人材育成体系

近年大きく変化する事業環境の中で、オリックスグループの社員一人一人が個々の能力を最大限に発揮できるよう、さまざまな研修制度を設けています。

研修体系

研修体系図

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人材マネジメント・組織開発力(階層別)

若手の育成として、「入社前研修」・「新入社員研修」から3年目・5年目・主任(7年目前後)を対象に、「社会人としての意識改革」や「会計・財務・法務」などの専門知識、「キャリア形成の支援」などを目的とした研修を実施しています。また、マネジメント層の役職別に、「人材マネジメント」や「組織開発(部門別)」を目的とした研修を実施しています。

若手(アソシエイト職・スタッフ職)向け

新入社員研修 会計・税務・法務研修
オリックスで働く上で必要な基礎知識を身につけます。入社前には、集合研修や資格取得で基本的な金融知識を身につけ、新人研修ではビジネスマナーやさらに進んだ金融知識、グループの商品知識などを学びます。 金融サービスを提供するうえで、必須知識である「会計」・「税務」・「法務」に関する基礎知識の習得と確認を目的として、1年目~3年目にかけて約50時間の集合研修を実施します。また、関連知識の資格取得についても取り組みます。
階層別研修 現地法人派遣プログラム
入社時研修の後も、新人フォローアップ研修、3年次研修、新任主任研修等の階層別研修を行っています。それまでの経験を振り返るとともに、今後のビジョンを描いてもらうことを目的としています。 若手社員を現地法人に派遣し、実地研修を行っています。オリックスの海外ビジネスを体感し視野を広げ、キャリアデザインに生かしてもらうことを目的としています。

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管理職向け

新任評価研修 マネジメント力強化研修
新任の管理者には評価者研修を行い、組織牽引力や労務管理・報酬制度等、管理者として必要な基礎知識を学びます。 人・組織を作り、育てるためのマネジメントの原理原則や責務について研修を行います。自己が認識するマネジメントスタイルを、目指すべき姿に近づけるプロセスや、リーダーシップと強い組織の作り方などについて学びます。

キャリア入社者向け

入社時研修 フォローアップ研修
経営理念や価値観、組織体系の理解を深め、早期に自身が持つ能力を最大限発揮していただけるよう、入社時研修をおこなっています。 入社後のフォローアップとして、金融に関わる「会計」・「税務」・「法務」の基礎知識や、商品知識などの研修を行い、異業種からのキャリア入社の人にも活躍していただくための基礎構築をサポートします。

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人材マネジメント・組織開発力(グローバル)

2011年度より、グローバルに活躍できる人材を戦略的に育成することを目的に、グローバル人材育成体系を構築しました。2017年度は16名の社員が海外研修プログラムへ参加し、これまでに延べ約330名の社員が参加しています。

若手(アソシエイト職・スタッフ職)向け

海外トレーニー制度<対象:4年目~> 国内グローバル人材育成プログラム
グローバル展開するビジネスに対応できる人材の育成を目的に、海外駐在・海外関連部門を希望する社員を公募して米国・中国・韓国に派遣します。海外の大学やビジネススクールプログラムと現地法人でのOJTを組み合わせた研修プログラムです。 英語の語学力のみならず、ネゴシエーションやプレゼンテーション等のグローバルコミュニケーションスキル、グローバルビジネスマインド等を習得し、グローバルで活躍できる人材の素地を身につけることを目的としたプログラムです。

キャリアデザイン

社会情勢の変化やライフイベントによって、個人がキャリアに関わる選択を求められることが増える中、制度面の充実とともに、一人一人が自立的に考え、行動できるようサポートを行っています。 キャリアデザインに関する制度はこちらをご覧ください。

キャリアデザイン(女性社員向け)

女性が個々の力を存分に発揮できるよう、自らが主体的にキャリアを築くことを支援する研修を用意し、女性社員のさらなる活躍を推進しています。女性キャリア支援プログラム実施により、この10年間で女性管理職が250名から590名に増加し、オリックスグループの成長を支える人材力強化に繋がっています。

  • 数字は主要グループ10社合算

若手女性社員向け

「ORIX Group Women's Forum」
若手社員向け女性フォーラム
「ORIX Career Design Workshop」
女性主任向け選抜研修
入社4年目以降の若手女性を対象に、年2回東京・大阪にて実施しています。自らが主体的にキャリアを築くことを目的に、トップマネジメントや外部講師を招いた講話や、女性管理職と主任クラスの社員の交流を図る場等を設けています。 管理職への昇格を控えた女性社員を対象に、働く意義や自分らしいマネジメントスタイルを考える場を提供することで、多様なスタイルをもつ女性管理職の育成を加速させることを目的としています。2017年度は33名を対象に2日間のプログラムを実施しました。

管理職女性社員向け

「ORIX Group Women's Forum」
管理職向け女性フォーラム
異業種女性マネージャー勉強会
女性管理職を対象に、年3回東京にて実施しています。今より一歩前に踏み出す」きっかけを作り、自分なりの活躍スタイルやリーダーシップの取り方を考える場として、2017年度は延べ280名が参加。フォーラムにはCEOと女性執行役ら経営陣が登壇し、ダイバーシティ推進の重要性や女性管理職に対する期待についてトップメッセージを発信しています。 日本企業、外資系の中でも女性活躍推進に積極的な企業7社で次世代を支える女性幹部候補育成、社外のネットワーク作りを目的に実施しています。各社の女性役員を招いての懇話会や外部の講師を招いてのキャリアセミナーなど様々な取組みを、社外の人と共に考え、実践しています。
メンタリングプログラム
経験豊かな役員や部長をメンターとして、仕事やキャリアについて定期的に相談することで、さらに一段高い視野をもち、キャリアパスを考える機会を作っています。メンティー自身がメンターを選び、各自でテーマ設定できる点が特徴です。2017年10月までに、延べ110人の社員がプログラムに参加しています。

その他、仕事と家庭の両立支援に関する制度はこちらをご覧ください。

キャリアデザイン(仕事と家庭の両立支援)

制度面での支援に加え、育児や介護での離職を防ぐために、オリックスグループでは働き続けるために必要な知識や、先輩社員のノウハウ、心構えなどを習得することを目的に、両立にむけたキャリアデザインセミナーを実施しています。

「ORIX Group Mom」
産休前・育休中社員向け懇親会
夫婦で考えるキャリアセミナー
ワーキングマザー同士の交流を図り、復職を支援する懇親会を2005年より開催しています。2017年11月で37回目となり、1回あたり約50名が参加しています。参加者は会場内の託児施設に子供を預け、先輩社員から復帰後の1日のスケジュールや仕事と家庭を両立するポイントなどを聞き、職場復帰に向けた準備と復帰後のイメージを掴んでいます。 子供を持つ女性だけではなく、そのパートナーである男性にも働きかけ、夫婦で仕事(キャリア)と家庭の両立について考える機会の提供を目的に、2016年より夫婦参加型セミナーを実施しています。社員の長期的な活躍に繋がる働き方を見直すきっかけ作りや、ワーキングファザー、ワーキングマザー同士のネットワーク作りにも貢献しています。
介護セミナー
家族の介護問題に直面している社員は増加しており、また将来の介護の発生について不安を感じている社員も多くいることから、仕事と介護の両立は重要な課題となってきました。年齢、性別を問わず、介護に関心がある社員を対象に、介護の事前準備と心構えについてのセミナーを2016年度から実施しており、これまでに約300名の社員が参加しました。

キャリアデザイン(シニア社員向け)

年齢に関係なく、多くの経験や専門性を持つシニア社員の活躍が企業の組織力・活力を高めることに繋がると考えています。オリックスグループでは定年を65歳に引き上げ、シニア社員の活躍推進も積極的に行っています。

キャリアデザイン研修および面談 主幹前研修
50歳という節目を機会に、今後の継続的な活躍を目的として、自らの強み、経験、価値観を再認識して、それらを活かしたうえで、さらに一歩進めた働き方・役割を主体的に考えます。 65歳定年延長の実施に伴い、会社の制度説明とともに60歳以降の役割や働き方を考えていきます。また健康維持や今後のマネープランについての理解も深めていきます。

自己研鑽支援(スキル習得)

社員一人一人のスキルアップを支援するため、幅広い分野のプログラムを用意しています。

選択型研修プログラム 自己研鑽支援プログラム
社員一人一人が現場において最大限の力を発揮できることを支援するため、大学院などの講師を招き、「論理的思考」「金融知識」「マーケティング/戦略立案」など、幅広いプログラムを実施しています。 社員が自分自身の業務に必要なスキル、知識を習得するために、社内研修、通信教育、Eラーニング等幅広く揃え、主体的に努力し続ける社員を支援します。年間6万円を上限に、能力開発に要した費用(受講料)の60%を補助します。
自分磨き制度
社員に対して年間一定金額の福利厚生ポイントが付与され、資格取得や語学学習などの自己研鑽、スポーツジム利用などの健康増進、育児・介護関連サービスの利用による家庭と仕事の両立支援などを一人一人が自由に選ぶことができます。

グループ各社の取り組み

オリックス自動車

直営、フランチャイズ共通で、レンタカー店舗業務のプロを育成する研修を実施しています。2016年より、これまでの筆記試験からWebでのテストに切り替え、社員、アルバイトなど職種に関わらずこれまでに約1,200名が受験しました。また、同じく2016年より、接客レベル向上、顧客満足度向上、ブランド価値向上の観点から「オリックスレンタカー カウンターコンテスト」を実施し、2年間で全国7エリアから合計約180名が参加しました。来店されたお客さまに対し、貸し渡しはもちろん、参加者それぞれの経験や出身地域の特性などを生かし、コミュニケーション能力を競いました。

オリックスレンタカー カウンターコンテストの様子

オリックス・レンテック

測定器の検査・校正に関わるエンジニアの技能レベルを、オリックス・レンテックが独自に開発した「CALNETシステム」にて一元管理しています。検査・校正の対象となる測定器に対し、必要な資格を保有していることはもちろん、適正レベルに達していなければ検査・校正ができない仕組みを構築しています。
本システムでは、数万タイプの測定器を約200分野に分類し、経験実績に応じて技能レベルが設定されています。そして、上位の技能レベルへと昇級するためには試験を受ける必要があり、エンジニアは本システムを活用して毎年どの分野でどのレベルを取得するか目標を設定します。技能レベルを“見える化”することで、品質の維持向上に努めるとともに、より一層のスキルアップと上位の技能レベルを目指すモチベーション向上にもつながっています。

オリックス不動産(宿泊施設)

オリックス不動産が運営する、全宿泊施設に、AED(自動体外式除細動器)を導入しており、社員は救命講習を受講しています。
また、2017年6月には、全宿泊施設合同で、火災を想定した防災訓練を実施しました。

オリックス・リビング

オリックス・リビングでは、介護スタッフに対して、介護技術の研修はもちろん、接遇マナーなど、1,500項目にのぼる、昇格にもつながる階層別研修を実施しています。研修後の試験結果に応じて、レベルを名札の色と星の数で表し、制服につけるようにしています。自身のレベルを常に見える化することにより、モチベーション向上施策にもつながっています。

オリックス・ゴルフ・マネジメント

オリックス・ゴルフ・マネジメントでは、すべてのゴルフ場・練習場にAED(自動体外式除細動器)を導入しており、社員は救命講習を受講しています。また、毎年、地域の消防と連携した消防訓練を実施しています。

すみだ水族館・京都水族館

すみだ水族館、京都水族館では、月に数回、全飼育スタッフ向けに舞台演出家などの講師によるレッスンを実施しています。
両水族館は、いきものと触れ合い、遊びながら学べるエデュテインメント(※)施設を目指しており、いきものを展示して「見せる」だけではなく、スタッフがお客さまとのコミュニケーションを通じていきものについて「伝える」ことが大切だと考えています。そのため、スタッフがお客さまと接する際の話し方や動作、パフォーマンスなどに対し、指導を受けています。

  • エデュケーション(Education:教育)とエンターテインメント(Entertainment:娯楽)を組み合わせた合成語。近年、博物館や美術館などでは、楽しみながら 学習する手法を表現する用語として認知されている。

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