幼稚園の参観から生まれた学びがSNSで話題に

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[Publisher] Working Mother

この記事はWorking MotherのAllison Huffordが執筆し、NewsCredパブリッシャーネットワークを通じてライセンスされたものです。ライセンスに関するお問い合わせはlegal@newscred.comにお願いいたします。

ワークライフバランスの悩みはワーキング・マザーだけの問題ではありません。

ワーキング・マザーの悩みや苦労は広く知られるようになりましたが、それは父親にとっても同じこと。他の何よりも仕事が優先される社会では、ワークライフバランスを維持するのは、簡単ではありません。「子どものための時間を作ることが大切」だとよく言われますが、それは父親にも言えることなのです。SNSに投稿された父親の体験談を見てみましょう。

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幼い自分の娘が幼稚園に行くのを嫌がることに気づいたダニエル・マローニー氏は、ランチ休憩を利用して教室を訪ね、読み聞かせをすることにしました。

「妻はすでに何度か行っていますが、私は一度も参観を申し込んだことがありませんでした」と、ダニエル氏はつづっています。「休みの後『幼稚園に行きたくない』と娘が言うようになりました…そこで、状況を改善しようと、参観を申し込むことにしたのです」

いつも通り働いている平日に時間を割いて、娘に幼稚園に行く気を起こさせようというダニエル氏の判断は、驚くほどうまくいきました。「娘は読み聞かせの間、マットの上で終始ニコニコしていました」と、彼はその時の様子を語ります。「なぜ、もっと早くやらなかったんだろう?とさえ思います」

ダニエル氏は、忙しい仕事の合間を縫って、子どものための時間を作る喜びから大切な教訓を得たのです。しかし、それだけで終わりませんでした。帰り際、父親が読み聞かせをしたことに「子どもたちがびっくりしていた」のが忘れられないとダニエル氏は言います。「その月の参観の申し込みシートを見たら、その月に参観に来た17人は全員母親で、父親は一人もいませんでした」

ダニエル氏の体験は、子育てにおける母親と父親に対する期待値がいかに違うかを物語っています。ダニエル氏は、娘の教室を訪ねようと「考えたこともなかった」と言います。それは父親の仕事ではないと考えていたからです。一方で、彼の妻やほかのクラスの母親は忙しいスケジュールの中で時間を作っているのです。

「良かったね、ダニー」と、コメントに書き込んだのは、ウィリアム・リー氏。ダニエル氏と同じく、働く父親の一人です。「よく投稿してくれました。私も、学校や家、課外活動で、子どもと一緒に過ごした時間を後悔したことはないですよ。もっと時間を使えば良かったとさえ思っています」

ジェフ・シー氏も「大事なことだと思う」と付け加えます。「学校に来てくれたことをお嬢さんは忘れないと思います。18歳と20歳になるうちの子どもたちも、私が学校に行って、読み聞かせをした時のことをいまだに話してくれますよ」

ワーキング・マザーのサラ・ガリモア氏は「母親も父親も平等に、親としての役目を十分に果たせるように、そういった機会をシステムのように組み込み、増やす必要があると思います。彼の行動が、ほかの父親たちが行動するきっかけになってほしいと思います。どんどん拡散、シェアしましょう。これからも続けてください。行動する機会はいくらでもあるはずです」

彼の体験談からの学びは、母親が仕事のため、子どもに割く時間を減らすのではなく、父親の育児参加を促進するべきだということです。これは、共働き家庭の子どもたちにとって大事なだけでなく、職場における「親のあり方」に対する考え方をより柔軟なものにし、ワーキング・マザーへの偏見をなくすことにもつながるはずです。

「もっと早くから参加するべきだったと後悔していますし、そうしなかったことが恥ずかしいという気持ちさえあります。また必ず申し込みます。素晴らしい体験でした」と、ダニエル氏は述べています。「オフィスに戻れば、仕事はありますから」

ダニエル氏には、ワークライフバランスに関する教訓をシェアしてくれたことに感謝の意を表したいと思います。彼の体験談が世界中の働く父親たちの行動を促すきっかけになることを願っています。

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