オリックス資源循環株式会社

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各種認定

自動車リサイクル法対応施設

ASR(自動車シュレッダーダスト)とは

ASRとはAutomobile Shredder Residue の略で、使用済み自動車を破砕し、鉄やその他金属を回収した後に残る廃棄物のことです。
主な成分は、廃プラスチック、樹脂、発泡ウレタン、繊維、ゴム、金属などですが、その組成は一定ではなく、処理に困難を伴うものが多く含まれるため、従来は埋立処分されることが多い廃棄物でした。

自動車リサイクル法

そのような背景のなか、ごみを減らし、資源を無駄遣いしないリサイクル型社会を作るために、平成17年より「使用済自動車の再資源化等に関する法律」(自動車リサイクル法)が施行されました。
具体的には、エアコンの冷媒として使われており、大気放出されるとオゾン層を破壊する「フロン類」、爆発性があって処理の難しい「エアバッグ類」、使用済自動車から有用資源を回収した後に残る大量の「シュレッダーダスト」の3つについて自動車メーカーがリサイクルする義務を負うことになりました。

ASR処理認定施設

当社施設では、自動車メーカーから委託を受け、ASRの100%再資源化を行なっています。
ASRを高温でガス化・溶解することで、クリーンな精製合成ガスやスラグ・メタルなどを回収。
その他含有成分も金属水酸化物や工業塩として取り出しています。
最も処理が難しいと言われる廃棄物の一つ"ASR"の完全リサイクルを実現しています。

ASR投入施設活用率