浜島直子さんが考える、働くパパママに伝えたい3つのこと

[Publisher] withnewsより転載

働きながら子育てする人々を応援しようと始まった「オリックス 働くパパママ川柳」。6回目を迎えた今年も4万7,188の応募作から珠玉の受賞作品が決まりました。仕事と子育てをめぐる笑えたり、泣けたりするエピソードの数々は、働くママの目にはどう映ったでしょう。

第6回「オリックス 働くパパママ川柳」受賞作品はこちら

この春、小学2年生となった息子さんを持つモデルの浜島直子さん。「オリックス 働くパパママ川柳」の受賞作を振り返りながら、浜島さんが普段、仕事と子育てに向き合う中で心がけてきたことなどを伺いました。

「ごめんね」と「ありがとう」を言える、負けられる親でいたい

浜島さんには、この春、小学2年生になった息子さんがいます。

「自分の計画通りに物事を進められないことは、ストレスに感じてきました。集中して『この仕事を早く終わらせたい』と思っても、息子から『ねえねえ』と話しかけられれば応じなければいけない。どうしても自分の思うように1日を進められない。そこは大変ですね」

「息子が乳幼児のときは、私が彼にとっての世界の中心で、ものすごい責任を背負っているというプレッシャーがありました。今は息子も大きくなり、“社会”と関わるようになって、彼が“社会”で学んだ価値観も尊重しないといけないと感じています。適切な距離感で接することも心がけています」

大変なことがある一方で、息子さんの成長を日々感じているそうです。

例えばある日、2人で買い物に行ったときのこと。「その日は雨で、自転車ではなく徒歩だったので、大変だったなと私は思っていました。でも、寝るときに息子と一緒に1日の出来事を振り返りながら話をしていると、息子は『おかーちゃんと一緒に散歩できてよかった』と言ったんです! そんな風に感じることができるようになったのか、とうれしくて。小さい頃は走り回って目が離せなかったのに、今は、私に寄り添いながらつきあってくれる。私も彼からいろいろ学ばせてもらっているなと思いました」

浜島さんが子育てをする上で大切にしていることは「負けられる親でいること」。

「世の中には、自分に非があっても“素直に『ごめんね』を言えないタイプの親”も多いと思います。でも夫の両親と接する中で、子どもに対しても『ごめんね』と『ありがとう』を大切にしている姿勢に触れて、すごく素敵だなと思いました。私も子どもに対して虚勢を張らずに、同じ目線で接したい。『ごめんね』と『ありがとう』、そして『大好きだよ』は素直に伝えるようにしています」

愚痴や悩み、喜び…子育てを支えるさまざまな目線「わかるわかる!」受賞作

そんな浜島さんが、今年の「オリックス 働くパパママ川柳」受賞作で印象に残ったのは、こちらの5作品だそうです。

「毎食が SDGs 子の残り」(要冷蔵さん、24歳女性)
「育休で 心のへその緒 できたパパ」(もちまるさん、28歳女性)
「恋をする きっかけさえも なくされる」(シュンシュンさん、12歳男性)
「『高い高い』 じぃじぃパソコン 持ち上げる」(リリー&ロージーさん、61歳男性)
「働いた! 金メダルより 金曜日」(ちっぴーさん、37歳女性)

「本当にわかるわかる!という句ばかりでした。コロナ禍がつづいていますが、その不自由さの中でも、ちょっと視点や発想を変えれば、心のあり様は変わるのだなと思います。SDGsやテレワークなど、今の時代ならではの単語も多かったですね。それほど当たり前になってきているのだろうと実感しました」

浜島さんが挙げた句は「ママ」目線だけでなく、家族のいろいろな目線でよまれた句が含まれていました。その理由について「私一人で子育ては絶対できないと思っていますから」と話します。家族だけでなく、ママ友や事務所のマネジャー、学校の先生方、マンションの管理人さんにもすぐ悩みを打ち明けて、互いに助けあえるような関係を築いているそうです。

第6回「オリックス 働くパパママ川柳」受賞作品はこちら

母から教わった「ゆるがんば」の精神

仕事をしながら、子育てもする。予期せぬことが起きたり、スケジュール管理で悩んだりする日々の中で、浜島さんは自分や周囲を追い込みすぎないで暮らすポイントを3つ挙げてくれました。

「まずは一人で抱え込まないこと。一人では無理だと思っていたことでも、人を巻き込むと楽になる。ちょっとした愚痴や悩みは、人に話すとネタになることもある。子育て8年目で思うことです。定期的に弱音を吐けば心のメンテナンスになると思います」

また、パートナーをはじめ、家族との“調整”も大切なこと。

「夫婦の役割分担はありません。ただ毎朝、その日の晩ご飯をどちらが作るかということだけ決めます。それによって自分の時間の使い方が変わってくるので。一人きりになれる“シャッターガラガラ時間”を宣言することも心がけています。『この30分は執筆の仕事に集中させて』、『この30分は近所のカフェでゆっくりさせて』というように」

浜島家のモットーである「栄養と家事は3日単位」というスタンスも、自らを追い詰めない工夫です。「栄養と家事は3日単位で帳尻が合えばいいと考えるようにしています。きょうはお米中心の食事なら、明日肉を食べて、あさって野菜たっぷりのスープを飲めばいい。その日、トイレ掃除ができなかったとしても死にはしないですから」

そして、何より浜島さんが伝えたいのは、母親から教わった「ゆるがんば」の精神。

「母は保険会社で働いていたのですが、買ってきた総菜を食卓に並べることはありませんでした。でも、毎週水曜日は必ずママさんバレーに行く。火曜の夜からシチューかカレーを仕込んで、水曜日の午後7時から9時までは小学校の体育館に消えていく。その姿がとても印象的でした。仕事と家事と自分の趣味、当時の母親の年齢に自分が近づくにつれ、そのすごさを改めて感じます」

「そんな母に連絡を取ると毎回必ず言ってくれるのが『ゆるがんば』という言葉。ゆるく、頑張れという意味の造語です。サボりながらでも、文句言いながらでもいい。十分頑張っているんだから、頑張りすぎないように、って。今、子育てと仕事に直面して悩んでいるママやパパにも伝えたいですね。悩んでいるだけで、そこには愛があるのだから、もう100点満点です。だから、ゆるがんば!」

(構成・五月女菜穂、撮影・栃久保誠)

【プロフィル】
浜島直子(はまじま・なおこ)
モデル・絵本作家。1976年生まれ、札幌市出身。一児の母。18歳でモデルデビュー。ファッション誌、テレビ、ラジオなどで活躍。随筆集「蝶の粉」のほか、夫・アベカズヒロさんとのユニット「阿部はまじ」で絵本「ねぶしろとおいしいまる」などを出版。

みんなで選ぶ共感賞 皆さまの投票をお待ちしています

思わず笑顔、思わず涙、あなたの心を動かした一句を教えてください。第6回「オリックス 働くパパママ川柳」の受賞作品と佳作の合計39句の中から、皆さまの投票により、“みんなで選ぶ共感賞”を選定します。

投票いただいた方の中から抽選で20名様にAmazonギフト券2万円分をプレゼントします! 以下のバナーをクリックして詳細をご確認のうえ、ぜひご参加ください。たくさんのご投票、お待ちしております。

【オリックス 働くパパママ川柳】みんなで選ぶ共感賞 投票受付中!

第6回「オリックス 働くパパママ川柳」受賞作品はこちら

持続的な成長を支える人材戦略

ページの先頭へ

ページの先頭へ