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すべての始まりは金融から
ビジネスを創造して進化するオリックス
オリックス創立50周年 誕生を振り返る
3 「新しいことに挑戦 隣へ隣へ」
〜オリックスのDNA 故乾恒雄名誉会長の経営哲学 #2〜

リースを起点に隣へ隣へと広げていった事業領域


日本の年平均10%の高度成長も1973年の第一次オイルショックで終わります。オリックスは、リース業界の競争が激しくなってくると、今度はリースを起点に隣の事業へと多角化を進めました。

例えば、店舗やオフィスの内装・設備のリースを手がけるオリエント・リース・インテリア(その後、オリックスに統合)や自動車のメンテナンスも担うオリエント・オート・リース(現 オリックス自動車)、電子計測機器レンタルのオリエント測器レンタル(現 オリックス・レンテック)、船舶リースのペルサス・シッピング(現 オリックス・マリタイム)など。

リースで培ったノウハウを武器に、世の中の変動にフレキシブルに対応したのです。
表面的には、一見関連性がない事業があるかもしれませんが、リースを起点に隣へ隣へと事業領域を広げてきたので、全ての原点はリース(金融)にあります。

ビジネスに国境なし

また、乾は海外にも目を向けました。まずは、東南アジアへの進出でした。

乾は「ビジネスに国境なし。日本に営業所をつくるのも、海外につくるのも同じだ」と考えていました。
特に、東南アジアは日系企業の進出が盛んだったことから、リースが受け入れられやすい環境にありました。
1971年の香港を皮切りに、シンガポール、マレーシア、インドネシアなど、ほぼ1年に1社のペースで海外ネットワークを広げ、各国で最初のリース会社を立ち上げてきました。今日では30カ国以上で事業を展開するまでになっています。

ほかにはない企業グループへと成長させたオリックスのDNA

事業の多角化、海外進出をはじめとした「新しいことに挑戦する」という考え方は、その後もオリックスに根差し、DNAと言われるようになりました。

日本において、リースという未知のものを浸透させるべく発足した会社はこのように業容を拡大し、ほかにはない企業グループへと成長しました。

時代とともに変化し続け、事業領域を広げるオリックス。
オリックスを支えるのは変わらないこのDNAなのです。

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