[Publisher] The Guardian
この記事はThe GuardianのJon Cardが執筆し、NewsCredパブリッシャーネットワークを通じてライセンスされたものです。ライセンスに関するお問い合わせはlegal@newscred.comにお願いいたします。
1.通勤時間を有意義に使う
移動時間を無駄にしていませんか?Company Debt(英国の債務支援会社)のマネージングディレクター、トニー・スミス氏はアプリを使って、通勤時間をブレーンストーミング(ブレスト)とプランニングに当てています。スミス氏は、「MindMeisterというマインドマッピングとブレストのためのアプリで、その日のアイデアをまとめておきます」と教えてくれました。
2.ひらめきをメールで残す
インスピレーションというのは、時間を問わず突然ひらめくものです。その場で書きとめておかないと、せっかくのアイデアも消えてしまいますよね。英経営者協会、Institute of Directors(IoD)の東イングランド地域ディレクター、シモーヌ・ロビンソン氏はBraintossというアプリを使用しています。「写真を撮ったり、ボイスメモを録音したり、メモに書いたりして、そのまま自分にメールを送ることができるのです」。
3.作業効率を上げるタイマーの使い方
ブリストル市議会やキングス・カレッジ・ロンドンといったクライアントの生産性トレーナーとしての経歴を持つ、起業家のモイラ・スコット氏は、タイマーで時間を区切るようにしています。「25分かそれより少ない時間にタイマーをセットして作業を進め、時間が来たらごほうびに休憩を取ります。ゲーム感覚で、集中して作業に取り組むことができますよ」。
4.デジタル機器からの通知をブロックする
デジタルテクノロジーは、本来、人の邪魔をするものではなく役立つもののはずです。Oko Digital(英国のGoogle認定広告サービス会社)のマネージングディレクター、マット・ベネット氏は、注意がそれないように通知の設定を変更することを勧めています。「通知には反応しない。SlackやSkypeをミュートにする。アプリの通知音を切る。このように1日中、デジタル機器の通知に振り回されるのではなく、チェックする時間を決めるようにしましょう」。
5.使える時間を見える化する
Osaka Labs(英国のデジタルマーケティング会社)の創設者、サム・ゴームリー氏は、カレンダーの予定を色分けして管理しています。「青は動かせる予定、緑は動かせない予定。黄色は勉強、紫は休日、オレンジはフィットネスという風に色分けします。私は視覚から入る人間なので、一週間のうちどれほど予定が詰まっているか、あるいはどれほど余裕があるのか、一目でわかります」。
6.To Doリストになんでも書き込まない
終わらないリストを作っていませんか?Content Club(オランダのポータルサイト)の創設者兼TedxBrighton(アイデアを生み出すイベントサイト)のキュレーター、トビー・ムーア氏は、次のように述べています。「リストの項目は四つ以内に抑え、自分の生産性を厳しく管理するようにしています。効果の大きな作業を優先しているので、自分が楽しめることに時間を使うこともできるのです」。
そして、これに同調するように、通信会社Vodafone Business UKのディレクター、アン・シーハン氏も「有意義なことに時間を使うべき」だと主張しています。「私の場合は、イノベーション、従業員、そしてお客さまのために時間を使いたいと思っています。自分が無意味だと思うことには、一切時間を使いたくありません。その点については、自分でも非情なほど徹底しています」。
7.メールに振り回されない
メールは重要なツールですが、それによって作業が中断されがちです。Sandler Training UK(英国のマーケティングコーチング会社)の最高経営責任者(CEO)、ショーン・トムソン氏は、メールのチェックは時間を決めて行うべきだと主張します。「私たちは、すぐに返信しなければという思い込みにとらわれています。そのような思い込みのもとで過ごしていると、自分の仕事ではなく、他人が設定した『やるべきこと』やスケジュールに左右されながら仕事をしていることになります。その結果、自身の生産性の低下を引き起こすことになるのです」。
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8.日常習慣の目標を設定する
Customer Thermometer(英国の顧客満足度調査会社)のCEO、リンゼイ・ウィルコット氏は、仕事とプライベートの目標を立て、達成度をチェックできるよう、アプリにリマインダーを設定しています。「StreaksというアプリをiPhoneに入れて、達成したい12個の日常習慣の目標を設定しています。私の場合は、毎日30分以上本を読む、週に2回5kmのランニングをする、マインドフルネスの時間を取るなどを目標にしています」。
9.コラボレーションを効率化する
Pink Spaghetti(英国の個人向けアシスタント会社)を経営するニコラ・ケース氏は、社内で飛び交うメールのラリーを避けるため、企業の上層部はプロジェクト管理ツールに投資すべきだと助言します。彼は「TrelloとAsanaというツールを使っています。プロジェクト関係者全員がプロジェクトボードにアクセスし、自分の担当業務や期限を確認できます。時間の大幅な節約になる上、いちいちメールをしなくてすみます」。
10.デジタルデトックスの実践
充電切れは、なにもデジタル機器のことに限った話ではありません。私たち人間も同じです。リラックスして、心と体を休める時間を取り、充電期間を設けるようにしましょう。
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