VOICE:03

アジアの環境ビジネスを通して子ども達に豊かな未来を残したい。

木俣 琢磨 / TAKUMA KIMATA

環境エネルギー本部
2014年1月入社/前職:独立行政法人

※掲載内容は取材当時のものです

KEYWORD
  • #事業投資
  • #グローバル
  • #大規模プロジェクト

PROFILE

木俣 琢磨

約10年超にわたりM&Aのアドバイザリー業務を経験後、途上国の開発支援や環境政策に関わることを目的に独立行政法人に転職。途上国PPP(パブリック・プライベート・パートナーシップ)事業に関する投融資や環境ファンドへの出資などを手掛ける。その後、2015年にオリックスに入社。環境エネルギー本部への配属となった。現在はアジアで環境関連事業を行う企業などに投資するファンドの支援業務に従事している。

フードロスの軽減やエネルギー効率の改善。途上国には取り組むべき環境政策がまだまだある。

現在手掛けているのは、再生可能エネルギー事業をはじめとするCO2削減に寄与する環境関連の企業や事業に投資するファンド事業の支援業務です。同ファンドの名称はアジア・クライメート・パートナーズ(以下、ACP)で、香港に本部を置き、オリックスとアジア開発銀行、欧州資産運用大手のロベコ社が運営者となっています。現在、オリックス、アジア開発銀行のほかに英国政府、JICA、有力金融機関などが出資者に加わり、今後数年かけて投資する方針です。

ACPは現在までに、インドネシアに工場を持ち、長時間放電できることを特徴とするバッテリー製造会社や、インドの冷凍・冷蔵物流会社への出資を行いました。インドではサプライチェーンの途中で、まだ食べられる食品が捨てられてしまうフードロスが大きな問題となっていました。今回の出資は、インドの物流事情を改善させることによる、フードロスの軽減やエネルギー効率の改善を目指したものです。

途上国開発および環境政策は学生のころから携わりたいと考えていた事業です。近年、一児の父となり、この子のためにも未来に良い環境を残したいという思いがますます強くなっていました。そのような中、ACPの業務に携われることを、本当にうれしく思っています。私はこれまで10年間以上にわたりM&Aに携わり、今後もその経験を海外の環境政策の分野で生かしたいと考えていました。そういった意味で、この業務はまさにこれまでの集大成と言えるものになるはずです。しっかりとACPを成功へと導き、2号、3号ファンドを創設していく礎にしたいと考えています。

国籍や言語は違っても“思い”は通じる。海外のスタッフと志を共に、業務に臨む。

ACPでは投資実行の際に投資委員会での議論を経て、投資の実施を決定しています。オリックスからは役員が委員の一人として参加しており、現在、私はその委員を補佐する立場として、投資に関する分析や助言などを行っています。投資委員会が投資の判断を誤らないよう、事前に必要な分析を行い、情報をそろえることが大きな役割です。前職まではあくまで一投資家としての立場でしたが、オリックスでは自社の事業として投資に関わることになるため、身が引き締まる思いで仕事に臨んでいます。

実際の投資案件の開発や分析は、香港にあるACP本部のチームが担当しています。メンバーは約10カ国の出身者で構成され、すべて海外のスタッフです。意思疎通には言語の壁があるのはもちろん、日本人との考え方の違いを感じることも少なくありません。当たり前のことですが、日本にいるときと同じ感覚では、お互いを理解することができません。

また、オリックスは事業会社として、インフラ・ファンドとは異なる観点で出資対象となる会社やマーケットを見ています。そのため、投資を検討する際は、さまざまな指標を確認しており、インフラ・ファンド出身者からは、なぜここまでやるのかと問われることも少なくありません。しかし、投資を成功させるためには、徹底的に案件を精査する必要があると考えています。関係者のバックグラウンドはさまざまですが、私たちには環境を良くしたい、良い社会を作りたいとの共通の思いがあるのです。国籍や言語は違っても同じ目標を共有できれば、モチベーション高く業務に臨むことができると、日々体感しています。

自ら手を挙げて挑戦し、最後まで業務を全うする。

ACPの業務は、ぜひ携わりたいと思っていたことの一つです。その希望が通り、事業推進の一端を担っています。自ら手を挙げればさまざまなことに挑戦させてくれるところは、オリックスの良いところだと思っています。一方でそれは、業務を最後まで全うすることも求められています。ACPに携わる前は、海外エネルギービジネスへの投資を手掛けていました。中には実際の出資に至らなかった案件もありますが、いずれの場合も最後までしっかりと業務を全うすることが求められました。厳しいように思えるかもしれませんが、私にとっては自らの仕事の手応えがつかみやすい環境だと感じています。

現在は週の半分以上を、香港のACP本部での業務や投資対象会社への同行などに費やし、週末を日本で過ごすという生活を続けています。今後はできればACPの本部がある香港に常駐し、腰を据えて、より深く事業に関わっていきたいと思っています。海外事業に携わりたいと考えた原点は、日本経済をより発展させたいという思いです。日本、そして世界の成長を実現するフィールドとして、オリックスは最高の場所だと感じています。

WHY ORIX? ~転職してオリックスを選んだ理由~

「海外」と「環境」。オリックスは2つのビジネスへの想いの、終着点。

以前は、主に投資銀行にてM&Aアドバイザリー業務を行っていました。学生のころから途上国開発と環境問題について学んでおり、また同じくらい海外にも強く興味を持っていました。その思いは社会に出て10年が過ぎても枯れることはなく、“海外”と“環境”という2つの分野に関わることができる会社を探していました。そのような中で前職の独立行政法人に転職をし、海外への投融資にも携わることができました。しかし、よりダイナミックな仕事ができるフィールドを探すようになり、投資に関する実績が多くあったオリックスを選びました。私はこれまでのキャリアの中で、投資に深く関わり、また、海外事業にも携わっていました。国内外で環境事業も手掛けるオリックスには、これまでの経験を生かすことができるフィールドと挑戦を歓迎する風土があります。入社以来、環境エネルギー分野で海外への投資に携わることができ、今では海外への投資を専門とするファンドの業務につけるなど、自分の望むキャリアを歩むことができていると感じています。

ONE DAY SCHDULE

  • 9:00 出社
  • 10:00 個別プロジェクト関連の資料読み込み
  • 13:00 ACPのメンバーとランチ
  • 14:00 個別プロジェクトに関して担当者とディスカッション/投資候補先企業の面談に同席
  • 16:00 社内用資料のまとめ
  • 19:30 退社

CAREER PATH

  • 2002年10月 M&A専門企業に入社 仲介業務を従事
  • 2005年3月 大手証券会社入社 M&Aアドバイザリー業務を担当
  • 2014年1月 独立行政法人に入社 途上国PPP事業や環境ファンドへの出資等を行う
  • 2015年4月 オリックス株式会社に入社、環境エネルギー本部 事業開発部 海外事業チームへ配属
  • 2016年2月 アジア・クライメート・パートナーズ担当

FUTURE

将来は海外現地に駐在し、投資事業に携わっていきたい。

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