個人的な目標をチームに共有し、サポートを得るGoogle流チームビルディング

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[Publisher] e27
執筆者:スコット・マウツ

この記事はe27のScott Mautzが執筆し、NewsCredパブリッシャーネットワークを通じてライセンスされたものです。ライセンスに関するお問い合わせはlegal@newscred.comにお願いいたします。 

Googleは、最高のリーダー人材、最高のチーム、そして生産性の高いメールの使い方とは何かといった、リーダーシップのあらゆる側面を研究し、測定し、体系化することで知られています。これに加えて、感受性が高く知的なGoogle社員の間で人気のあるシンプルな考え方があります。

私もこの考え方を以前から取り入れていますが、Googleで生まれたアイデアとは知りませんでした。それは「One Simple Thing」と呼ばれ、目標設定に役立つ非常に便利なものです。

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まず、リーダーとして、メンバーに個人的な目標を書いてもらいます。ただし、ここでのポイントは、仕事以外のことです。個人の幸福度(ウェルビーイング)を大きく左右するような目標を設定してもらうのです。次に、定期的な確認作業を行い、仕事上の個人目標と同時に責任を持ってもらうことで、この目標を達成できるようにメンバーをサポートしていくのです。

Googleでは、re:Workのサイトで、例を挙げて「One Simple Thing」の目標を説明しています。

  1. 「週に3回、休憩を1時間取って運動する」
  2. 「週に2回は夕方5時までに退社して、娘が寝る前に遊ぶ時間を作る」
  3. 「週末はメールを読まない」
  4. 「今四半期中に1週間休暇を取って、完全にネットから離れて生活する」

従業員は、個人の目標と達成までの期間を設定します。責任を持って目標を進められるよう、家族や友人と目標を共有することを奨励しています。

なぜ、個人の幸福度(ウェルビーイング)に関する目標を設定させることが重要なのか

私は、以前からこの取り組みを行い、メンバーにとって意味があり、非常に励みになるということに気付きました。そして、残念なことに、目に見える形で部下の幸福を気遣い、そのための協力を惜しまない上司が世間にほとんどいないということにも気づきました。

Googleが提供するシンプルなテンプレートを使用すれば、メンバーと一緒に 「One Simple Thing」 の目標を設定することができます。この作業は何よりもまず、メンバーが自ら目標を書き出すからこそ、効果があるのです。目標を達成するには、目標を書き出すことが重要だということは、研究でも明らかになっています。

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また、目標達成に取り組む時間を捻出し、その時間帯を共有するよう勧めることも、効果が出る要因です。メンバーが上司、友人、家族、同僚と「One Simple Thing」を共有すれば、目標を達成するための強力なサポートを得られます。

私は、この目標設定のやり方を「P:60」(自分の60秒、personal 60 seconds))で補足していました。チームミーティングを始める際、テーブルを囲んだ全員が60秒ずつ、仕事以外のプライベートの出来事を報告するようにするのです。「One Simple Thing」の目標と同様、共有するメリットが働き、チーム全体が一人一人のメンバーに関心を示すようになりました。

とても簡単なことです。従業員の幸福(満足度)に大きな効果をもたらすために、ぜひやってみてください。


画像クレジット:パヴェウ・ザウインスキー
この記事は、e27に掲載されたものです。


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