SERVICE 6

CO2排出量の削減、サーキュラー・エコノミーの実現に向け、リサイクルの質を高める・セキュリティの強化など、技術やサービスの新規導入・開発を継続的に行っています。
これまでリサイクルが困難だったPTPシート(※)のリサイクル、使用済みIT・OA機器の記憶媒体を国際基準に沿って粉砕破壊するデータ消去装置、お客さまの敷地内でデータ消去を行う専用トラックなどの取組事例を紹介します。

※PTPシート…「PTP(Press Through Package)包装シート」の略称。カプセルや錠剤をプラスチックとアルミ箔でシート状に挟み込んだ包装形態。

Corporate 会社紹介
Corporate 会社紹介

Initiative

  • 「PTPシート」はプラスチックとアルミ素材の分離・分別のしにくさからリサイクルが難しく、サーマルリサイクル(熱エネルギー回収)が主流でした。
  • それに対し、オリックス環境では、プラスチックとアルミ素材に分離する新しい技術を活用した「PTPマテリアルリサイクル」の機械を船橋工場に導入。
  • 導入素材を分離する新技術の活用により、サーマルリサイクルからマテリアルリサイクル(資源としてリサイクル)への転換が可能に。

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  • 使用済みIT・OA機器の記憶媒体のデータ消去の手法のうち、最も推奨される消去方法は物理破壊となり、国際基準(NSA)では2mm角四方の粉砕と定められています。
  • 春日部工場では、この国際基準に沿ったデータ消去装置を導入し、データ消去を行います。

  • 専用機械を搭載した特殊車両にて、お客さまの事業所内へ訪問し、お客さまのもとで記憶媒体を破壊し、データを消去します。この特殊車両は、オリックス自動車株式会社が手掛ける「移動金融車」から発想を得て、企画しました。

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Case Study

case 01:PTP剥離機

大手製薬会社

導入前

PTPからサーマルリサイクルとして熱エネルギー回収しかできなかった。

導入後

マテリアルリサイクルとして資源として再利用することが可能に。

case 02:データ消去装置

大手金融機関

導入前

PCの入れ替えに伴い、PC内に含まれる個人情報のデータ消去が必要。確実なデータ消去を依頼したい。

導入後

国際基準をクリアした装置によるデータ消去を実現、安心して依頼することができた。

サービス

Service, Solution