未来の環境を変える最前線へ

前職については、休日の少なさや業務内容など就職前に理解していたものの、実際に体感した結果長くは続けられないと思い、それならば早めに転職をしようと切り替えて転職活動を始めました。 当時は「循環社会形成」という言葉が聞かれ始めた頃で、まだそれを生業にしている企業はほとんどありませんでした。当社と出会ったのはそんな時です。1998年設立、2000年から社員の募集を始めていたので、1期生として会社の初期から関われると思い、入社を決意しました。

大手製薬企業向けに船橋工場に新設備として導入したPTPシート剥離によるマテリアルリサイクルの提案、法人向けに組成した不用PC無償回収サービスを一般消費者向けにアレンジして展開するなど、多様な業務を担当しています。あるメーカーと協業して、リユースやリマニュファクチャリング、リパーツ、リサイクル、そしてサーキュラー・エコノミーのモデルの立ち上げを検討しています。 一番のミッションは、会社にも社会にも貢献できる新しいサービスの立ち上げ・商品化です。

一番印象深い仕事は、自販機の全国リサイクルスキームの立ち上げですね。当時は知見もない中でほぼ全ての業務を自分で行っていたため大変な経験だったものの、やりがいや達成感もひとしおでした。今は業務部の営業サポート体制も充実した環境になっています。 挑戦したいことは「社会に貢献」することです。海外の発展途上国の食糧不足問題や水不足の改善、国内の食品ロス問題など、現在の当社の分野からは遠いですが、業務を拡大・応用することで何か貢献できないかと思っています。

学生時代は環境工学を専攻していて、循環型社会の構築および持続可能なエネルギーと資源開発を研究テーマとしていました。新卒では違う分野の会社に入社したものの環境ビジネスへの想いが強く、いつか循環型社会を重視した時代が来ると考え、このテーマに関連する企業に就こうと転職を決めました。 オリックスグループは多方面かつグローバルに事業を展開しており、描いたビジネススキームに対して影響力を発揮しやすいと思ったのが入社の決め手です。

現在は、2つの業務を担当しています。 一つは、今後の取引の活発化が予想される「サーキュラー・エコノミー」に関する新たなビジネスの構築です。専門チームとしては2023年度に発足したばかりで試行錯誤を重ねていますが、社内外の期待も大きく、お客さまへのご提案をより強固なものにできるよう、さまざまな課題に向き合っています。 もう一つは、社内業務のデジタル化や各種情報のプラットフォームの作成です。市民開発ツールを活用して、可視化・効率化をしたい業務のピックアップや課題発掘から始め、アプリ開発をしています。社内で完結できるため、追加の課題に対してもアジャイルに対応できます。今後はお客さまや提携事業者とも連携し、遅れがちな静脈業界のデジタル化も図っていきたいと思っています。

プラネタリー・バウンダリー「地球の限界」という概念があります。地球環境は温暖化問題以外にも、資源やエネルギーの枯渇、食糧問題など多様な課題があります。当社の展開する事業およびオリックスグループのリソースを活用すれば、プラネタリー・バウンダリー解決への一手となる可能性があります。そのためにオリックスグループとしてどのようなプレゼンスを発揮するか、日々模索しています。 環境という言葉は広義であり、環境ビジネスに求められるのは、多くの知の結集です。この分野で⾃⼰実現を叶えたい⽅と、⼀緒に働ける日を楽しみにしています。

学生の頃から環境問題について興味があり、理学系で環境生態学について学びを深めていました。 環境ビジネスにも研究職やシンクタンクなどさまざまな選択肢があることを知ったのは、就職活動を始めてからです。当社は専門分野に縛られず、世の中の動きに対して柔軟に変化していけるビジネスモデルを持っている印象だったので、入社を決めました。

営業として20社程度の既存顧客と、これからお取引関係を構築したいという法人を5～10社程度担当しております。課題が明確にあるお客さまばかりではないため、情報交換やコミュニケーションの中でお客さまの会社が何をしていかなければならないのか、そのために何が必要なのかを具現化していくことが、求められています。当社が提案する環境ビジネスはお客さまにとってコア業務ではないことが多いですが、守るべき法律・条例が非常に多いです。「聞いていない」「知らなかった」というトラブルを避けるためにも、適切かつ簡潔にお客さまへお伝えし、遵守いただくことを常に意識しています。

多様な業種・職種の方との関わりが多い仕事なので、お客さまの専門分野については日々勉強です。調べたことをお客さまに伝えた際「よく分かっている」などとお褒めの言葉をいただけた時は、営業冥利に尽きます。 地球環境・社会環境は全ての人に平等であるべきと思っています。そのために適切な情報の収集・発信を当社を通して可能にする仕組みづくりができればと考えています。全くの異業種から転職してきているメンバーも多くいますので、少しでも興味を持っていただけましたらチャレンジしてみてください。