リモートワーク導入のメリットをおさらい

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この記事はBusiness2CommunityのMax Palmerが執筆し、NewsCredパブリッシャーネットワークを通じてライセンスされたものです。ライセンスに関するお問い合わせはlegal@newscred.comにお願いいたします。

経営者の間で話題の「リモートワーク」。

従業員が在宅で、あるいは世界中のどこからでも働けるようにすることは、果たして良いことなのでしょうか。リモートワークを導入すべきだとしたら、どのくらいの頻度が適切なのでしょうか。また、勤務時間の計測や成果に対する評価は、どのようにすれば良いのでしょうか。

大抵のことに言えることですが、その答えは場合によりけりです。

企業や目標、組織構造や従業員などによっても、答えは変わってきます。もし、やる気がなく、何もしていないのに勤務時間をごまかすような従業員ばかりの企業なら、リモートワークの導入はやめた方が良いでしょう。

しかしほとんどの場合、リモートワークがもたらすメリットは非常に大きく、リモートワークの導入は優先事項として検討するべきです。従業員が仕事熱心で、かつ成果を記録・評価するシステムが整っている企業なら、積極的に導入するのが良いでしょう。

ここからは、その理由を説明します。

1.従業員の生産性が向上する

大抵の人は、社会人になる頃には自分の生産性が高まる条件を知っています。その条件がもし、オフィスに毎日10時間いることなら、そうすれば良いでしょう。しかし、カフェや自宅の寝室の方が効率よく仕事ができるという人にとっては、それが許可されることでより良い成果を挙げられるようになります。

オフィスの同じスペースで毎日一緒に働くことが誰にとっても一番成果を出せる条件だと考えること自体、筋が通っているとは言えません。特に、オフィスでは仕事が中断されやすいことを踏まえると、オフィスが一番と考えるのには無理があります。

2.従業員同士の信頼が厚くなる

リモートワークを許可するということは、従業員を信頼するということでもあります。働く場所を好きに選んだとしても良い仕事ができると信じている、と示すことになるのです。この信頼は、従業員のモチベーションにつながります。もっと頑張ろうと思ってもらえると同時に、上司のリーダーシップに対し、より深い敬意を持ってくれるようになります。

信頼は壊れる危険性をはらんだものでもあります。しかし、職務を全うしたいという気持ちを持ち高い成果を出す従業員であれば、働く場所の選択肢を与えることで、より熱心に仕事に励むようになるに違いありません。

3.適切な距離で仕事ができる

互いに協力し合える強いチームを作ることは、非常に大切なことです。このことは、リモートワークの導入をためらう理由の一つでもあります。

とはいえ、週に5日、1日8時間以上も同じ人たちと一緒に過ごすのは、長いと感じる人もいるでしょう。一緒に過ごすことにうんざりしてくる従業員もいるかもしれません。一方、リモートワークなら、互いに距離を置く機会を得られます。息苦しさから解放され、互いにイライラを募らせることも減るでしょう。

4.採用の幅を拡大できる

リモートワークを許可すれば、自社で働く従業員の幅も広げられます。

家にいる必要のある母親でも、旅をしている人でも、働けることになります。また、親族の病気や配偶者の転勤などの外的な理由で引っ越しを余儀なくされた従業員に、引き続き会社にとどまってもらうこともできます。

さらに、「働きたい」と思っているフルタイムのリモートワーカーにも、チャンスを与えられます。米国のミレニアル世代には、旅をしながらいろいろな国に住んでみたいと考える人が増えてきています。ところが、そういった人々を受け入れる企業は少なく、旅をしながら働きたいというミレニアル世代が就職しようとしても、難航することがほとんどです。しかし、そのようなミレニアル世代が他の従業員と同じような価値を出せないわけではありません。ただ、別の場所から同じ価値を出すというだけなのです。

リモートワーカーの仕事ぶりを測るプロセスや基盤が整えば、海外の従業員も受け入れられるようになります。突き詰めると、チームに貢献してくれる従業員にオフィスに来てもらう必要がなくなるのです。海外の賃金水準は国内より低いケースが多く、大幅な費用削減にもなります。

5.従業員が時間とお金を節約できる

リモートワーカーは、オフィスに通勤する必要も通勤のための交通費を払う必要もありません。

お金の節約は従業員の幸福度につながり、時間の節約は生産性の向上につながります。通勤時間と幸福度の間には関連性があるので、通勤時間が短くなれば、一層仕事に打ち込んでくれるようになります。

6.デジタルイノベーションで、リモートワークがもっと簡単に

現在、リモートワークを支える技術のイノベーションが加速しています。Slackのようなコミュニケーションツールのおかげで、オフィスにいなくても同じように企業に貢献することが容易になりました。また、新しい働き方基準を採用する企業が増えるにつれ、方法論や学びの共有が盛んになっています。これを活用すれば、自社への導入を一気に進めることも可能です。

7.多様性が向上する

リモートワークは、多様性の推進にもつながります。リモートワークを許可することで、さまざまな国や経歴を持つ人々を迎え入れられるようになり、これは、社内で出てくるアイデアの多様性や創造性を高められることになるのです。ごく狭い範囲に住む従業員だけではなく、世界各地に住む人々の幅広い視点を得られるようになります。

8.デメリットにも注意しつつ、メリットを取り入れて

もちろん、リモートワークは良いところばかりではありません。特に、チームの文化を損なうリスクがある、一部の従業員の生産性が下がるかもしれない、リモートワークの導入時に必要な基盤を整えて管理するのはハードルが高いなど、デメリットも確かにあります。

しかし総合的に見ると、上記のようなメリットを全てもたらしてくれるリモートワークは、コストを上回るメリットを生み出します。リモートワークを導入することで、結果的には、生産性も成果もクリエーティブ思考も高められることになるのです。

この記事は、元はDueに掲載されたものです。

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