プレスリリース

2025/01/06

2025年 年頭所感

詳細は、以下をご参照ください。
2025年 年頭所感【168KB】

オリックス・リニューアブルエナジー・マネジメント株式会社
代表取締役社長 佐藤 厚範

 新年あけましておめでとうございます。

 太陽光発電所・蓄電所の運営・維持管理(O&M)サービスを展開するオリックス・リニューアブルエナジー・マネジメント株式会社は、メガソーラーをはじめ、日本全国で約 235 カ所、760MW 相当(2024 年 12 月時点)の O&M 業務を受託しています。AI(人工知能)などの先進技術を活用したO&M や有資格者のノウハウやリソースを生かし、発電所の建設時から買収時まで発電事業者さまの事業フェーズに合わせた最適なサービスを提供することで、高効率な運営と発電コストの低減に寄与しています。

 当社は新たに、蓄電所向けの運営・維持管理業務(O&M)の受託サービスを開始しました。初の取り組みとして、関西電力とオリックスが 2024 年 12 月 1 日より運転を開始した、和歌山県の「紀の川蓄電所」の O&M を本年度より開始します。また、オリックスが滋賀県米原市で 2027 年に運転開始を予定している国内最大級の蓄電所「米原湖東蓄電所」についても受託を予定しています。
 サーキュラーエコノミー(循環経済)への移行に伴い、資源循環の重要性が高まるなか、社会問題として太陽光パネルの大量廃棄が予測されています。こうした社会問題に対応するため、昨年、グループ会社のオリックス環境と協業し、使用済み太陽光パネルを国内で販売・再利用するサービスを開始しました。また、社員が最も重要な資本であるとの考えから、SDGs における「働きがいも経済成長も」を実現するべく、社員の多様な働き方や仕事を通じた成長を支援する研修や資格取得支援としての教材支給などに取り組んでいます。その結果、Great Place to Work® Institute Japan が世界共通基準で実施する従業員意識調査において、「働きがい認定企業」に 3 年連続で選出されています。

 当社は本年も、コーポレートスローガン「エネルギーコントロールで一歩先の未来を創り出す」に向けて、さまざまな取り組みを推進してまいります。昨年末、エネルギー政策基本法に基づき改定されている「エネルギー基本計画」のうち、第 7 次エネルギー基本計画の原案が経済産業省より公表され、2040 年度の電源構成に占める脱炭素電源の内、太陽光発電が 22~29%程度と最大の割合を占める見通しです。また、2040 年度の電源構成の目標を決めるにあたり、AI の普及やデータセンターの市場規模拡大による電力需要の増加が見込まれるなか、温室効果ガス削減目標と電力の安定供給の両立が課題となっています。これを受けて当社は、さらなる拡大が見込まれる太陽光発電所や、蓄電所向けの O&M などを通じて、O&M の受託容量 1.5GW を目指します。2050 年カーボンニュートラル社会の実現には、再エネの主力電源化が不可欠です。当社は高効率な太陽光発電所・蓄電所の運営・維持管理に使命感を持って取り組むことで、再生可能エネルギーの普及促進と、社会インフラである電力の安定供給に貢献し、次世代へつなぐ持続可能な未来を創っていく所存です。

 本年も皆さまの一層のご支援ご理解を賜りますようお願い申し上げるとともに、皆さまにとりまして実り多い一年となりますよう心よりお祈り申し上げます。




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オリックス・リニューアブルエナジー・マネジメント株式会社
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