Sustainability

多様性が根づく職場における働き方とは。持続的な企業成長の原動力を探る

「VUCA(変動性・不確実性・複雑性・曖昧性)」と呼ばれる予測不可能で変化が激しい現代。企業は、変化に柔軟に対応しながら、長期的な視野を持って複雑化した社会課題を解決し、持続的に価値を創造し続けることが求められている。 では、そのような組織とな…

温室効果ガス削減に世界が動く。 未来にツケを回さないためにできることとは?

近年、気候変動(地球温暖化)対策として、各国が「温室効果ガス削減」に取り組んでいる。経済発展と温室効果ガス削減を両立するためのカギとなるのが、「再生可能エネルギー(再エネ)」だ。京都大学大学院経済学研究科 特任教授の安田陽先生は、「再生可能…

いま重視される「コーポレート・ガバナンス」とは? 企業の持続可能な成長に欠かせない理由を学ぶ

さまざまなビジネスシーンで、「コーポレート・ガバナンス」という言葉を聞く機会が増えた。しかし、「企業統治」と訳されるなど、字面からはその本質がなかなか見えづらい。 コーポレート・ガバナンスとは何なのか。なぜ今コーポレート・ガバナンスの重要性…

プライベートワイヤレスネットワークの活用とサステナビリティ

企業が自社利用専用に設営する無線回線「プライベートワイヤレスネットワーク」を導入することで、企業は電力消費をきめ細かくコントロールできるようになり、省エネルギーやCO2排出量削減につながることが期待されています。携帯回線(LTE)を使って空調シ…

転換点を迎える「地方創生」。今持つべき新たな視点と、必要な取り組みとは

現在ではもうおなじみの言葉となった「地方創生」。日本のさまざまな地域を盛り上げていく、という漠然としたイメージはあるものの、実は明確にどのような動きを指すのかご存じの方は少ないのではないでしょうか。 日本における「地方創生」は2014年の臨時国…

進む風力発電部品の完全リサイクル化

GEの再生可能エネルギー部門は、2020年3月に採択されたEU(欧州委員会)のサーキュラーエコノミー行動計画に貢献する取り組みの一環として、欧州における風力タービンのリサイクルと再利用を目的としたパートナーシップ契約を2件締結したことを発表した

2050年までに実現? 世界を席巻する「カーボンニュートラル」とは

2020年10月の臨時国会において、菅義偉内閣総理大臣が2050年までの実現を目指すことを宣言した「カーボンニュートラル」。各地で自然災害が多発するなど気候変動対策が急務となる中、世界的な潮流となりつつあるこのカーボンニュートラルについて、その概要…

世界有数の再生可能エネルギー調達企業Facebook社が100%再生可能エネルギー化を達成

Facebook社は2021年4月15日、「2020年時点における事業活動に必要な全エネルギーに相当する再生可能エネルギーを確保した」と発表しました。 同社は、米国18州および5カ国で6.1GW以上の風力・太陽光発電の契約を結んでいます。契約したエネルギーのうち、現…

海洋プラスチックごみ削減のため、メーカーがスタートアップを技術支援

Razer社(シンガポールに本社を構えるゲーム用周辺機器メーカー)は、海洋プラスチックによる汚染を解決するために、海洋プラスチック除去ロボットを開発する企業、ClearBot社と提携すると発表しました。 これは世界海洋デー(2021年6月8日)を記念して締結さ…

空き瓶がハート形のガラス工芸品に変身~サステナビリティの秘密は、愛?~

吹きガラス職人のイスラエル・バウチスタ氏の作るハートの形をしたガラス工芸品が、メキシコ全土で愛の象徴のようになっています。 常夏を求めて長期休暇を過ごしにきた旅行客が、お酒を飲みたくなるのに理由などいりません。メキシコにあるリゾートホテル「…

IKEA で買い取り再販制度が始まる~サーキュラー・エコノミーを社会の主流にできるか~

スウェーデン発祥の家具ブランドIKEAが、自社ブランド家具の買い取り再販を始めました。IKEAでは、販売した商品を廃棄せずに再利用やリサイクル、修理を行うサーキュラー・エコノミーに移行すると宣言しています。 食器棚や本箱、棚の材料、小さなテーブルや…

コミュニティーバッテリーとは?オーストラリアのエネルギー消費者にどんなメリットをもたらすのか?

イーロン・マスク氏が南オーストラリア州に巨大なバッテリーを建設して以来、オーストラリアではバッテリー業界に過去最大の注目が集まっています。労働党は、次の選挙で勝利した場合、国中に何百もの「コミュニティーバッテリー」を設置する資金を提供する…

廃棄マスクはリサイクルして新たな価値を生み出せるか

オーストラリアの研究者たちは、新型コロナウイルス感染予防のための使い捨てマスクを道路の舗装材に変えようと取り組んでいます。米国ではマスクがベンチにリサイクルされ、フランスでは車のフロアマットとして生まれ変わっています。 マスクは、新型コロナ…

普段使っている電力を、再生可能エネルギーに切り替える台湾発のベンチャー企業

ESG(環境、社会、ガバナンス)を重視する投資家や株主が増え、再生可能エネルギー(RE: Renewable Energy)などのサステナビリティにアプローチする事業への取り組みは、もはや企業の社会的責任や広報活動という枠にとどまらなくなっています。 RE100は、10…

気候変動への対策を求める消費者の声に企業はどう対応すべきか

2021年の今、世界は気候変動との闘いにおいて重大な転換期にあります。善い行いを長年進めてきた民間企業は、サステナブルなビジネス慣行を実行すべきというさらなるプレッシャーに直面しており、その傾向は高まる一方です。そうしたプレッシャーは、企業姿…

グローバル企業の再生可能エネルギー調達動向

このニュースのポイント Amazonは2021年2月はじめ、単独企業による洋上風力発電からの電力調達としては過去最大規模となる、オランダ沖の洋上風量発電からの380MW規模の電力購入を発表しました 。ドイツ沖の250MWの洋上風力発電の電力購入契約(PPA)を発表…

「捨てられたコーヒーカップを道路に変える」オーストラリアのサーキュラーエコノミーへの挑戦

オーストラリア南西部に位置するシドニーの工業地帯の中に、一般には立ち入ることのできない非公開の場所があり、そこには試験用アスファルトが敷かれています。 単なる道路ではありません。 夏の午後の暑い日差しを受けながら、まっすぐに伸びた50メートル…

スペインの街セビリア 廃棄オレンジから電力を作り出す「ロールモデル」に

[Publisher] The Guardian この記事はThe GuardianのStephen Burgen(バルセロナ在住)が執筆し、Industry Diveパブリッシャーネットワークを通じてライセンスされたものです。ライセンスに関するお問い合わせはlegal@industrydive.comにお願いいたします。 …

消費者から選ばれる企業の条件は、経済性と社会性の両立か

パーパスドリブン(自らの存在意義、目的に忠実)な企業や生産者は、より良い世界を築きたいという目的に忠実なために、消費者の中に広く受け入れられ浸透しつつあります。サステナビリティ(社会の持続可能性)に重点を置いた製品やサービスを通じて、自ら…

インパクト投資が急速に注目を集めている理由

2020年代に突入した今「インパクト投資」が広まっています。新型コロナウイルスを抜きにしても、インパクト投資は2020年代の投資戦略において不可欠なものとなっています。資金の力を生かして社会的に良い行いをするということが、急速な広がりを見せていま…

企業が社会的大義をDNAにする方法

多くの企業経営者は、他社との差別化を図れる高い競争力を構築したいと思っているのではないでしょうか。これからの社会では、優れた製品やサービスを提供することは大前提ですが、一方で社会的責任を果たすことも重要となってきています。社会的良心を持つ…

ごみではなく、宝の山だ:3200万本分の箸をリサイクルしたイノベーション

そのアイデアは「寿司桶」から生まれました。当時、カナダのブリティッシュコロンビア大学の博士課程の学生だったフェリックス・ベックさんは、解体現場や建設現場の廃材をリサイクルしようと事業提案したものの、周囲の反応は薄く、とまどっていました。ご…

サーキュラーエコノミーとは?代表的なサービスから市場規模までまとめて解説

近年、気候変動を始め、人間の行動が環境へ及ぼす影響の深刻化が世界的な課題となっています。廃棄物量の増加や、資源・エネルギー・食料需要増などの懸念も深刻化しており、グローバル規模での経済活動の見直しが求められています 従来の大量生産・大量消費…

食品パッケージは安全衛生とサステナビリティを両立できるか

新型コロナウイルス感染が拡大し、世界では多くのコーヒーショップが再利用できる陶器のマグカップをやめ、使い捨てカップで提供するようになりました。同様に、通常は包装されていないスーパーの商品も、安全性と衛生面を考慮して包装されるようになってい…

今改めて注目されるBCP(事業継続計画)って?必要とされる背景から目的まで徹底解説

今、世界はこれまでにないスピードで変化し続けています。そうした中、多くの企業の間で、有事における事業継続の方法、手段などを取り決めた計画である「BCP(事業継続計画)」が改めて注目されています。

脱プラスチックに挑戦する先進企業の「4R」とは

新型コロナウイルス感染症の感染拡大の最中に行われた2020年の「Plastic Free July」。2011年に開始された「Plastic Free July」は、参加者が1カ月の間、使い捨てプラスチックの利用を一切控えるという世界的な取り組みです。行動とマインドセットの変化を促…

グリーン産業革命の現在地

スコットランド発のクラフトビールメーカーであるブリュードッグ(BrewDog)は、スコットランドの高地で、泥炭地の復元や天然林の造成に取り組んでいます。しかし、これはカーボンニュートラルという壮大なミッションに向けた一つの取り組みにしか過ぎません…

急成長するスコットランドの風力発電に熱い視線が集まる

ハイウインド洋上風力発電所はスコットランド最東端に位置するピーターヘッド沖15マイルに位置し、北海油田の発見以来、イギリスで最も劇的なエネルギー革命の先陣を切る存在です。 この世界初となる浮体式風力発電所は、ノルウェーの国営石油大手エクイノー…

再生可能エネルギー由来の電力に100%切り替えた、イギリスの大手電気通信事業者

BTグループ(英国ロンドンに本社を置く大手通信事業者)は、世界各地の自社の拠点において、100%再生可能エネルギー由来の電力での運営を実現したと2020年11月に発表しました。グループ全体の合計で、英国内で最も多くの電力を調達しているという同社は、グ…

ベントレーが2030年までにガソリン車から電気自動車へ切り替え

高級車メーカーとして知られるベントレーは、2030年までにガソリンを燃料とする車種の生産を停止し、完全カーボンニュートラルな企業を目指すことを発表しました。電気自動車への移行(EV化)に取り組む英国の自動車メーカーの中でも、野心的な計画の一つに…

米国電波塔企業が100%カーボンニュートラルを達成、資金調達も有利に

2020年6月、米国の株式非公開企業の中では最大手の通信インフラ企業バーティカル・ブリッジが、100%カーボンニュートラルの目標を達成しました。電波塔企業の中では世界初となります。 フロリダ州ボカラトンに拠点を置く同社は、カーボンニュートラルプロト…

工作機械の世界的メーカーがカーボンニュートラルを目指す理由

工作機械メーカーのDMG森精機株式会社は2020年4月から、東京グローバルヘッドクォータの電力を、「カーボンフリー(CO2排出量ゼロ)」の電力に切り替えた。グローバルに展開する業界最大手が環境への取り組みを強化する背景には、どのような事情があるのだろう…

イギリスの就職前線とグリーンジョブ~環境分野でキャリアを歩むには?~

英国北西部にある都市プレストン出身で、大学を卒業したばかりのレア・ベネットさん(23歳)は、「社会をよりよくしたい」と考えさまざまな活動をしてきました。その内容は、海岸の清掃ボランティアや、アマゾン森林火災の裏にひそむ政治工作に関する調査、…

世界各国のハイアットホテルがコロナ禍を乗り切るために中小企業を支援

ハイアットは世界中の中小企業と提携し、起業家がコロナ禍から生き残るためのさまざまな支援を行っています。 世界中にある60カ所近くのハイアットホテルでは、期間限定ショップの開催や無料キッチンスペースの提供など、ハイアットホテルならではのやり方で…

投資リターンの高い企業の共通項は、社会課題への貢献度?

世界最大の資産運用会社ブラックロックの調査によって、社会課題への貢献度が高く、優れたガバナンス(企業統治)がなされている企業への投資はリターンを生むことが明らかになりました。新型コロナウイルスにより市場が暴落した際にも、こうした企業への投…

いま、世界のお金がESG投資に向かう理由

消費者にいま、単に「安くていいモノ」ではなく、環境に配慮し倫理的にも正しい製品を求める動きが広がっている。こうした意識の変化はヨーロッパだけでなく、若い世代を中心に日本でも浸透してきた。 ネスレ、ユニリーバ、ダノン、ウォルマート、BMW、スター…

ESG投資とは?概要や種類を分かりやすく解説します

投資の世界で、「ESG投資」という言葉に注目が集まっています。耳にしたことがある人もいるのではないでしょうか。ESG投資とは一体何なのでしょうか。この手法は取り入れた方が良いのでしょうか。それとも、投資の世界での一時的な流行として、いずれ終わっ…

リスクを予見し、先回りして事業を守ろう

事業主なら、きっと自分の事業を守りたいと思うはず。それなら、先を見越した行動をとるべきです。問題が起こる前に今、適切な対策をとり、さまざまなリスクによる業績の落ち込みを防ぎましょう。

「BCP(事業継続計画)」から考える、企業に必要な意識変革−平時の備えがビジネスの価値を高めるオリックスの事例

近年続く甚大な自然災害、そして2020年の新型コロナウイルスの感染拡大。生活を一変させるような出来事に、私たちは対応していくことが求められている。ビジネスにおいても同様だ。しかし、企業は人々の生活を支えるために事業活動を継続しなければならない…

太陽光発電所はつくっておしまい?再生可能エネルギーをもっとサステナブルに!

SDGs(※1)に代表されるように、持続可能な社会の実現は、今や地球規模で早急に取り組まなければならない課題です。その流れに呼応するように、太陽光、地熱、風力、バイオマスなどの再生可能エネルギーによる発電事業はますます注目を集めています。 オリッ…

マイクロソフトの気候変動への壮大な挑戦「カーボンネガティブ」

2020年1月、マイクロソフトの社長ブラッド・スミス氏が気候変動に対する「ムーンショット(人類初の月面着陸の実現のように人々を魅了する野心的な目標のこと)」計画を発表し、多くの称賛を集めました。 アマゾンやウォルマートなどの大企業がカーボンニュ…

歴史的建造物に新しい命を

米国南部に位置するテネシー州ナッシュビルには数えきれないほどの魅力があります。 例えば、女性が独身最後の日を楽しむバチェロレッテパーティーや、カントリー音楽の公開ライブなど。気分転換に、ジャーマンタウン、あるいはナッシュビルの繁華街で、アン…

チリ初、輸送コンテナで作られたサステナブルなホテル

チリの主要港、バルパライソ。パナマ運河が開通するまで、南米でもっとも重要だったこの港では、毎年100万を超えるコンテナが行き交います。海辺のそばにはいくつもの丘が立ち並び、海から丘の頂上にかけては迷路のような道や古びたケーブルカーが伸びていま…

オーストラリア森林火災から教訓を得た再生可能エネルギー普及策

オーストラリアに本社を持つソフトウエア開発ツールを提供する「Atlassian(アトラシアン)」の共同創設者であり、 地球温暖化防止策を推進しているマイク・キャノン=ブルックス氏夫妻は、山火事や洪水などの自然災害で送電網が切断された地域に太陽光発電・…

四国の町に見る循環型社会の未来

四国にある人口の少ないとある町。世界で気候非常事態やプラスチックゴミ問題への取り組みが進む中、この町の住民は20年近くも前から焼却や埋め立てへの依存に終止符を打つというミッションのもとに団結し、リユース、リデュース、リサイクルに取り組んでき…

ニュージーランドの国鳥「キーウィ」を守るドローン

ニュージーランドで絶滅が危惧される鳥、キーウィ。薄暗い林を走り回りながらそのヒナを狙う巨大ネズミ。しかし、このげっ歯類を狙う天敵がいます。害獣対策ドローンです。 ニュージーランドの環境保全省(DoC)は国内の生物多様性を守るため、新たなハイテ…

「牛」の力でトラックが動く?

2021年以降、英国の百貨店ジョン・ルイスの何百台もの輸送トラックが、「牛」の力で動くようになります。ディーゼル燃料を廃止し、カーボンニュートラル(CO2排出量が実質ゼロになること)な牛のふん尿を活用した燃料に切り替えるためです。 ジョン・ルイス…

ジェーン・グドール博士が教える 気候変動解決への四つの課題

私は、イヌイット族の老人たちと一緒にグリーンランドの大きな氷崖のそばに立ち、水が滝のように流れて氷山が分離していくのを眺めたことがあります。キリマンジャロ山の氷河が小さくなっていくのを目にしたこともあります。そしてアフリカやカリフォルニア…

ヨーロッパ初 イタリアのスキーリゾート 脱プラスチックへの挑戦

あるイタリアのスキーリゾートが、ヨーロッパ初となる、プラスチック製品利用の全面禁止に取り組みました。これは、近隣の氷河に膨大な量のマイクロプラスチックが堆積していることが確認されたからです。 トレンティーノ、ヴァルディソーレにあるスキーリゾ…

創業40年、イタリアの村をひっそりと活性化させたブルネロ・クチネリ

あたりがひんやりとした空気に包まれ、大理石のタイルがあざやかなピンクに変わる。そんな火曜日の夕暮れ、ウンブリアのソロメオ村でサンセット・プレスカンファレンスが行われました。 「尊厳という言葉は、人によって意味合いが違うのでしょうか?」 「あ…

ページの先頭へ

ページの先頭へ