米国のハリケーン被災地で活躍した、鉄塔点検のためのドローン

[Publisher] FierceWireless

この記事はFierceWirelessのMonica Allevenが執筆し、Industry Dive Content Marketplaceを通じてライセンスされたものです。ライセンスに関するお問い合わせはlegal@industrydive.comにお願いいたします。 

ベライゾン社とAT&T社は、2017年8月に米国テキサス州とルイジアナ州に上陸し、壊滅的な洪水と多くの死者を出した巨大ハリケーン「ハービー」の復興支援にドローンを活用していました。

ベライゾン社は天候の回復を待ち、ドローンによる鉄塔の点検を開始。ドローンであれば鉄塔に登る作業員を派遣するよりも安全かつ迅速で、洪水で立ち入りができない場所にも到達できます。

ドローンによる点検では、アンテナのひび割れや同軸ケーブルのほつれなど、各種の問題やサービス中断の原因になるものがないかを調査。この取り組みは、タロン・データ・システムズ社とメジャー社が支援しました。

一方、AT&T社は、被害を受けたテキサス州南東部に25機のドローンを配備したと報告しています。ベライゾン社と同様に、ドローンで携帯電話の鉄塔を点検し、回線へのハリケーンの影響を調べました。

AT&T社は、ブログ記事で次のように述べています。「ドローンが基地局の高解像度の動画・写真を撮影し、鉄塔の全景を見せてくれます。機器、部品、ケーブルの高品質なビジュアルが手に入り、技術者は地上から安全に基地局を確認できるのです。しかもリアルタイムに、です」。

ベライゾン社は2017年6月にジョージア州ペリーで、20以上の技術パートナーとともに緊急対応のデモを行っていました。実際に起こり得るあらゆる状況で、緊急対応者のために提供できることを紹介したのです。このイベントには多数の企業だけでなく、緊急対応者、州政府や自治体の関係者、ビジネスリーダーが集まったとのことです。

ベライゾン社は2017年2月、オレゴン州ポートランドのドローン運用ソフトウエア企業スカイワード社を買収しました。同社は、フリートマティクス社やテロジス社とともに、ベライゾン社のテレマティクス部門の一翼を担っています。

ただし、ハービーの救援活動では、ベライゾン社やAT&T社は従来からの機材も使用しました。

AT&T社は、テキサス州ボーモントに衛星電話の移動基地局車(SatCOLT)2台を配備。顧客と緊急対応者を支援するため、ハービーの再上陸後にはさらに12台を追加する準備をしていました。

ベライゾン社も、テキサス州南部で回線容量の不足を補うため、移動基地局車(COW)と、トラック型の移動基地局車(COLT)を含む機材を配備していました。また、携帯電話の充電やインターネットへのアクセスなど、緊急対応者と避難住民の通信ニーズを満たすため、ヒューストン、ダラス、サンアントニオの避難所に自社の従業員を配置しました。

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