Profile

1990年に日系損害保険会社へ入社。情報システム部門にて約10年間ITインフラの構築やアプリケーションの開発を担当。経理部門、リスク管理部門、経営企画部門にて各部門のビジネスとデジタル化の推進に従事した後、海外現地法人のIT責任者に着任。2018年、外資系税理士法人へ転職し、同社のCTOに就任。2020年にオリックス株式会社へ入社。同年、オリックス・システム株式会社での兼務を開始するとともに副社長に就任。2023年7月より現職。

Chapter 01

社会やビジネス環境を取り巻く変化は、脅威であると同時にチャンスでもある

オリックス・システムは、法人金融、産業/ICT機器、環境エネルギー、自動車関連、不動産関連、事業投資・コンセッション、銀行、生命保険など、国内外で多角的に事業を展開するグループ各社のビジネスをITの力で支えるシステム開発・運用会社です。
現在、私たちの社会や暮らしを取り巻く環境はさまざまな変化の波にさらされており、ビジネスの世界にも多大な影響を与えています。しかし、変化は脅威であると同時にチャンスでもあると捉えることができます。
私たちオリックス・システムは、グループ各社のビジネスや業務に対する深い理解に加え、ITやデジタル、高度なテクノロジーに関する技術力を駆使することで、グループ各社と一体となって新たな成長チャンスの創出を目指すとともに、継続的かつ安定的なシステムサービスの提供によって各社の事業活動を支えています。

Chapter 02

グループ全社への貢献を目指し、技術力・マネジメント力をアップデート

世界約30カ国・地域で事業を展開するオリックスグループには、連結会社だけでも約1,000社の企業があります(2023年3月末時点)。今後、グループ各社へのさらなる貢献を目指すべく、新卒・キャリア双方の採用活動へ注力するとともに、ビジネスパートナーであるITベンダー各社さまとの連携体制についても引き続き強化していく方針です。
また、パートナー各社さまとの適切かつ強固な連携を実現するためには、我々社員一人ひとりの技術力・マネジメント力の継続的なアップデートが必要不可欠となります。オリックス・システムでは近年、若年層エンジニア社員の教育指針を改定し、より実践的なエンジニアリング力やマネジメント力を備えた人材の育成に努めています。

Chapter 03

オリックスグループのIT・デジタル変革における「扇の要」となることを目指す

今後も「グループ各社のビジネスをITの力で支える」というオリックス・システムのミッションや役割そのものが大きく変わることはありませんが、実行スピードや新たなテクノロジーに関するスキル、より広範なビジネス領域に対する知見など、グループ各社から当社に対する期待値は、時代や環境の変化とともに高まり続けていくはずです。
私たちオリックス・システムは、オリックスグループのシステム開発・運用の中核として、グループ各社が目指すデジタル化の目標の実現やビジネスの拡大といった新たなチャレンジをバックアップすることで、オリックスグループのIT・デジタル変革における「扇の要」となり、これを推進していくことが期待されています。そのような期待に応えるべく、今後もグループ各社のビジネスに寄り添い、一つひとつの業務を深く理解した上で、各社のビジネスへ高い付加価値を提供できる人材の育成や、より包括的かつ効果的なIT・デジタルサービスの実現にまい進していく所存です。