ワークライフバランスのために、仕事への取り組み方を見直そう

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[Publisher] Medical Xpress

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仕事とプライベートの境目がはっきり分かれていたのは、過去の話。仕事がプライベートに入り込んでくることも当たり前になりつつある現代では、ワークライフバランスを保つのは簡単なことではありません。仕事とプライベートのバランスが崩れると、ストレスは一気にたまっていきます。

リストラやクビなどで仕事を失うかもしれないという不安は、大きなストレスとなります。技術の進歩で、いつでも仕事ができるようになったことで、家で過ごす時間を取れない方もいるかもしれません。小さな子どもがいる家庭では、ワークライフバランスを整えるのは特に難しいでしょう。米国では、60%の母親は第1子を出産後1年以内に職場復帰します。

そうした状況においてもワークライフバランスを諦める必要はありません。まずは、仕事への取り組み方を見直してみましょう。次に、健全なワークライフバランスを実現するための行動に移りましょう。

仕事と結婚したの?

昇進を目指しているときや、抱えている仕事が多く手一杯で余裕がないときなどは、特に仕事にのめり込んでしまう傾向にあります。仕事に熱中しすぎると、家庭での生活に支障が出てきます。

ワークライフバランスが崩れると、どうなるのでしょうか。少し考えてみてください。

  • 疲労の蓄積:疲労は、仕事の生産性や思考力の低下へつながります。そしてあなたへの評価は下がり、大きなミスや失敗につながるかもしれません。
  • 健康状態の悪化:ストレスは免疫系にダメージを与え、病気にかかったときに症状が悪化する恐れがあります。また、ストレスから薬を多量に摂取してしまうリスクもあります。
  • 時間の喪失:仕事にとらわれすぎて、大切な家族とのイベントや記念日に参加できないこともあります。自分が疎外感を抱くだけでなく、大切な人との関係が悪化したり、友人との関係を深めたりすることも難しくなります。
  • さらなる負担の増加:残業が常態化することで、より責任の重い仕事を任される可能性が高まり、それがさらなる不安や困難な状況を招くかもしれません。

ワークライフバランスを改善しよう

仕事を続けている限り、仕事やプライベートでやるべきことを求められることを見極め、コントロールするという課題は常に付きまといます。しかし、自身のやるべきことに上限を設け、自分自身へのケアも怠らなければ、ワークライフバランスは実現可能です。

  • 上限を設ける:時間には限りがあります。つまり上限を設けなければ、仕事などのやるべきことに追われて、自分のやりたいことや大切な人との時間はなくなってしまいます。上限をどうやって設けるのかをご紹介します。
  • 時間の管理:自分が楽しいと感じられないことや、抱えきれないことはやらない。他の人にもお願いしましょう。悩みや解決策を上司に相談するのも一つの手です。買い物は1回でまとめ、洗濯はためないように毎日するなど、家事は効率よく行います。必要なことに時間をかけ、必要でないことには時間を割かないようにします。
  • To Doリストを作成する:ウイークリーカレンダーには家族の予定を、プライベートでも仕事でも、日々のTo Doリストを作成しましょう。計画を立てておくことで、集中しやすくなります。ノープランだと、あっという間に他人の計画や他の優先事項に時間を取られてしまいます。
  • 断れるようになる:今の仕事に加え、プロジェクトのリーダーになってくれないかと頼まれても、保護者会の幹事をやってくれないかと子どもの担任から頼まれても、誠意を持って断れば、何の問題もありません。罪悪感や責任感から逃れ、断ることで、自身にとって有意義なことにもっと多くの時間を割けるようになります。
  • 仕事は職場に置いて帰る:技術の進歩により、いつでもどこでも誰とでもつながれるようになったことで、仕事とプライベートの境目がなくなってしまったのかもしれません。しかし、自ら境目を作ることはできます。仕事とプライベートの時間を意識して分けるようにしてみましょう。
  • メールチェックの回数を減らす:メールを確認するのは、1日3回までにしましょう。昼前、昼過ぎ、夜の3回です。朝一番にメールチェックをしてしまうと、自分自身のすべきことよりも、他人の仕事に集中してしまう傾向にあります。
  • 働き方を変えてみる:フレックスタイムや時短勤務、業務分担の見直し、在宅勤務など、働き方を上司に相談してみましょう。自分の時間を自ら管理することで、ストレスは減らすことができます。
  • 集中できる環境を作り作業効率アップ:一般的に集中力を維持できるのは、おおよそ90分程度とされています。それ以上経つと、情報を保持する力は激減します。作業中に中断させられると、もとの作業への完全な集中力を取り戻すまでには、中断した時間の2、3倍の時間が必要になります。

自分自身をケアしよう

健全なライフスタイルを実現するには、ストレスに対処し、ワークライフバランスを整えることが必要不可欠です。その方法をご紹介します。

  • 健康的な食事:新鮮な果物や野菜、脂肪分少なめのタンパク質を重視するダイエットは、記憶力を高め、スタミナと健康を増進します。
  • 十分な睡眠:睡眠不足はストレス増加を招きます。また、スマホやタブレットなどの電子機器からのブルーライトは、睡眠に影響を及ぼすホルモン、メラトニンを減少させる原因になります。こうした機器は寝る直前に使わないことも大切です。
  • 心地よいと感じる時間を作る:ヨガや読書など、自分が楽しいと思える時間を毎日作りましょう。ハイキングやダンス、料理教室に通うなど、パートナーや家族、友人と一緒にできることが見つかれば、なお理想的です。
  • ボランティア:スケジュールを詰め込みすぎないことも重要ですが、ボランティアがワークライフバランスの向上につながるという研究もあります。「これだ」と感じたボランティア活動に参加することは、やる気の減少やストレスを感じることなく、自分の精神的かつ社会的な幸福の実現にもつながります。

時には専門家の助けも必要

助けが必要なときは、誰にでもあります。もし、手に負えないほど多忙を極め、そのことに頭を悩ませ時間を費やしているのなら、カウンセラーなどの専門家に相談することをお勧めします。勤務先に従業員向けの支援制度がある場合は利用してみましょう。

健全なワークライフバランスの実現は、一度達成できればそれで終わりというものではありません。家庭の事情、自分の関心事、仕事の変化に合わせて、ワークライフバランスを継続的に調整していく必要があります。このサイクルを維持できるように、定期的に優先順位を見直し、適宜調整するようにしましょう。

©2019 メイヨー医療教育研究財団

配給:トリビューンコンテンツエージェンシー

引用:Mindfulness: Tips to reclaim some control in your life-work balance (2019年8月23日)https://medicalxpress.com/news/2019-08-mindfulness-reclaim-life-work.html(最終アクセス日:2019年8月23日)

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