キャリア紹介Career Interview

オリックス自動車を選んだ理由

とにかくクルマが好きで整備士に。
家族との時間も大切にしたい。

私はもともとクルマが好きで、高校時代はガソリンスタンドでアルバイトをしていました。同じクルマ好きの先輩と知り合う中で、乗るだけではなく、自分でメンテナンスもするようになり、整備士の仕事に興味を抱きカーディーラーに就職しました。整備士の仕事は、クルマが大好きで、ずっと現場で働きたいという目標を持つ方が多く、私も入社当時は同じ考えを持っていました。転機となったのは結婚し、子どもが生まれたことです。共働きだったこともあり、なかなか休日が合わず、家族旅行や子供の行事に参加できないことも多く、30歳を過ぎたころに転職を意識し始めました。特にこだわった条件は、「自動車に関われる仕事」で、「土日祝日が休み」であること。オリックス自動車は前職の時に仕事上やり取りする機会があり、事業の幅広さに好感を抱いていたことも転職を決めた理由の一つです。入社してみると、ワークライフバランスを大切にできる環境であるとともに、ジョブローテーションも多く、非常に多くの経験を積むことができています。

現在の仕事内容

整備士経験を通して培った現場目線で
整備工場との関係強化につなげる。

オリックス自動車のメンテナンスリース車両は、全国の提携整備工場でメンテナンス管理しています。そしてその整備工場との調整や関係構築を行うことが、私が所属するサービスフロントの主な業務です。前職では実際に整備する立場だったので、現在の仕事上のリスクや整備スケジュールについて現場目線を交えて考えることができます。たとえば、預かった車両が想定以上に修理箇所が多く、整備に時間を要することが判明した場合、お客さまが希望する納期と整備に要する時間を検証し、双方が納得できる形で調整を図ります。前職で培った現場目線を生かし、整備工場との信頼関係を構築することで、臨機応変な対応と高い品質管理につなげています。
また、新しい提携先を探すことも私たちの大切なミッションです。既存の提携先からのご紹介もありますが、提携先を訪問した際に、付近の整備工場の状況を確認して回ることを心がけています。いくら新規の仕事が増えても、対応できる整備工場がなければ、お客さまや営業担当の要望に応えられません。提携先がないエリアができないように、日々アンテナを張ることを大切にしています。

転職の経験から得たこと

関係先との対話を通じて、
サービスの価値を高めていく。

私が転職を通して得たものの一つに、「コミュニケーション能力」が挙げられます。オリックス自動車に入社してから、前職ではまったく関わりのなかった分野の方々とのやり取りが増えました。たとえば、タイヤメーカーやバッテリーメーカーの方々、そして社内の営業担当や関連する事業部の方々です。こうしたやり取りを通して、より幅広い知識や経験に触れることができ、自分の視野も広がります。またその中で新たな気付きが生まれ、最終的に自分の提案が認められた時の喜びは、何にも代え難いものがあります。
もちろん、日々最も多くコミュニケーションを取るのは整備工場の方々です。職人気質の方も多く、専門的なご意見や、作業の金額に対するご要望もいただきますが、前職の整備士としての経験があるからこそ、現場目線でのご回答や、作業項目の見直しによる代替案をご提示することもできます。私たちサービスフロントのメンバーは、専門性を持ったサポート部隊です。今後さまざまな関係先との対話を増やすことにより、新たな視点を身に付け、提供するサービスの価値を高めていきたいと考えています。

電動化・インテリジェント化などの技術革新によって、自動車業界は大きな変革期を迎えています。このような状況下で、整備工場は、新しいシステムを導入するための設備投資や整備士の人員不足への対応など、多くの課題を抱えています。実際、提携先の工場担当の方と話をしていて、こうした課題や悩みを数多く耳にします。
今後、オリックス自動車が整備業界を支えるサービスや仕組みを作ることも重要な使命だと感じています。今すぐ何かを大きく変えることは難しいですが、整備士としての経験と今の仕事の経験を生かすことで、整備工場の課題解決に貢献するサービスの検討に挑戦していきたいです。新しいことに積極的に取り組めることもオリックスグループ、オリックス自動車の魅力です。現状維持ではなく発展することを常に考え、引き続きチャンレジしていきたいと思います。