エネルギーの効率的な利用と供給

オリックスでは、省エネルギーサービス、電力小売などさまざまな事業を展開しています。お客さまのニーズに合わせた商品やサービスの提供を通じて、省エネルギー化やエネルギーコストの削減を実現することで、エネルギーの効率的な利用と供給に貢献しています。

エネルギーの効率的な利用

省エネルギーサービス

省エネルギーサービスは、お客さまの工場や建物内の生産設備等の更新・設置に際し、生産性を向上させることで省エネルギーおよび省CO2等を実現するサービスです。

  1. 共同申請者であるお客さま側の申請業務等や財産管理へのご協力が必要です。
  2. 本サービスのご案内は、補助金の交付をお約束するものではありません。公募要領に反した場合は補助金の返還を求められることがあります。
    補助金は公的資金を受け取ることになるため、財産処分の制限や報告義務があり、承認を得ない計画変更や効果の未達は、補助金の返還を求められることがあります。
    共同申請において、オリックスが補助金返還を行った場合は、返還した補助金相当額をお客さまにお支払いいただきます(ただし、オリックスの責任により補助金返還した場合を除く)。

提供サービス事例

提供サービス サービス内容 具体事例
生産設備における省エネサービス 工場の主要設備である生産設備の更新を柱に生産性向上および省エネルギーサービスを提供 飲料、化学、工業炉、射出成形機など生産設備の更新による省エネルギーサービス
電・熱供給サービス 電力の安定調達・BCP対策・コスト削減を目的としたコジェネレーション設備を導入 高効率なボイラーの導入に加え、排熱の有効利用も実現
LNG燃料転換事業 CO2削減を目的として工場で使用する燃料を重油等から環境負荷の低いLNG(液化天然ガス)へ転換 CO2排出量を削減(転換前比で約10-25%の削減例)
工場ユーティリティにおける省エネサービス エネルギー多消費型の工場向けのユーティリティの更新をメインとした省エネルギー設備の導入 エネルギー使用量の削減(導入前比で約10~35%の削減例)、高効率型ユーティリティ設備(空調設備、照明設備、ボイラ等)の導入
商業施設・オフィスビル向け省エネサービス 施設に応じた複合的な省エネルギー設備を導入 高効率型ユーティリティ設備(空調設備、照明設備、冷凍冷蔵設備、EMS設備等)の導入(導入前比で約5~35%の削減例)
自治体向け省エネサービス 自治体のESCO事業公募の代表事業者にオリックスが選定され、施設に応じた複合的な省エネルギー設備を導入 BEMS、空調のCO2濃度制御/ファン風量制御、高効率照明設備、ろ過システム制御等の導入でエネルギー使用料の削減(導入前比で約10~15%の削減例)

データ

  • 実績件数 約800件(2021年3月末時点)

電力の見える化・自動制御サービス

ユビテックのBE GREEN Nextは、電力使用量の見える化から自動制御までを可能にする省エネルギーサービスです。ITシステムとオフィスの照明・空調・監視設備などの設備機器を連携させ、電力使用量の見える化だけでなく、お客さまが設定した上限値を超えた場合は自動で照明・空調を停止するなどの自動制御機能を備えています。サービス導入による電力使用量の削減効果は約10~15%となっています。

太陽光パネル・蓄電システムなどの販売およびリース・レンタル事業

ONEエネルギーは、太陽光パネルと蓄電システムの卸売販売およびリース・レンタル等のサービスをご提供しています。太陽光パネルと蓄電システムを併用することで、太陽光で発電した電力を蓄電して自家消費したり、余剰電力の売電や停電時の備えとしても活用できます。また、今後の再エネ賦課金増加による電気代上昇のリスクにも備えられます。

  • 再生可能エネルギー発電促進賦課金

データ

レンタル実績件数 約10,700件(2021年3月末時点)

関連リンク

エネルギーの効率的な供給

電力小売事業

小売電気事業者(新電力)として、東北電力、東京電力、北陸電力、中部電力、関西電力、中国電力、九州電力の送電エリア内で、主に民間の高圧業務用の施設・事業所を対象に、割安な電力を供給しています。
「お客さまホームページ」では、ウェブサイト上で月々の電力使用量や電力料金、30分ごとの電力使用実績などを無料でご確認いただけるほか、各データのダウンロードが可能です。また、複数の施設でご契約いただいている場合は、施設ごとのデータを一覧で比較することもできます。

データ

年間電力販売量:1.9TWh  (2021年3月期)
電力供給先:電力供給先:約10,000施設  (2021年3月末時点)

発電所運営

オリックスでは、安定した電力供給のため自社発電所3基を運営しています。

名称 吾妻木質バイオマス発電所 相馬石炭・バイオマス発電所 ひびき灘石炭・バイオマス発電所
所在地 群馬県吾妻郡 福島県相馬市 福岡県北九州市
運転開始 2011年9月 2018年4月 2018年12月
発電能力 13,600kW
(13.6MW)
112,000kW
(112MW)
112,000kW
(112MW)
燃焼方式 木質バイオマス専焼 石炭・木質バイオマス混焼 石炭・木質バイオマス混焼

吾妻木質バイオマス発電所については、こちらをご覧ください。
相馬石炭・バイオマス発電所、ひびき灘石炭・バイオマス発電所では、環境への配慮としてバイオマス燃料を約30%以上混焼させることにより、同等クラスの石炭火力発電所と比べCO₂排出量の低減をはかるなど、環境に配慮した世界最高水準の設備を採用し、持続可能な未来づくりに向けて先進的な取り組みを行っています。
オリックスは、安全で安心な燃焼方式による吾妻木質バイオマス発電所、相馬石炭・バイオマス発電所、ひびき灘石炭・バイオマス発電所の運営を通して、季節や天候に左右されない、安定した電力を発電・供給しています。

電力トラッキングシステムの共同研究

オリックスでは、再生可能エネルギー由来の電力の供給から消費までの産地や履歴を証明する、ブロックチェーン技術を活用したトラッキングシステムについて、国立大学法人東京大学大学院工学系研究科と共同研究を開始しています。

近年、脱炭素社会やESG投資といった社会の関心の高まりを受け、企業や自治体が消費電力を再生可能エネルギーで100%賄う「RE100」を目指す動きが世界的に広がりを見せています。一方、発電所で作られ電力会社の送配電網に集約されて企業や個人などの消費者に届けられる従来型の電気供給サービスでは電気の由来がわからず、再生可能エネルギーの産地証明が課題となっていました。

このような課題の解消に向けて、電力取引データやGPS情報を基に、再生可能エネルギー由来の電力の発電地や電源種別、発電時間、供給者といった電力の産地を証明するトラッキングシステムの実証実験を行います。あわせて、太陽光発電所や一般家庭などの複数の電源と、事業所や工場、電気自動車などの複数の消費地との同時同量※1マッチングの検証にも取り組みます。また、複数の発電地と消費地の地理的な電力の輸送距離を最小化するシステムの開発を行うことで、再生可能エネルギーの地産地消を促します。

これらにより、需要家が近隣の電源から電力を購入することで地域経済の活性化に貢献すると同時に、電力の効率利用にもつながります。将来的には、電気自動車によるデマンドレスポンス※2、バーチャルパワープラント(VPP)を含めた総合的な電力ネットワークの開発や、電気自動車を被災地での緊急電源に利用するといった社会システムへの応用も視野に入れていきます。

今回の共同研究を皮切りに、今後も社会環境の変化を見据えて、バランスの取れた再生可能エネルギーの普及と、分散型エネルギーネットワーク社会の実現を目指します。

  1. 電気はそのままためておくことが難しいため、供給量と需要量を30分間の総量で常に一致させておくこと。
  2. 従来は電力需要に合わせて供給側が電力量を変動させていたのに対し、需要家側が需要量を変動させて同時同量にすること。

バーチャルパワープラント(VPP)の構築実証事業に参画

ONEエネルギーは、東京電力ホールディングス(株)が中心となる「バーチャルパワープラント(VPP)構築実証事業」に参画しています。VPPは、個人宅や商業施設、工場等に設置された蓄電池の充電と放電をコントロールすることで、一つの仮想発電所のように機能させます。VPPは小規模の分散型エネルギーリソースを効率的に利用するため、大規模な発電施設に比べ、安価で設備を整備できる経済的なメリットがあります。

  • 経済産業省が所管する「平成31年度需要家側エネルギーリソースを活用したバーチャルパワープラント構築実証事業(執行団体:一般社団法人環境共創イニシアチブ)」に参画。

関連リンク

環境対応型電力供給サービス

RE100やESG投資など、環境意識の高まりに伴い、環境対応型電力(低排出係数メニュー)の供給サービスを開始しています。オリックスが調達する電力について、風力発電やバイオマス発電などの再生可能エネルギー由来の電力の内訳を増やすほか、非化石証書やJ-クレジットなどの購入により、お客さまのRE100の達成や、CO2排出量の削減をサポートしています。

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