円~/15分)+距離料金(30円/1km)
※利用料金のほか、利用登録手数料、月額基本料が必要となります。
4.利用方法

5.入会方法
「オリックスカーシェア」への会員登録が必要となります。
利用申し込み・お問い合わせ先
オリックスカーシェア ホームページ【http://www.orix-carshare.com/】または フリーダイヤル 0120-041-493
6.各社役割
・オリックス自動車:「充電インフラシステムと連携したカーシェアリングサービスの提供」
・日本ユニシス:「各システムと連携した充電インフラシステムの提供」
・イード:「充電場所情報提供サービス『EV充電サーチ』の提供」
・ジェーシービー:「エコ・アクション・ポイントプラットフォームの提供」
・大阪府:「関係自治体・機関とのコーディネート」
7.本サービスのメリットと今後について
充電インフラとして「おおさか充電インフラネットワーク(*3)」をご利用時には、充電量に応じた「エコ・アクション・ポイント(*4)」(急速充電器で7.5kwh(約10分間)充電した場合、約50km走行でき、6ポイント)が付与されるとともに、EV利用時に目的地までの走行距離や充電場所情報を、iPhoneから入手できる情報提供システム「EV充電サーチ」で確認することが可能となり、EVのより一層の利用拡大を図ります。
また2011年度以降には、日本版Autolibを目指し、カーシェアリングのワンウェイ利用の実証実験を行い、利便性を高めるためのサービスの開発を行います。
オリックス自動車、日本ユニシス、イード、ジェーシービー、大阪府は、今後もCO2排出削減を支援し、地域社会の環境負荷低減につながる電気自動車関連サービスの開発に取り組んでいきます。
(*1)Autolibについて
フランスのパリ市と27のコミューンでは、2011年内に、電気自動車を24時間365日いつでも利用することができ、路上にあるステーションにて無人で貸出・返却を行う乗り捨て可能な「電気自動車カーシェアリング事業」の開始を予定している。3,000台の電気自動車を自由に使え、カーステーション数は1,000ヵ所(うち700ヵ所はパリ中心部)の予定。都市における車の利用に起因する環境改善や温室効果ガス、近隣汚染、車の騒音の軽減、現在の交通機関の補完、フランス国内の世帯における交通費削減等を目指す。この「Autolib」は、パリ市が提供している自転車貸出システム「Velib★」の成功を受け、計画されたもの。
★「Velib」について
自転車を24時間365日利用することができ、路上にある自転車ステーションで、貸出・返却を行う「セルフレンタル」方式。乗り捨ても可能なシステムとなっている。パリ市当局は、Velibの普及により、地球環境に優しい自転車の利用促進を目指している。
(*2)大阪EVアクションプログラムについて
大阪・関西が高いポテンシャルを有するリチウムイオン電池の有力市場である電気自動車(EV)を核に、インフラ・社会システム整備や先進的モデル事業を行うことにより、EVなどの普及を促進し、低炭素社会の構築を図るとともに、将来的に新エネルギー関連産業の集積を促すことを目指すもの。大阪の産学官とEVのエキスパートから構成される「大阪EVアクション協議会」にて進められている。
(*3)おおさか充電インフラネットワーク
EVドライバーが安心して走行できるよう、ITを活用して、メーカーや機能の異なる充電器の充電サービスの管理や情報提供共通化することで、携帯電話を用いた充電サービスの予約・認証を可能とするシステム。現在、大阪府内の20基の充電器(急速充電器17基、200V充電器3基)で運用している。(本ネットワークは日本ユニシス(株)が運営している「smart oasis」の機能で運用しています。)
(*4)「エコ・アクション・ポイント」について
温暖化対策型の商品・サービスの購入や省エネ行動に伴いポイントを獲得でき、貯めたポイントをさまざまな商品・サービスに交換することができるプログラム。環境省が推進し、JCBがプラットフォームを運営。環境に良い製品やサービスに「ポイント」という経済的インセンティブを付加することにより、消費者の関心を高め、家庭部門・業務部門のCO2排出量を削減することが目的。現在、会員数は約30万人、参加企業・団体は、銀行、保険、家電量販店、電力、鉄道、旅行、ホテル、出版、放送、外食、イベント、地方自治体など、累計57企業・団体。
(補足情報) 各ステーションへの配備車両について
日産リーフを配備するステーションには、ガソリン車またはハイブリッド車を併せて配備しています。短距離利用の際には時間料金が安いEV、長距離利用の際には、距離料金が安いガソリン車・ハイブリッド車と、利用目的に応じて使い分けていただくことを推奨しています。
*smart oasisは、日本ユニシス株式会社の登録商標です。
*iPhoneはApple inc.の商標です。
*iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。
*その他記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
■EVカーシェアリング利用方法(日産リーフ)
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■「日産リーフ」導入記念!無料おためしキャンペーン
「日産リーフ」でのカーシェアリング事業開始を記念し、以下(1)(2)(3)が全て無料となる無料おためしキャンペーンを実施します。

以下、(1)または(2)の方法で、ご利用いただけます。
(1)WEBサイトから (2011年2月24日から3月末まで)
オリックスカーシェアホームページにアクセス【http://www.orix-carshare.com/】
トップページから、『電気自動車「日産リーフ」導入記念!無料おためしキャンペーン』ページへ。
(2)「日産リーフ」を設置したカーステーションにて、現地説明会を開催
日産リーフを導入したカーステーションにて、以下の日程で現地説明会を開催します。
「実際に日産リーフを見てみたい」「カーシェアリングについて説明を聞きたい」というお客さまのお声にお応えいたします。

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