プレスリリース

2022/03/11

メガソーラー向けターンアラウンドサポートサービスの提供を開始しました

詳細は、以下をご参照ください。
メガソーラー向けターンアラウンドサポートサービスの提供を開始しました【432KB】

弊社(以下「OREM」)は、このたび、大規模太陽光発電所(メガソーラー)の運営状況を第三者の視点から評価・分析し、効果的なマネジメント方法を提案する「ターンアラウンドサポートサービス」を開始しますのでお知らせします。

なお、サービス概要はこちらのPDFをご覧ください。
サービスの詳細については、YouTubeからも動画でご視聴いただけます。


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背景

脱炭素化に向けた流れが加速する中、新規のメガソーラー開発は適地が限られてきており、新規導入量の確保が課題※1になっています。反面、稼働中のメガソーラーへの注目は投資家などから高まっており、中古市場における売買取引は増加しています※2。

OREMがこれまでに太陽光発電所診断サービスを受託した発電施設(合計約2GWp)では、年平均劣化率は約1%と、パネルメーカーによる出力保証範囲(0.5%/年の劣化率)を下回ります。また、不十分な保安体制など発電施設における事故件数は年々増加しており※3、適切な保守管理が行われないことで、将来的な太陽光エネルギーの価値を損なうリスクがあります。

※1 経済産業省「ヒアリングの参考資料」より
※2 矢野経済研究所「太陽光発電所セカンダリー市場に関する調査」参照
※3 経済産業省「産業保安分野における当面の制度化に向けた取組と今後の重要課題」の概要より




ターンアラウンドサポートサービスについて

本サービスは、経験豊富な技術者による現地調査と、AI(人工知能)など最先端デジタル技術を活用したデータ分析とを組み合わせることで、売電収益の最大化を図るマネジメント方法をレポートで提供します。レポートでは、発電設備の性能低下や故障リスクを未然に防ぐための具体的施策や保守管理業務(O&M)を行った場合の費用対効果を確認できます。

また、売電に伴うキャッシュフロー予測を、評価・分析します。稼働中の発電所の購入を検討する投資家は、メガソーラーが抱える顕在・潜在的なリスクやポテンシャルを明確に把握することが可能になります。




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レポート提出までの流れ

物件評価に際しては、稼働年月日、売電実績のほか、経年劣化など対象物件の情報をヒアリングおよび現地訪問を行い、発電所それぞれの特性を把握した上で収益シミュレーションを行います。




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本レポートは、発電所の売却や買収などのイベント時はもちろんのこと、より効率的な運営を目的とした日常的なオペレーション改善にもご活用いただけます。