気分転換とストレス解消の秘訣を、米国スタートアップ企業CEOに聞いた

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[Publisher] MONEY

この記事はMONEYのケイティ・ヴァン・シクルが執筆し、NewsCredパブリッシャーネットワークを通じてライセンスされたものです。ライセンスに関するお問い合わせはlegal@newscred.comにお願いいたします。

仕事とプライベートの境目が曖昧になって分けられない。そんな人が増えています。メールを受信するたびに手首のスマートウオッチが点滅し、新着メールの通知は一晩中鳴りやみません。スタートアップ企業の起業家の場合、仕事とプライベートの境界線はさらに曖昧になります。彼らが住むアパートはグローバル本社を兼ね、さらに親友がビジネスパートナーを務めていることも珍しくありません。しかし、起業家の多くが、長期的に発展し、生産性を保つ秘訣は「プライベートを充実させる」ことだと気付いているのです。

私たち(MONEY)は、全米のスタートアップ企業の起業家に、仕事とプライベートのバランスを取るために、実際にうまくいった方法についてインタビューしました。皆さんにも試してほしい、それぞれの秘訣(ひけつ)をお教えします。

1.退屈な作業と楽しいことを組み合わせる(ウオーキングミーティングなど)

「毎日いくつか電話をかける予定を入れ、歩きながら電話します。オフィスを出ることで頭をスッキリさせられますし、仕事中でも気分転換になります」— ミーガン・スミス、フィットリザーブCEO共同創設者

2.未知の世界に飛び込んでみる

ネットフリックスに“アート・オブ・デザイン”というデザインの世界を描いた番組があります。長時間働いた後、ドキュメンタリーで学んだ新しい視点を絡ませると、突然、一日中頭を悩ませていた問題にパッと光が差してアイデアがひらめくことがあります。最近、ナイキの靴を手掛けたこともある有名なデザイナーを取り上げたとても興味深いエピソードを見ました。彼が締め切りに追われながら仕事に取り組み、アート、創造性、ビジネスが交わるところで努力している様子は、非常に興味深かったですね。私の仕事に生かせる点がいくつもありましたし、起業家なら誰が見ても学ぶところがあると思います。つまり、自分を解放してクリエーティブになれるバランスを見つけることが重要です」-デイビット・ウォーカー、トリプルミント不動産

3.ニョッキをつくるなど、本当に時間のかかる作業をする

「以前は常に楽しんでいたのに時間がなくてできなくなった、手のかかる料理などの趣味を復活させています。最低でも1時間半から2時間はかかることを選ぶようにしています。

ニョッキづくりの素晴らしいところは、ゼロからつくろうとすると、ジャガイモを90分オーブンで焼いて、冷まして、細かくつぶし、小麦粉を加えて、一日が終わるころにようやく完成することです。仕事とまったく違うことなので、いろいろなことを忘れて、頭を空っぽにすることができます。ノートPCの前に戻ったときには、完全にクリアな思考で仕事に集中できます。そうすることで創造性が増し、やり遂げなければならないことに数時間打ち込めます。しかし、ビジネスよりも自分の人生を優先させる時間がないのであれば、あなたは堂々巡りをしていて、結局、必要なことを本当に達成できていません」- デービット・コミスキー、バークリーペッツ共同創設者

4.バイクの修理など、まったく新しいスキルを学ぶ

「最近、バイクの作業をするためのスペースをレンタルしました。私は元々、機械エンジニアの教育を受けてきたのですが、何かを実際につくったことはありません。今、作業しているのはトライアンフ社のボンネビルというバイクですが、機械系や電気系統について学び、リサーチやプランニングを繰り返しています。1回目から失敗したくないので、焦らずに時間をかけてやるようにしています。それは会社と似ています。さまざまなシステムがあって、うまくかみ合って動作すれば美しく、同じ考え方をバイクにも当てはめたいと考えています」-カーリー・ストリフバーク/バークボックス共同創設者兼COO

5.瞑想(めいそう)で脳を休ませる

「日常的に、自分をリセットしなければと思ったときは、瞑想(めいそう)アプリのヘッドスペースを使うようにしています。1日25時間、頭がフル回転しているので、ヘッドスペースを使うときは完全にスマートフォンからの通知を切って、静かな部屋にこもります。思考を活発に働かせながらも、クリアに保つことが目的で、これがこの6カ月間、最も重要なことでした。これがあったおかげで、頭のネジが飛ぶことなく、リセットしてエネルギーを充電することができました。体の健康を維持することも大切ですが、時々、心の健康を維持することも同じぐらい大切だということを忘れがちです。瞑想(めいそう)は本当に大きな影響をもたらします。いろいろな人から話は聞いていたのですが、こんなにも効果が出ることを自分でやるまで信じていませんでした」-ケビン・ラヴェル、ミゼン+メイン創設者

6.過酷なハイキングを行うことで、「考えるべきこと」と「エンドルフィンが出る活動」を組み合わせる 

「週の半ばに一人の時間が欲しいと思ったら、コロラド州ボルダーの裏山にあるサニタス山のような、高い山に登るようにしています。山の頂上に立つと、ボルダーの街を一望でき、あらゆるものが見えます。新しい視点で考えられると同時に多幸感をもたらすとされる脳内ホルモン、エンドルフィンが湧いてきます。どちらも私にとって価値あることで、本当に大切なものを見極め、意識を集中させることができます。自身のスマートフォンに気を取られることもなく、すべての情報を自分に取り込み、じっくり時間をかけて考えることができるのです。また、運動と組み合わせると、思考の質が上がることに気付きました。ハイキングはスローペースのアクティビティで、動き続けることが重要です。ハイキングの間は、いつもより時間をかけて考えることができます。これは、他ではできないことです」-マイケル・ジョセフ、グリーンシェフ創設者

7.リラックスできるアクティビティで、脳のスイッチを切る

「ワークワイフバランスの維持は、継続して取り組み続ける人生の課題です。自分のブランドを立ち上げると、仕事を優先してしまいがちですが、燃え尽きてしまわないためには、バランスを取ることが重要です。私がアドバイスするとしたら、意識して、強制的に息を抜くような行動を見つけることです。私の場合は、ヨガであり、料理です。例えば料理なら、半ば強制的にでもキッチンに立ち、友人や家族と食事を取ることで、いつも気持ちを満たすことができます」-アリエル・ケイ、パラシュート創設者

8.恐怖心を克服する

「私は高所恐怖症なので、室内ロッククライミングは一度も経験がないものの、興味は持っていました。そこで、夫婦の信頼を築くためにも、2人で趣味として始めることにしました。それは多くの意味で素晴らしいものでした。壁を登っている間は、スマートフォンをチェックすることはできません。精神を集中させなければならないからです。私がその壁に立ち向かっているときに何か考えることがあるとすれば、高所恐怖症を克服することだけです。今この瞬間に集中しなければならないし、他のことに意識を向ける余裕はありませんからね」-キャット・ペレ、ヘルスシャルパCPO兼創設者

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